>>389
まだテラーがロスアラモスにいて水爆をみんなの前で提唱した際、周りは嘲笑っていましたがオッペンハイマーは耳を貸してテラーに話をさせました。結局却下されテラーはマンハッタン計画から抜けることを決意しますが、それでもオッペンハイマーは「君の好きなことを何でも研究していいからロスアラモスに残らないか。週に1時間だけでも私と1対1で議論する時間を取らないか」とテラーに持ちかけていました
当時、秘密保持の観点から「抜けたやつは暗殺する」なんていう本気じみたジョークをグローヴスから受けていたため、研究者をロスアラモスに残すことで研究者たちの安全を確保しようとしたということももちろん大いにあるでしょうが、研究者としてテラーへのリスペクトも感じるシーンでもありました。