映画を見た直後は黒幕ストローズが最後JFKによって政治生命を断たれることに拍手喝采となってそれなりにスカッとして劇場を後にするわけだが劇場を出てから考えるとストローズの方がアメリカ市民に対して忠実だったなと思う

オッピーやアインシュタインはアメリカ一国ではなく人類全体のことを考えていたけどそれって国際機関で共同管理みたいな夢物語でしか成り立たず実行可能性は低い科学者の夢物語に過ぎない

オッピーはリアリストだったので原爆を完成させた
テラーは夢物語を語っていたが戦後は立場が逆転しオッピーが夢物語(水爆を国際管理スフィア)を語りテラーはむしろリアリストで水爆を完成させる

ストローズは正しかったのでは?
と思わせる余韻を残すこととなる