【スペイン】情熱の王国-El Rey de todo el mundo-
原題 El Rey de todo el mundo
製作年 2021年
製作国 スペイン・メキシコ合作
配給 Action Inc.
劇場公開日 2024年6月1日
上映時間 99分 スタッフ
監督
カルロス・サウラ
製作
エウセビオ・パチャ
脚本
カルロス・サウラ
撮影
ビットリオ・ストラーロ
美術
アレックス・アルベス
編集
バネッサ・マリンベル
音楽
アルフォンソ・G・アギラル
カルロス・リベラ キャスト
アナ・デ・ラ・レゲラ/サラ
マヌエル・ガルシア=ルルフォ/マヌエル
グレタ・エリソンド/イネス
イサーク・エルナンデス/ディエゴ
ダミアン・アルカザール/アンドレスの父
エンリケ・アルセ/アンヘル(イネスの父)
マノロ・カルドナ/アンドレス・アンセルモ
イサーク・アラトーレ/フアン
エウラリア・ラモン/イネスの母 スペインを代表する映画監督カルロス・サウラが、メキシコを舞台にミュージカル劇の幕が上がるまでを描いたドラマ。
舞台演出家マヌエルが次回作として考えているのは、ミュージカルを作る過程を描いたミュージカル。構想からキャスティング、完成までを描くには振付師の存在が不可欠で、マヌエルは著名な振付師である元妻サラに助けを求める。サラも出演者として、交通事故で車椅子に乗る登場人物を演じることに。キャスティングでは若者たちがオーディションに受かろうと競争心を燃やし、やがて3人の男女が頭角をあらわす。その中の1人であるイネスは、父親と地元ギャングとの対立を心配しながら稽古に励む。メキシコの力強い伝統音楽がアレンジされダンスとコラボレーションするなかで、悲劇と虚構と現実が交錯する舞台が生み出されていく。
「マグニフィセント・セブン」のマヌエル・ガルシア=ルルフォが演出家マヌエル、「フォーエバー・パージ」のアナ・デ・ラ・レゲラが振付師サラを演じた。「地獄の黙示録」などの名カメラマン、ビットリオ・ストラーロが撮影を手がけ、2023年2月に他界したサウラ監督とは本作が最後のコラボレーションとなった。