>>285
>コードが変わるごとに「基準の音」も変わるってこと? ならばその場合はルートなの?

この考えはバーティカルアプローチですね。コードに垂直に見ている時にはコード毎に基準音は変わります。
リディアントニック(基準の音)はルートの場合もあれば、構成音の場合もあります。
1つのリディアントニックからは代表的なコードとして
I度の音階度数よりメジャーコードを生み、
II度よりドミナントセブンスコードを生み、
+IV度よりマイナーセブンス♭5を生み、
VI度よりマイナーコードを生み出します。
要は通常のメジャースケールの転回型であるリディアンを中心に見た感じですね。
そしてリディアントニックが決まるとそのコードにとって最も協和したスケールから不協和なスケールまでを提供します。
ここでのポイントはメジャーコードにとって一番協和なスケールはルートから5度の堆積を繰り返したリディアンスケールであるということです。
リディアンスケールを重ねると濁りの無い統一されたサウンドが聞けます。
本家ホームページにて試聴可能です。