リディアン・クロマティック・コンセプト
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俺は別にリディクロ信者じゃないし眉唾っぽいところもあるんで信じちゃいないけど、
リディクロって簡単に説明するとまず本来のトニックは何処にあるかって事で
key=CだったらF←C←G←D←A←E←Bと音程引力が働くはずだからkey=Cの実質のトニックはFにあるはずって考えがあって
リディクロはそのトニックを決めたらいくつかのスケールが与えられるんだよ。
まず最初は完全なインサイドのスケールのリディアンから始まって徐々にアウトするスケールを選べるようになってるんだよ。
で、最終的にはそれらのスケールの音を全部足すと12音階になるから結局12音をどのように使っても正しいという結論だったと思う。続く… リディクロの最大の功績はフリージャズなどの理論的支柱になったことだよ。
リディクロが誕生するまではフリージャズの理論が何もなかったんで、一般的にはあれはつまりデタラメをやってるんだと言われてたわけ。
いくらミュージシャンが違うと言ったところでバックボーンが何もなかったんで、彼らはデタラメと言われても黙るしかなかったんだ。
でもこの理論が出来てからこの理論を信用するしないにかかわらず、一応どんな形で12音を使ったとしてもとりあえずは説明ができるようになったんだよ。
また意外に知られてない事だけど現在自分達がリディクロと認識しているものは実は半分あるかないかなんだよ。
ほんとに重要な事は公表されてないんで、彼に直接習いに行かなきゃならないわけ。
で、だんだんと読めてきたと思うけどその重要な事というのは精神論などに近づいてきて
最終的にはいわゆる自己啓発セミナーや宗教などに近づいていくんだよ。
だから本来の姿がよく見えなかったり、曖昧とした難解な面があるわけ。
まあ後は本人がどう捉えるか、でしょう。ジョージ・ラッセルに偉大な姿を見る人もいるし、
結局あれはジョージ・ラッセルの単なる飯のタネだろうという人もいる。
ちなみに俺はミュージシャンは音が全てだと思っているんで、彼の関わった音楽にろくなものがないと思ってるから全く評価しない。
まあ乱暴な説明だけどこんなところが俯瞰した姿というところかな。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています