ビバップ用の(比較的)狭苦しいステージでは、トランペットはうるさいだけである。
ベルがモロに客席に向いているし、あの
(ドぎつく突き刺すような)音色である。

(おまけ)
トランペットは元々はバルブはついておらず、倍音だけの金管楽器である。
現在、トランペットに多用されているいる「3本バルブ」は元々はコルネットに取り付けられているもので、後に3本バルブの有用性が認められてトランペットにも取り付けられるようになった。

現在、スモールコンボでも(Bb)トランペットが使用されているのは、(アメリカン)ロングコルネットが使用されなくなりつつあるからである。
(多くの楽器メーカーが、ロングコルネットの生産を削減ないし終了したため)

ヨーロッパ(特にフランス)では、トランペットといえば「in C」であって、「in Bb」のトランペットは「ロングコルネットもどき」として「格下(庶民的)」とされている。