ジャンゴ・ラインハルト
天才ジプシージャズギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトについて語ろう 《\ /〉
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/ (●) ..(● ジャンゴー
| 'ー=‐' i
> く
_/ ,/⌒)、,ヽ_
ヽ、_/~ヽ、__) \ ラヤマタ ウォーウォー
ライペルータ ウォー ウォー 昔付き合ってた彼女に、不自由な左手から紡ぎだされるジャンゴ・ラインハルトのギターが如何に素晴らしいかを力説したところ、「カニさんみたいだねチョキチョキ」ゆあれた。
ゆみ、帰ってきてくれーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 正直に書き込んでも良いか。
この人の音楽、ジャズじゃないだろ ジャズじゃないかどうかは分からないけど、確かにジャズ聴いてるっていう感じはしないかも アーリージャズ?ギタースウィング?
まぁジャズの中の一ジャンルではあるだろ ていうか全部同じ曲、演奏にしか聴こえない
一応この人のボックス持ってるけど未だに全部聴けた試しない >>16
ジプシー音楽とジャズを掛け合わせた音楽だからジプシージャズとかジプシースウィングって呼ばれてるね。
30年代のヨーロッパにはこれ以外にもオペレッタやカンツォーネ等の地元の音楽と結びついたジャズがあったらしい。
これらはコンチネンタルジャズって総称されてるけど、殆どがモダンジャズの流行とともに姿を消していったんだと。 今の耳で聞くと、ジャズではなくて、フランスのジプシー音楽に
ジャズを取り入れたもの、というのが正しいと思える。ジプシー音楽の一種。
>>17
ソロかデュオでやってる音源を聞けば、フレーズの多彩さは凄いもんだよ。
とても戦前のギタリストとは思えない。ホットクラブ5重奏団の演奏は
今の耳で聞くといささか単調だけど。
一ギタリストとしてはとてつもない天才。 >>13
コールドプレイとかオアシスとかを聴くキッズが
エルビス・プレスリーはロックじゃないだろ
って言うようなものかな? >>21
その例えはODJBみたいな正統なアーリージャズには当てはまるけど
ジプシー音楽色の強い傍系ジャズのジャンゴには適切じゃないと思う。
どちらかというと、フォークロックという括りでロックに組み込まれることもある
ボブ・ディラン等のフォーク系ミュージシャンの立ち位置に近いと思う。
ロックの影響を受けているけど、ロックというよりフォークであり、
でも、逆にロックにも影響を与え、ロック史的にそれなりの役割を果たしてるから
完全にロックから切り離す訳にもいかず・・・。
だからといって、ロックに組み込むとやっぱり少し異質な存在・・・。 >>22
そうか?
スタンダードもやってるしビバップ影響のインプロもやってるし
ジプシー色ってどういうところかよくわからないけど
他の初期のギタースイングバンドよりはずっと今のジャズのイメージに近いと思うけどな
(ギタースイング自体が今時のジャズ全般の中では異色かなとは思うけど) リズムが全然違う。4拍子で乗っていても常にビートがあるのは小節の頭。
アフタービートなんてかけらもない。
アメリカ黒人音楽の特徴であり、新機軸となったのは裏拍の強調だけど、
ジャンゴ一味の音楽はそれからまるっきり切り離されてる。
ジャズというよりヨーロッパの伝統民俗音楽の影響が強い。
リズムの乗り方はヨーロッパの舞曲そのもの。 ああアフターじゃないから聴いてて気持ち悪いんだな
なんか理由が分かった気がする
急かされてる感じで、且つただ通りすぎていくイメージなんだよな
だからどれ聴いても同じに聴こえるんだ多分 太鼓がなくてバスが頭打ちだからかな
リズムギターは裏だと思うけど 名だたるジャズミュージシャンたちが共演を希望したり、多大な影響を受けたりしたミュージシャンをジャズやないとか、2ちゃんはあほの集まり。 ジャズ聴いてる感が希薄だという話であって、誰もジャズじゃないとは言ってない >>21
ちょこっと民俗音楽臭を加味して
エルビス→リッチー・バレンスにしたらしっくりくる でもまあ、この時代はジャンゴに限らず本家アメリカでも似たような
状況だったんじゃないかねえ?特に白人ミュージシャンに関しては。
今でこそジャズといったかっちりとした定義付けがあって、かなり選別
されたものを聴いてはいるけど、当時としてはスタイルとしても
ラーメンと蕎麦の違いと言うよりラーメンとチャーシューメンの違い程度
にしか考えられてないから、一旦はジャズに足を突っ込みながらもすぐに
他のスタイルとフュージョンしまくってる印象がある。
余りにも短命ではあったけど、エディ・ラングなんかもその傾向が
あったでしょ。
まぁ考えてみりゃ、モダンジャズが確立してからでさえも「ジャズボーカル」
のアルバムには「これ、ジャズかい?」てな代物は山ほどあるし。 チャーリー・クリスチャンより面白いと思う。
この人にはギターを指で弾くことの可能性を感じる。今でも古びてない。
ジャズギターももっと指で弾くようにならんかな。その方がコード楽器としての性能をフルに発揮できるはず >>35はウェスをジャンゴと思ってるんやないかな。
まさかテディバンと間違ったとかではないよね。
いずれにせよ、ここでまともに話しをするのは、しんどいということですね。 >>35
おもいっきりピック弾きですがな
それもたぶんマヌーシュギター特有の超ぶっとくてかったい奴w Youtubeによく落ちてる、古ぼけたJ'attendraiのプロモが大好きだわ。
純粋に音楽を前面に押し出してるプロモって、世の中に驚くほど少ないよね。 ジャンゴのプレイってCDで出てるだけで何テイクくらいあるんですか? アルバム買おうとしても結構曲被ってて何買えばいいかわからなくて >>46
このディスコグラフィーを参考にするといいよ
http://www.djangoreinhardt.info/djangosdiscography.php
ジャンゴは同じ曲を何度も録音したよ。
同じ年に録音することもあれば10年以上の期間があいてから
最録音することもあった。
有名なマイナースウィングは5つくらい録音が存在するし(1937,46,48,49,50)
NUAGES(雲)などは16個ある。(最多かもしれない)
録音時期によって演奏スタイルが全く異なるのがジャンゴの特徴。
1934〜1939年は楽しげなバイオリンと一緒のアコギセッション
1940〜1946年はダークな雰囲気のクラリネットとのエレキセッション。(ややマニアックなので初心者はやめたほうがいい)
1949年はジャンゴロジーというタイトルで知られるバイオリンのグラッペリとの再会セッション。
この1年の演奏だけでCD5枚分くらいは存在する。それだけジャンゴはバイオリンのグラッペリと演奏することが好きだった。
演奏内容はもちろん、すばらしい。1930年代とも全然違う洗練された演奏。ジャンゴはエレアコのような音色のギターを弾いている。
(1930年代の演奏はカフェでくつろぎながら聴けるオシャレで楽しい演奏。
1949年の再会セッションはそれを更に洗練させたようなもの。どちらも特徴があって良い)
そして1950年〜1953年の死亡まで、ジャンゴはダークな音色のエレキで
大人っぽい演奏をする。この時期では特に死ぬ間際の最後のセッションが人気だ。
I'M CONFESSIN'とかBRAZILとかNUAGESあたりの渋い演奏がある。
初心者が曲目を被らずにジャンゴのCDを揃えようとするのは
ちょっと難しい。誰かに逐一アドバイスもらうか、
自分でAMAZONなどで視聴しながら慎重に買うか、
被っても仕方ないと想いながら買うか、(だんだん、何が同じセッションか見抜けるようになるよ)
そういうやり方でいい。
初心者はとりあえずジャンゴロジーを買うといい。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/135383
これはボーナストラックつきのお得のやつ。(これでも抜粋。本当はもっと録音してる)
ジャンゴロジーはジャンゴの曲なので、この1949年のセッション以外でも
ジャンゴロジーというタイトルのCDがたくさんあるので注意。このジャケじゃないとダメ
その後、目安としてCHICAGOとかRUNNIN'WILDなどが入ってるCDを買うといい
これが1930年代中頃のジャンゴとグラッペリの若い頃の演奏だから。 コンぷのコレクターじゃないので
変な事言ってたら許してね
48さんの分類は多分、
・ヨーロッパから出たことのなかった時代
・エリントンと仲良くなってドロドロスタイルに目覚めた演奏
という感じでしょうか? ちょっと違うな。
単純に分けるとしたらアコギ時代とエレキ時代。
そして49年のエレアコ風の音色のローマセッション。
この3つに分けられる。
アコギ時代は1930年代に多いが
40年代の中頃にもマルセイエーズ(フランス国家)の録音などで
使っているので、30年代とは限らない。
エレキ時代は40年代と、50年代。(といっても1953年に死亡)
ジャンゴがアメリカに渡ったのは1948年あたりだったはず。
数ヶ月だけの旅行。
40年代前半はたしかに実験的な作曲・演奏だったが、
べつにドロドロはしていない。ダークな音色のエレキ。
50年代になるともっと洗練された、モダンジャズギターらしい演奏になる。
この時期の演奏はロングトーン、ヴィブラート、音色が美しい。
49年はローマセッションといってグラッペリとローマでライブ録音をしまくった。
重要なセッション。ギターの音色がこのセッションの時だけエレアコ風。
演奏スタイルはアコギを極限まで洗練させたようなもの。クラシカル。
グラッペリ(vln)もジャンゴもテンションがとにかく高くて人気がある。
ありがとうございます
ジャンゴの演奏スタイル変遷は、彼の心境や音楽観よりも、使用楽器で決まってしまった
と理解すればいいですか?
バップ揺籃期に関する、スイングジャーナル系解説者の最大公約数だと、レスターヤングの管楽器単音フレージングをギターに置き換えた
(だからCクリスチャンはモダンフレージングの開祖であり、レスターは更に昔からモダンだった。)というのが定説化してると思うんですが、
これホントかな?と感じること(あくまで聞いただけで感じるレベルの疑問)がよくあり、個人的にモヤモヤしてました。
ミントンハウスのチャーリークリスチャンを聞くと、これはどう聞いてもレスターよりかジャンゴ由来ではないかい?
…なフレーズがいっぱい出て来てると僕には聞こえるんですよね。
さらにレスター側をよく聞いてみると、彼のフレーズはデキシー時代のバッドフリーマンほとんど直系に聞こえる。
これはその後ポリドールの岡村さんも本で同じことを書かれていたので、うれしくなったことがありました。
Cクリスチャンは自分のスタイル形成に、ことさらジャンゴを意識してたのでしょうか?
他人の空似で偶然似たフレーズも使った、程度ですか。
本人演奏は古過ぎて音悪いから
「ギター弾きの恋」のサントラでいいね この辺でよくね?
Rosenberg Trio - Amigo Claudionorcruz
ttp://www.youtube.com/watch?v=vcTCst2Z-fo >>55
綺麗な音のギタースウィングの雰囲気だけで聞き流したいならいいけど
Howard Aldenとジャンゴじゃギターの力量が雲泥だろ >>52
そうだね。ジャンゴはアコギとエレキとエレアコによって
演奏スタイルが全然違う。
といってもエレキ初期はまだ世界的にエレキが初登場した時代だったから
ジャンゴも弾き方がアコギのままで、変わり映えはしなかった。
でも数年でエレキの達人になったところが凄い。
特に晩年50年代のジャンゴのエレキは
現代のジャズギタリストよりも洗練されているかもしれないな。
ダークトーンの音色も美しい。
楽器によって決まってしまった、というより
ジャンゴはそれぞれのギターの特性を活かしたかったんじゃないかな。
アコギではアコギの弾き方があるし、エレキにはエレキなりの弾き方があるじゃないか。
俺はギタリストだし、君もそうだよね?だから分かると思うけど。
>>53
君の書き込みを見て、初めてチャーリー・クリスチャンを聴いた。
うわ、なにこれ。もろジャンゴじゃんwww
3分の1くらいはジャンゴの影響受けてるよ。スウィープピッキングとかね。
http://www.youtube.com/watch?v=Ce9Jtl9D6FQ
浅くハネたリズム感はジャンゴとはちょっと違うが
トリッキーなフレーズはジャンゴっぽいね。
そもそもジャンゴはウエスモンゴメリが出てくる前から
オクターブ奏法とか、コードソロをがんがん弾いてた。
モダンジャズではほとんど使われないチョーキングも
ジャンゴは得意だった。
1コーラスを人工ハーモニクスだけで弾いた美しいソロもある(Nuages)
人工ハーモニクスは12フレット上を軽く触れてピッキングするやつ。
こんなトリッキーなジャズギタリストは、後にも先にもいない。
現代では押尾コータローとかがトリッキーなことやってるが、
元祖トリッキーギタリストはジャンゴだった。
ジョーベヌーティとエディラングが、ジャンゴとグラッペリのコンビの
原型になったのは、マニアは知っている話だが、
演奏スタイルに限れば、エディラングはジャズギタリストとは言えない。
ただジョーベヌーティは上手だ。グラッペリは初期ベヌーティの真似もしたし、
おじいさんになってからのベヌーティの真似もした。
グラッペリの70年代の演奏スタイルはベヌーティが60年代に既にやっていたんだ。
でもジャンゴはオンリーワンだ。元ネタはクラシックにあると思う。
あと、もちろんジプシー音楽とか、カンツォーネみたいな民謡とかの。
ようするにハーモニクス奏法をやると禿げるんですね♪ >>63
トニー・レビン
ラリー・カールトン
ジョン・スコフィールド
ジョー・パス
ジム・ホール
成毛滋
モト冬樹
城島リーダー
うまい奴ほど禿げるんだよ 最近のジャンゴフォロワーだと誰がいいの?
ビレリとかローゼンバーグ、ドラド、チャボロ、アンジェロあたりは
もうおじさんだから、
もう1世代若い人が出てきてる気がするんだけど。
最近はまってるのは東京ロマンチカのリーダーの鶴岡政義のギターだな >>62
レニー・ブロウは知ってたけど
テッド・グリーンは初めてだわ
すげぇなこりゃ >>74
>テッド・グリーン
教本が有名みたいだけど
それでしか知らない。 シルヴァンリュックを忘れるな ジャンゴとは無関係
ヨーロッパのクラシックフラメンコロック以外のギタリストはほとんどジャンゴ系 >>76
クラシック、フラメンコ、ロック
以外ってことか
「クラシックフラメンコロック」っていうヨーロッパで主流のニュージャンルがあるのかと思ってググりかけたw リュックってビレリとのデュオの人でしょ。
普通かなー。
グラッペリの晩年のバンドのギタリストは
ジャンゴとかジャズギター全般をよく勉強してる感じで楽しいよ。
めちゃうまいし
http://www.youtube.com/watch?v=ElPeWvmv4RQ こういっちゃなんだが、マーティンテイラーは
そんなに上手くない。
指は動くが、肝心のメロディラインが凡庸
その点、マークフォッセのギターはマニアックでいい。
いかにもフランス的だ。
それに実はフォッセのほうが指もよく動く。
特にコードワークはジャンゴ並に上手い ジャンゴってクロスフィンガーってほんとにやってるの?
真似したんだけど指が壊れそうでとても無理なんですがw
ジャンゴのいくつかのビデオや、沢山の音源の中で、この箇所でやってるって箇所があったら教えて下さい
信じがたいので
なければジャンゴ以外の人でもいいです >>81
技術的な事は楽作板で聞いたほうがレスあるんじゃないかな
今該当するようなスレないのかな
ジャズギター総合とかでもいいと思うけど >>81
クロスフィンガーは恐らく作り話かと思われ
擦過音をなくすっていう以外意味ないし ご回答どうもです
クロスフィンガーは無かったと言うことで納得しました ジプシージャズとかマヌーシュジャズっていうのと、ジャンゴのやってた音楽は別物だよね
ジャンゴが影響受けたのはアメリカのジャズスタイルだし、
楽器編成も色々あったし別物だよね
>>85
???
そもそもジプシージャズというのはジャンゴが開祖。
ジャンゴ以前には存在しなかった。
ジャンゴが自分で完成させた音楽。
そのジャンゴを尊敬する人たちが
現代まで受け継いでやってるのがジプシージャズ
だからジプシージャズのギタリストやバイオリンなどは
みんなジャンゴやグラッペリに影響を受けている。
ただしフランス人や周辺の欧州の人が圧倒的に多いため
必然的にアメリカっぽさは薄くなり、ヨーロピアンジャズ的になっている。
一部、ビレリラグレーンのようにアメリカのジャズを取り入れた人もいるが
基本的に皆、欧州らしさを前面に出している。
だから現代の全てのジプシージャズの先祖はみんなジャンゴとグラッペリに行き着く。 と言うか、最近のジプシージャズギタリストは70〜80年代のアメリカのギタリストの影響が強い
ジャンゴはもちろんだがマルティーノ、ベンソン、メセニー、は基本とされているようだ
渡辺香津美 も影響を与えてるよ。
世界の香津美だよ。 >>87
誰のこと言ってるの?
それビレリとマーティンテイラーくらいしか当てはまらないような。
ドラドもエレキを弾いたアルバムではジョージベンソンっぽくはあったが。
基本的にはジャンゴっぽい。
チャボロもジャンゴ。アンジェロ・デバレもジャンゴ。
ローゼンバーグもジャンゴ。 >>86
じゃあ、ジプシー・ジャズっての定義おしえてよ。
ジャンゴがアコギで初期〜中期にやってたような楽器編成に限定した音楽かい?
ジャンゴがジプシー出身っていうことでジプシー・ジャズっていう名前がついただけなの?
あと、欧州らしさって具体的に何よ? 定義なんて大仰なものはない。
聴いていれば自然と分かる。
ジャンゴの演奏に感じる魂がジプシージャズだ。
厳密にスケールやリズム、フレーズなど
私も演奏家なので説明することはできるが、
君はまだろくに聴いていないようだから言ってもまた
同じような質問をするのだろう。
欧州らしさはヨーロピアンジャズや澤野を聴いていれば分かるだろう。
ブルーノートやクロマティックなどの黒人らしさではなく
クラシック音楽の伝統を受け継いだジャズだ。ノリも違う。
というか定義などどうでもいいと思う。
音楽の歴史を学べばジャンゴ以前にジプシージャズ的な音楽は存在しなかったのだから
一目瞭然じゃないか。
君は今までどれくらいジャンゴやジャズを聴いてきたのだ。
私のようにジャンゴの録音全て、グラッペリのソロ名義での作品全て、
そして現代のマヌーシュ演奏家のCDとライブをチェックするくらいになったら
自ずと、私の言っていることが分かると思うよ。 >>86 と >>93 の説明は要を得ており、
感覚的にもたいへん分かりやすい。乙。
ジャンゴにクラシック音楽の伝統など無縁のものだったと思うけどね。グラッペリは
違うと思うが。
ところで、ジャズに出会う前のジャンゴはどんな音楽を弾いていたのだろう?
純粋マヌーシュ音楽って今もあるのかな。聞いてみたいものだ。 クラシック音楽の要素はヨーロッパジャズのもので、ジャンゴとはほぼ無縁だよ。
>>93のジャンゴの段落と欧州らしさについての段落は分けて読まないと。
ジャズを本格的にやる前のジャンゴはシャンソン歌手の伴奏が多いね。
ほんとうに大人しい軽い演奏のもあるし、フォックストロットで軽くノって伴奏しているのもある。
純粋ヌマーシュ音楽というのは…ヌマーシュ自体がさまざまな要素を加えながら成立しているので純粋というのは当たらないが、民謡のように歌い継がれてきた音楽なら現在でもあるのではないかな。東欧一帯のクレツマーだと古くからの曲を今でもよくやってるね。 >>95
その発言は完全に間違っている。
ジャンゴはクラシックレコードのコレクターだった。
せめてジャンゴの伝記(翻訳も出版されてる)を読んでからここに書いたらどうだ?
そこに書いてあった話を書くぞ。
ジャンゴはその時代には珍しくクラシックのSPレコードなどを集めていて
音楽評論家がジャンゴの家に遊びに行った時、レコードコレクションの趣味の良さに驚いたと言っていた。
バッハのオルガン曲などがあったそうだ。
普段からジャンゴとクラシックを聴いていれば、ジャンゴはクラシックの素養があると分かるはずだ。
あの全音音階=オーギュメン(ドミソ♯)の多用などは印象派そのものじゃないか。
ジャンゴのルーツはクラシックと伝統的なジプシー音楽と、
パリの街角で弾かれるミュゼットや、ナポリ風のギターだ。
それにジャズが加わったもの。
ジャズはジャンゴ→クリスチャン→ガレスビーと静かに発展していたところに
全能の破壊神が現れて全てが変わってしまっただけだからな なるほど。自分は>>95 じゃないが評伝が手元にないのでいい加減に記憶していた。ありがたい。
ジャンゴはクラシック系のギターも聴いたはずだが、誰の演奏に興味を持ったんだろうな。
'20年代にすでにバッハを手がけていたセゴヴィアか、それより一世代前の
素晴らしいミゲル・リョベートやプホールか。想像が広がるな。 ジャンゴはインプロヴィゼーション1〜7くらいまでの
オリジナルのクラシック風即興曲を長年に渡って録音していた。
(ショパンやフォーレも作った即興曲)
この曲を聴くと、クラシックギター風のアルペジオが多用されているので
クラシックギターも好きだったと分かる。
現代のクラシックギタリストも弾くべき名作だと思う。