エリック・ドルフィー Eric Dolphy 2
ジミーライオンズのだらだら垂れ流す演奏聞くと、ドルフィーがセシルテイラーと共演してたら よかったのになぁと思う。 セシルのピアノに瞬時に反応してフレーズ繰り出せる奴は、今も昔もドルフィーしかいないと思う。 ライオンズと比較してドルフィーを 持ち上げてくれても、うれしくも なるほどとも思わないなあ。 ライオンズってホントはフリージャズ そんなに合ってなかったような気も する。 ドルフィーとセシルテイラーか。水と油じゃないか? セシルにとって邪魔になるだけのような気がする。意外と繊細な音楽じゃん。 セシルテイラーって。 そもそもフリージャズとは違うんじゃないかドルフィーは ドルフィーは明らかにバップのプレイヤーだけど、出身はクラシックだからね ここ忘れちゃいけない ラストデイトなんてもろシェーンベルクへのオマージュだから 死去で実現しなかったが、 64年、アイラーとドルフィーはアムステルダムかどこか欧州で会うことになってたくらいだから、フリーに進んで行った可能性はある。 ベースがバップだろうがなんだろうがフリーやるのに関係ない。 >>97 どのへんがシェーンベルクなんですか? ぼくにはそう聴こえませんが。 ビバップのプレイヤーでもないし。ビバップの伴奏だから、うえにの っかるソロもビバップとは限らない。 あの年齢でAS・bCl・FLがあのレベルで吹ける、ってのは理解しがたい。 しかも音色がクラシック畑の出身とは思えない。 チコ・ハミルトンとやってる盤なんかはジャズぽくもないけどね。 ベニンクといやクルゾン3もっとCD出ないかな。 音色から感じられるセンス、楽器の扱い、両方天才的。知性があって 野蛮さもある。フリーといっていいと思うね。 ただ、コルトレーンでもセシルテイラーでもいいが、アンサンブル 全体で「コルトレーン(あるいはセシル)の音楽」を実現しえてること を思うと、そこらへんは遅れをとってた。夭逝したのが悔やまれる。 オーネットの「フリージャズ」にも参画してますよね モンクのようなフリーの祖ということでしょうか。 フリーの祖とはビバップつうならビバップなんでしょうかね。 どっちでもいいか ふひ >>101 バスクラ吹いたことある人ならわかると思うが、 高音から低音までバスクラの音圧は驚異的。 マッチョなマレイでさえバスクラ吹くと音圧低い。 >>103 そうか、自分のバンドを持ってなかったのか。 ちょっとかわいそうだね。あれ程の人なのに。 「作法を存じませんのでぇぇぇっ!」と暴れまわるドルフィーが大好きで 自己名義、特にオリジナル曲は好きじゃないんだけど・・・もう少し真面目に聴いてみるよ。 ブッカー・リトルがもうちょっと長生きしてれば違ったかもね ベースの人が「張り切ってたんだけど全然仕事が来なかった…」とか言ってた ブッカーリトルがまた才能あったんだよな。ドルフィーとはずいぶん違ってるが。 知的でスタイリッシュで。 ドルフィー自身はアフリカっぽさを模索してたんじゃないのかな。ノンサッチ Nonesuchから民俗音楽のレコードが出だしたのも60年代だし、そんな機運も あった。コルトレーンが先駆的に探求してたし、それにも関わってた。 見つけたサイト貼ります http://adale.org/Discographies/EDIntro.HTML 音源がリンクされてるので聴けます リリースされてない音源もあるので要チェックかと >>100 シェーンベルクの自作自演盤、月に憑かれたピエロを聴いてみて欲しい ラストデイトのフルートソロ、こらかあと鳥肌が立つから てかドルフィーが音大出身のゴリゴリクラシックの若者だったの有名じゃないの? Wikiに書かれてないと無いことになってしまうのか >>112 ああ、それ書いたのおれだ。 自演盤があるんだな。知らなかった。へーだな。 けど、オマージュというけどね。無調で直観的に自分のセンスと才能のみを 信じてスコアに書いた時代の作品の独奏部分と、中心音を感じさせずに直観的 に即興するドルフィーの演奏と類似性が出るのは不思議じゃない。編成も小さい し。シェーンベルクやバルトークは聴いてたんじゃないかとは思うけど。 ラストデイトのユー・ドント・・・冒頭のフルートは アドリブじゃなくてガッゼローニのために書かれた曲 をそのまま吹いてる。題名は忘れた、記譜されたパート じゃなくてガッゼローニ自身のカデンツアかも知れないが。 >>111 せっかくそれを貼ったのなら、なぜこっちも貼らない? http://www.nytimes.com/2014/05/28/arts/music/a-new-focus-on-eric-dolphy-in-washington-and-montclair.html? action=click&module=Search®ion=searchResults&mabReward=relbias:r&url=http://query.nytimes.com/search/sitesearch/ %3Faction%3Dclick%26region%3DMasthead%26pgtype%3DHomepage%26module%3DSearchSubmit%26contentCollection %3DHomepage%26t%3Dqry916%23/dolphy&_r=1 記事のメインは、ドルフィーが生前作曲していたかなりの作品が 実は彼の親友だった作曲家の手に渡されていて、 さらにその親友の死後、ジェームズ・ニュートンに渡ってたって話。 "Hat and Beard"や「預言者」の別アレンジも含まれてるらしい。 で、その一部が今回初演されたんだと。作曲家ドルフィーの側面は これまで余り語られてなかったから、とても興味深い。 参考まで。 >>115 ハットアンドベアドの知られてる方は、あれ、アレンジされてるのだろうか。 彼自身の手で。いまいち、集まったメンバーの共通理解で、ドルフィーによる 「曲の骨格」に色づけていったという感じがするんだが。あのアルバム自体も。 http://www.stopsmilingonline.com/story_detail.php?id=1051 OUT TO LUNCHリハーサルの頃のBobby Hutchersonの思い出 最初はHubbardじゃなく、Ed Armourだったが、Armourが 耐えられなくなって「お前も、お前の音楽ももうたくさんだ!」 とトンズラ。 その時のDolphyさん「困ったことがあったらいつでも連絡 してくれ。君を待ってるよ。(かなり意訳)」だって、 笑っちゃうくらいブレないね、この人。 そういうわけで、かなり長期間リハーサルやってた ことがうかがえます。 活動時期短い割には多いほうだと思うよ。 1958年、チコ・ハミルトンとの真夏の夜のジャズ に始まって、 1960年、ミンガスとアンティーブ 1961年、ヨーロッパ(2本くらい?) 1961年、コルトレーンとヨーロッパ(これも2本くらい?) 1964年、ミンガスとヨーロッパ(たくさん) あと、ちらっと映るのが何種類かあるらしい。 アンティーブは完全版ないのかな そんなにたくさんあるんですね。 つべにあんまりあがらないから、少ないんだと思ってました。 コルトレーンやミンガスとのがあるのは知ってましたが。 無理矢理グループ化するならモンク・ミンガス・オーネットの仲間という事か。 自覚的にちょっと狂ってる、というか ちょっとヘン、を突き詰めていったというか そもそも自分をヘンだと思っていなかった、というか・・・・・ ごめん何をいいたいのか分かんなくなってきたよ LONDON CONCERT 1964 [DVD] [Import] オフィシャルで今手に入るのってこれかな Berlin 1961とOslo 1964なのに、なんで London Concer 1964なのさ? ほんとだ。これアマゾンがタイトル間違ってるんだね。 ほんとは In Europeが正しいんだわ。 前も某ジャズミュージシャンのCDで商品説明間違ってたのあったけど これもそうなんだ。 Impro JazzからはStockholm 1964 / Antibes 1960 ていうのも出てるよ ミューゼスなる紙ジャケのやつ手に入れたけど これ本当に冒頭の2曲をリチャード・デイビスと録ったのかまだ死んでないし証言とってほしい そんくらい鮮明な音質な割に内容が伴ってないらしからぬボケたプレイ・・・・ 未発表なんてそんなもんだよ。 未発表がどれもOther Aspectsみたいな わけじゃないから。 Live in Germany 1961 (bclしか吹いてないやつ) Gaslight Inn 1962 (レギュラーバンドのエアチェック) Epistrophy 1964 (ICP) Last Recordings 1964 (死ぬ直前のやつ数種) Coltraneとのヨーロッパ多数 Mingusとのヨーロッパ多数 Antibesも、もともとはブートだったのを Atlanticが買ったんだよな。 Uppsalaもブートのはずだが、マシュマロでは 権利関係をクリアしてるのかどうか知らん。 >>130 今普通に流通してるものでも、 もともとはブートだったのがけっこうあるんだね。 最近は新発掘とかやっぱりないんでしょうね。 それにOUT TO LUNCHの別テイク・・・。 TIME SPANの1961ヨーロッパTV音源・・・。 去年で没後50年過ぎたけど、ドルフィーの著作権はすべて 消滅したと考えていいのかな? >>132 ではわりと最近の発掘品 1964/3/1, AnnArbor Eric Dolphy(as) Bob James (p) Ron Brooks (b) Bob Pozar (ds) Once Brass Ensemble (8frh?+tu) Strength with Unity https://www.youtube.com/watch?v=VR9YxYStITo http://adale.org/Discographies/V2/V2OnceFestival.html Jim Crowと同日もしくは前日の録音。 In Europe Vol.3 のIn the Bluesとよく似た曲だ。 Dolphyの爆裂具合はいつも通り。素晴らしい。 ガッゼロー二って曲、オンジョウとか言って日本人もやっていて面白かった ジャケットも最高w 植草甚一さんが存命中の頃かナベサダさんがドルフィーの事言ってたな…… 内容は忘れてしまった…… >>136 あとA Personal Statement(Jim Crow)の 別テイクもAlan Saulのサイトにアップされてるよ。 この辺はまとめて、ブルーノートがOther Aspectsを アップデートしてほしいね。中途半端なままで ほったらかされてるTriple Mixも入れて。 昔、フランスか何処かでバドパウエルと演ってたアルバムを聴いたことがある‥ ミンガスバンドで4月の思い出に1曲だけバドが客演しているやつでしょ。 パウエルが「こんなのやってられっか!」と 途中でやめて帰った、というのを読んだこと あるんだが、音でも映像でも、I Remember Aprilは 最初から最後まできっちりこなしてるんだよな。 ということは、別の共演曲もあった、ということ だろうか?そのうち出てくる?? 教えて!Alan Saul先生! それから、音の方はパウエルのソロが かなりカットされてるから、映像のほうがお得。 カットされてる部分は「まあ、しょうがないかな・・・」 という出来だけど。 ミンガスグループのタウンホール、コーネル1964、グレートコンサートでどれがおすすめでしょうか? エンヤのインヨーロッパ1、2は持っています。オレンジドレスのドルフィーがたまらなく好きです。 >>143 そういう見せすぎた釣りはよせよな 荒れる基だろうが つうか荒らしたいのか? 荒れる話題でもないから 神経症だろう 旗揚げのタウンホール聴いてから パリコンサートを聴いたらいい。 ドルフィーの変化がわかる。 そもそもミンガスの下でやってるドルフィーの演奏はどれも萎縮してるからソロ作には及ばない >>146 ありがとうございます。 タウンホール聴いてみます。 タウンホールは一応ミンガス側の限定で完全版がてたよやっぱり不自然に切り取ってたとおもってたがそれから何年経っても正規機で出てないね 秋吉敏子死んだら混同なくなるし正式に出してもらえるのかな Five Spot vol.1 に入っているBee Vampってbooker littleの曲なんだけど、他の録音って残っているんですか? Mal Waldronのソロがいいなあ。どこかに連れて行かれそうで。 水槽と吹奏を間違えて吹奏楽部に入るくらいだからドルフィン→ドルフィー好きになったんじゃないか? グリーンドルフィンストリートって曲もやってるし 小学生の時にサメが好きってだけでジョーズを見てスピルバーグを好きになったりサメジャケってだけでどんなバンドかも知らずにクリエイションのスタジオライブってアルバムを買った俺みたいなもんだな 最近出回ってるミンガスとの64年bremenとsalle wagramの音源て前からCD化されてたの?音質はどんなもんかおしえてくれ Dolphyゆかりの人々は、どんどん鬼籍に入っているが、 今度はHutchersonが行ったか。 でもRichard DavisもRoy HaynesもRon Carterも、Mishaも Hanも健在なのはうれしいね。Hancockもいるか。 というか今はロックミュージシャン系の平均寿命に差し掛かってるからジャズミュージシャンで今亡くなるのは充分長寿 ロイヘインズはかなりヤバイらしい。 同じ曲を3つ続けたりとか・・・。 こないだ現地で観た人が言ってた。 まあ、演奏してるだけでもたいしたもんだ。 いやいや、ドルフィーだってIn The Blues 3連発なんての やってるし、ダイジョブ、ダイジョブ。 ドルフィーのはレコーディングのためのライブでいい演奏が出来なかった場合に続けてやるだけだからボケて何曲もやるのとは意味が違う Eric Dolphy 12 Classic Albumsという廉価セットを買ったのだが 聴き所をおしえてくれ ドルフィーはミンガスがいてこそ と思ってしまうが違うのか At Five Spot vol.1って タラタラした感じでキレがなく ダルくない? ヘヴィーローテーションで耳を馴らしているところだけれど 今のところピンとこないなー (好みをいうと 以前にピンときて買ったのはラストデイトとインヨーロッパvol.2です) あれがキレがないように聞こえるなら単に自分に合ってないだけだから無理して聞かなくていい Five Spot vol.1は40年代のビーバップみたいにきこえる かなりセンスが古い? ファイブスポット vol.1 の火傷しそうな感じ、大好きなんですが… ドルフィーらしいなーと思う人多いのでは? >>168 そもそも40年代のビバップなんてSP盤で記録したものしか聞いたことないだろ そんなものとFive Spotの今聞いてもクオリティの高い音を比べるのは無意味 >>168 いってることはわかる。アドリブ命!みたいな熱い感じがいかにもライブらしくて、ビバップを彷彿させるんじゃないの。 前期ドルフィーは、ハードバップの発展形じゃなくて ビ・バップの発展形だったという人もいるし、 そもそもパーカー・オタクの人なんだから、 そう聞こえても全然変じゃないと思う。 ほんと初心者丸出しで申し訳ないんだけども ファイブスポットvol1の1曲目FIRE WALTZの、 ドルフィーのアルトサックスとブッカー・リトルのトランペットがあまり区別つかないんだが 拍手が入るおかげでソロが切り替わってるのは分かるんだけど、音色といいフレージングといい、この二人酷似してない? ブッカー・リトルについてはこのアルバムでぐらいしか聴いたことないんだけど、ドルフィー独自だと思っていたフレージングにあまりにも似通っていたんで驚いた たぶん拍手がなかったら切り替わってることにすら気づかなかったと思う そもそも俺の耳がしょぼいとか、しょぼいコンポで聴いてるせいもあるかもしれないんだけど、 普通のジャズ好きからしたらこの二人の違いって一目瞭然なの? 俺も超初心者の頃はハッキリとは楽器の区別なんて出来なかったな 聴き込んでいれば次第にわかるようになるもんだよ >>173 そりゃドルフィーもリトルもお互いに影響を受けあってんだから似たフレージングが出てくることはあるだろ しかしアルトとペットの区別くらいは付くようになった方がいいな 特にあのアルバムは相当区別しやすい部類だし 64年のミンガスツアーでシュトットガルトの音源CD化されてるの? ブートLPは持ってたんだけど、モノラルとステレオが混在した変なブートだった JOHN COLTRANE QUINTET WITH ERIC DOLPHY THE COMPLETE 1962 BIRDLAND BROADCAST (Gambit) 2009 ての買った。こんなのあるの知らなかったよ。 INNER MANの3曲(2.9)とその翌週の3曲(2.16) Inchwormが珍しい(Dolphyはbcl)。 Mr. PCのコルトレーンは前週にも増して荒れ気味。 低音か高音か、というAylerみたいな音を繰り返す。 まだまだ出てくるもんだね。 Last Date って、なんでいろいろジャケットがあるの? last dateに限らず、さらにジャズだけに限らず、どのジャンルのレコードでもジャケット違いはよくある事。 イラストのジャケットが好きダナー みなさんはどれがおすきなんですか? >>180 おそらく出処は、2.9同様、ボリス・ローズのエアチェック だから音は悪いよ。2.9より悪いか。My Favorite Thingsは 何回か飛ぶ。雑音が入ったか、テープの傷んだか、 ボリス・ローズがブート・リリースあきらめたのもわかる。 Amazonのレビュワーみたいに、ブート買っといて 「音が劣悪!★1つ!」なんて怒るような人は そもそも聞かないほうがいいレベル。 写真のジャケットのほうが好きだな。単純にドルフィーの姿が見られるのがうれしい Iron ManとConversationsのジャケット、はオリジナルも含めて どれもどうでもいい出来。再発されるたびに変わるのも仕方あるまい。 同セッションからの録音では、Musesのジャケが一番素晴らしい。 いずれ全セッションまとめてCD2枚組にして、Musesのジャケで 出してほしい。全部持ってるけど、そしたらまた買うよ。 廉価12 Classic Albums 1959-1962 Outward/Here and there/The Quest/Far Cry/Where?(Ron Carter) Five Spot vol 1/In Europe まではなじんできた Far CryがLeft Aloneまでしか収録されてなくて それ以降の曲にも目玉があるそうでちょっと気 ドルフィーばっか聞いてるとクラクラしてくる ドルフィーなんてアルバムの数は少ないほうだからまだマシなほうだぞ コルトレーンとドルフィーが一緒にやってるやつって コルトレーンがくそ真面目に人生について重々しく語ってるのに ドルフィーが全部ぶち壊しておちゃらけてるように感じて笑ってしまう コルトレーンは真面目に念仏顔で吹き続けてる ドルフィーは真面目にはちゃめちゃなトーンで吹き続けてる まったく問題は無い read.cgi ver 07.5.1 2024/04/28 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる