ピエール・モントゥー
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>>826
ブーレーズとシェローは、バイロイトリングの時に、
暴徒化した観客を病院送りにした モントゥー、ボストン響のステレオ・ライヴ
エニグマ変奏曲、ベートーヴェン:交響曲第4番、タリスの主題による幻想曲
ピエール・モントゥー/ボストン交響楽団(1963ステレオ)
Memories MR2628 以前、BSO自主制作BOXに収められていたものではなかろうか。
Memories の、フィラとのグレイト
誰か批評してください。 タリス幻想曲はBSO自主BOXのもので、ベートーベンとエニグマは初CDだろう。 ベトはストラディヴァリウス盤(カンテルリのベト5とカップリング)と同じ?
日付はスト盤のほうが3週間ほど早いようだが、この手の録音は「結局、同一音源」の
ケースが多いようだし。
今回のメモリーズ盤と同一音源と思われるものがヨウツベにアップされていた。
エニグマがSOA、LSO、IPOのいずれとも趣きの異なる名演だと思った。 Stradivarius STR10001と Memories MR2628 のベートーベン4番は同じ演奏だ。
聴衆の咳払いなんかが一致している。ただトラックの長さが両者でかなり異なる。
Stradivarius
ノート記載 12:00 8:23 4:50 6:40
実測プレーヤー表示 12:02 8:26 4:52 6:39
Memories
ノート記載 12:37 8:52 5:06 7:11
実測プレーヤー表示 12:37 8:52 5:06 7:11
ノート記載のトラック長はほぼ正確だ。Memories の方が拍手や前後の無音部など余白が大きいがそれでも演奏時間は明らかに違う。
別にカットがある訳ではない。微妙なピッチの違いがあるのか、単独で聴いたのでは違いは判らない。
そこで2台のCDプレーヤーに両者を装填し、片方プレーヤーの右出力ともう一方のプレーヤーの左出力をアンプにつないで同時再生してみた。
すると左右の音が揃ったときはちゃんとステレオで聞こえ、ピッチのずれは感じられなかった。もし左右でピッチがずれていれば干渉音が聞こえるはずだ。
しかし音楽はStradivariusの方がどんどん先に行ってしまう。どちらが正しいのかわからないが、Stradivarius 盤はデジタルリマスタリングの際に時間を切り詰めて1枚のCDに入るように編集しのではないかと思われる。
この1963年12月20日の演奏会がモントゥーのボストンでのラストコンサートになったようだ。この日はもう一曲トウォネラの白鳥が演奏されたが、このCDには入っていない。
この演奏はPremiere MusicのCDの60078DFの中に入っている。これはこのシーズンで引退するイングリッシュホルン奏者ルイス・スペイヤーのための曲目だった。 http://www4.nhk.or.jp/meiensou/x/2019-07-14/07/71967/4665490/
7月14日日曜
NHKFM 午前9時00分〜 午前10時55分
名演奏ライブラリー ▽名指揮者ピエール・モントゥーが愛したドイツ音楽
楽曲
「歌劇「フィデリオ」序曲」
ベートーベン:作曲(指揮)ピエール・モントゥー、(管弦楽)ロンドン交響楽団(6分24秒)
<ユニバーサル UCCD-9275/80>
「ジークフリートの牧歌」
ワーグナー:作曲(指揮)ピエール・モントゥー、(管弦楽)サンフランシスコ交響楽団(16分37秒)
<Sony Music Entertainment 88843073482>
「交響曲 第35番 ニ長調 K.385 「ハフナー」」
モーツァルト:作曲(指揮)ピエール・モントゥー、(管弦楽)北ドイツ放送交響楽団(22分06秒)
<TOWER RECORDS TWSA-1010>
「交響曲 第9番 第1楽章の練習風景」
ベートーベン:作曲(指揮)ピエール・モントゥー、(管弦楽)ロンドン交響楽団(2分05秒)
<ユニバーサル UCCD-9275/80>
「大学祝典序曲 作品80」
ブラームス:作曲(指揮)ピエール・モントゥー、(管弦楽)ロンドン交響楽団(10分18秒)
<TOWER RECORDS PROC-2137>
「交響曲 第2番 ニ長調 作品73」
ブラームス:作曲(指揮)ピエール・モントゥー、(管弦楽)ロンドン交響楽団(43分38秒)
<TOWER RECORDS PROC-2137> ピエール・モントゥの英雄、運命、田園なかなか良いね。
レコード盤の時代か「なかなか良い」という評判は聞いてたけど
最近、続けてCD購入した。
英雄はコンセルトヘボウのCDはもってたけど、全体的な演奏は
ウィーンフィルよりもこっちの方が上だと思うが、トランペット
の音が不安定で...
もちろん、第一楽章がワインガルトナー改訂版ではなくオリジナル
のものは知ってる。しかし、トランペットの音がふらついてる。
このトランペットは古楽器方式なのかい? モントゥーは幻想交響曲を何度も録音してる
よほど愛着があったと見える
私はウィーンフィルとの録音を取るが、複数の録音、
そのどれも安定して評価が高い 50年代のボストンsoとのチャイコフスキー交響曲第4〜6番はいい。
特に第5の第3楽章は素晴らしい。 モントウー/SFSOの幻想は基本アイテムと思っていましたが、いろいろあるんですねぇ。 ブラームスの交響曲は2番だけがSFSO、VPO、LSOで3回セッション録音されてる。これは彼の好みというより、彼を本格ドイツ音楽演奏家と見ていなかったレコード会社の割り当てだろう。
ライブ録音は1−4番ともいくつか出ており、それらを集めた交響曲全集がある。
https://tower.jp/item/3164697/Brahms%EF%BC%9A-Symphony-No-1-No-4
BSOとの演奏が録音が良い。ボストン来演での定番曲だったかな。4番はこの全集ではぼやけた録音だったが、新たに音質良好の別ソースが出た(Premier 60015DFII)ので、わりと鮮明なステレオ録音が聴ける。この4番は素晴らしい。
http://www.ne.jp/asahi/classical/disc/Premier.html
このPremierで復刻されたBSOとのチャイコフスキー交響曲4-6番ライブ録音をRCAとのセッション録音と聴き比べると、同じ指揮者とオケとは思えないくらい違う。演奏のスタイルなどは同じなんだがオケと聴衆の熱気があたりを押し包む感じがする。
ベートーベン第9もそうで、あのBSOがシャカリキに入れ込んでるのは一聴の価値があるよ。 ピエール・モントゥー デッカ録音全集(24CD)
フランスの名指揮者ピエール・モントゥーが、1956年から1964年にかけて デッカ、フィリップス、ウェストミンスター、デッカ/RCAの各レーベルに行った録音が初めてまとめて発売されます。
デッカの黄金時代を支えたプロデューサー、クリストファー・レイバーンが保管していた『ダフニスとクロエ』の貴重なリハーサル録音などが収められたCDを含むCD24枚組。
モントゥーの息子クロード・モントゥーの指揮によるラヴェルの録音はインターナショナルではCD化です。
CD24枚組豪華ボックス入り。オリジナル・ジャケット仕様。72ページのブックレット付き(欧文)。
https://www.hmv.co.jp/product/detail/10167794 >>859
タワレコのベト全に入ってた「レオノーレ第3番」は収録されていない模様 シェーラザードは金さんの録音だけど、歪みが多くて冴えない >>861
今回初めて聴けた
>>863
PRAGAのSACD盤が安く手に入ったんだが、
Tuttiでの歪みもなく、各楽器の音像もくっきりしてよかったよ
音場の広がりに欠けるのは年代的にしょうがないけど 以前デッカでCD20枚の録音集が出たが、あとCD3枚ほどで全集になるのにそうしなかった。
今回それを足して全集を出したが、こういうやり方って悪意のようなものを感じるな。 モントゥーのブラームスは何も特別な事はやってないのに非常に味わい深い。
何も特別な事をやってないように見えるというのは、換言すると作為的なものが見えない。いかにも自然に生成するような音楽である。
実際には、場面場面の響きの作り方や、全体を見据えたテンポの持っていきかたなど、解釈を練ってリハーサルで徹底させているのだろう、しかし、それが作為として表に出ない。
比較にあげて悪いが、カラヤンもクライバーもモントゥーに比べると作為の塊であり、強引さが目立つ。
モントゥーの場合は、音楽がいかにも自然に生成し、かつ味わい深いのだ。 年末に塔で蟹箱安売りしてたから買って、古典をちょっと聴いてみた
溌溂とはしてるが粗くてオケもあまり上手くない
ここには味わいの深さみたいなものは、どうも無さそうだな オケが一流なら格調高い演奏をしたが、モントゥーがセッション録音で振ったオケで一流だったのはウィーンとアムステルダムくらいかな。
サンフランシスコ、ミュンシュ着任早々のボストン、モントゥー客演から常任時代のロンドン、パリ音楽院はみな一流とは言えない状態だった。客演したシカゴ、NDRなんかの方が良かったくらいだ。
モントゥーにはこうした低調オケの立て直しが期待されたが、こういうオケを振るときは煽って爆演になることが多かった。
こういう爆演もハマればいいこともあったけど、長年の手兵サンフランシスコについては「ユニオンがダメ楽員を出して優秀な人を入れることを妨害した。これさえなければもっと上に行けたのに」結局二流で終始したというのが総括だった。 >>873
「スタンダード響」名義のサンフランシスコ響、ホント下手くそだよねぇ…軽い曲で楽しいのが少しあるくらい
ファンの間では有名な蟹箱だけど、聴いて素晴らしいと思ってる人いるのかな >>874 看板としてはそうなんだが、モントゥーがLSOに客演してデッカに録音していた1950年代後半から、懇願されて彼が就任するまで6年間首席指揮者の空席が続いたんだ。 1月26日日曜 午前9時00分〜 午前10時55分
名演奏ライブラリー 選▽名指揮者ピエール・モントゥーが愛したドイツ音楽
「交響曲第35番ニ長調K.385「ハフナー」」モーツァルト:作曲,(指揮)ピエール・モントゥー,(管弦楽)北ドイツ放送交響楽団ほか >>875 サンフランシスコ響が良くなったのは50年頃からで、カニ箱の録音の大半はその前のライブだから仕方がない。
でもモーツァルト、ワーグナー、シュトラウス、ブラームス、シューマンと、セッション録音では聴けないモントゥーの本来のレパートリーの曲が多く入っていて、オケは下手でも彼のこれらの曲の取り組みの片鱗が窺えるのも興味深いよ。
彼はフランス人だというだけでこういう曲の演奏を認められなかったことを嘆いていた。 ステレオで交響曲全集を残さなかった理由はなんだろう >>879 RCAがフランス人だったモントゥーをドイツ音楽の演奏家として認めなかったということだ。ベートーベンは2,4,8番ブラームスは2番という軽めの曲だけ録音の機会を与えた。
もっとも彼もアメリカのオケとでベートーベンやブラームスの全集を出すつもりはなかったろう。
ショルティがベートーベン全集を録音したいと言ったときに、デッカのカルショーは「君にはまだ早い」と答えたが、当時はベートーベンやブラームスの全集などはワルターみたいな功成り遂げたドイツ人指揮者だけがやるもんだと思われてた。
レコード会社の売れっ子だったミュンシュやアンセルメが例外的にベートーベン全集を出したが、モントゥーの録音を進めたカルショーは、アンセルメの全集には、この分野の才能がないのにやるべきではないという冷笑を送った。 アンセルメのブラームス全集はパッとしないし、クーベリックの最初のも酷い
モントゥー&ヴィーンフィルなら最高のものができただろうね
歴史に残るミスキャストだ その10年後くらいにデッカはその企画をハンス・シュミット・イッセルシュテットでやった。
彼も実績、実力の割にレコードの評価が高くなかったが、演奏、録音とも粒のそろったベートーベン全集としては当たった方じゃないかな。モントゥーではそうはいかなかったろう。
ベートーベン全集となるとLPで6枚組、大学初任給3万円台の時代に1万円超える商品だった。当時のレコード録音の商品化企画ってそれ考えないと理解できないよ。 モントゥーの評価が高くなかったからブラ全実現しなかったというのはそうかなと思う
でも一方で、最も大切な作曲家だから慎重になりすぎたのかも
ちなみに弟子のマリナーも膨大な録音しながら、ブラームスは最後の方までとっておいた >>882
>RCAがフランス人だったモントゥーをドイツ音楽の演奏家として認めなかったということだ。ベートーベンは2,4,8番ブラームスは2番という軽めの曲だけ録音の機会を与えた。
あのー、RCAはモントゥーにベートーヴェンの2・4・8だけじゃなくて、
1・3・5・6・7も録音させてるんだけど
いいかげんなことは言わんがよろし >>886 RCAがアメリカでSFSOとで録音したのは2,4,8番だけだよ。RCAはアメリカでしか録音してない。
LSOとVPOとで1から8番まで録音したのはRCAと契約してヨーロッパで録音したデッカだよ。アンセルメやショルティの全集に否定的だったカルショーもプロデュースした。
でもデッカも9番までやって全集という考えはなかった。9番はWestminsterで録音したけど、これはデッカのと契約が切れてからじゃないかな。
レコード会社で全集を彼に初めて提案したのはPhilipsじゃないだろうか。ACOと組む機会を得てやっと彼も全集に取組む気になったらしい。実現したのは3番だけだったけど。 >>888
RCAがDeccaと提携してステレオ録音したということを言いたいんだろう、886は
実際ウィーン・フィル振ったのがRCAレーベルのLPとして出てたりするし 当時LSO、VPOなどパリ音楽院などヨーロッパのオケで録音したのも、曲目の企画をしたのも全部デッカだよ。RCAは販売しただけだ。
デッカとRCAは提携により契約アーティストを融通し合い、お互いの録音を販売できた。
RCAはヨーロッパのアーティストのデッカ録音を販売できるようになったし、デッカはRCAのモントゥーやライナーの録音を販売できたが、何よりプレスリーを販売できたのがデッカには大きかったようだ。 >>888
RCAが企画してデッカに作らせたのであって、ダフニスのようなデッカの自主企画じゃないんだが そういえばモントゥーのブラ2と近い時期、カラヤンもヴィーンフィルとブラ1ブラ3を録音したね
これは関係あるんだろうか? >>892
カラヤンのブラ1はRCAで、ブラ3はデッカ録音
RCAのブラームスは、1番から順に、カラヤン、モントゥ、ライナー、ミュンシュで
ボックスセットにもなっていた。 >>893
俺も知らなんだ
2ちゃんでは久しぶりに勉強になったありがとう
昔の2ちゃんはためになったんだけどなー RCAはデッカとの提携で、EMIと手を切ってデッカに移ったカラヤンを発売できるようになったんだね。
両社は提携で交換したアーティストの録音をしたが、提携解消後は実際に録音を担当した方のみに権利が残った。そのためカラヤンの1番3番、モントゥーの2番から8番は今はデッカレーベルになっている。
カルショーの記述では、「デッカにとってRCAとの提携でモントゥーやライナーのような指揮者と関係できるのは有益だったが、彼らを録音できるのはRCAが録音する気のないレパートリーのみであった。
RCAはモントゥーを売ることができなかったため、モントゥーとの契約による録音義務のいくつかを大喜びでデッカに引き渡してきた」。RCAはモントゥーでやる気のなかったベートーベンやブラームスをデッカに録音させたということらしい。 >>896
変な日本語だな
まさか、それって珍訳で知られる大先生の本から? それともCanarinaの伝記かな? 日本語訳があるのかどうかも知らんけど ピエール・モントゥーってユダヤ人なんだね。
だからだ!! 春の祭典を世界初演した指揮者
ただそれだけの指揮者だったな センセーショナルな作品を最初に取り上げたがる気質なんだろう。
彼の指揮者の価値は、そこにあった。
それが彼の「ユダヤ性」と一致する。 そりゃカルショーの文献と言えばあの本と「リング」しかないけど、「リング」はリングのことしか書いてないから、RCAとの関係といえばあの「レコードは真っ直ぐに」しかない。
カナリナの本は翻訳されてないけど、それにはその件はカルショーの本そのままの引用がある。
カルショーの記述は、例えばあの本の題名の"Putting the Record Straight"とは「記録を検証して風説を正す」という成語だが、彼はレコード盤という意味も入れているとみられ、こういう表現を日本語に直すのは難しい。
そこで訳者あとがきにあるように、「あえて原文に忠実に」直訳したということらしい。山崎氏訳が気に入らないなら自分で訳してみたら。
"It was useful to have access to conductors like Pierre Monteux and Fritz Reiner, but it was always understood that they would only be available for repertoire unwatned by RCA itself. "
"The veteran Pierre Monteux belonged to RCA and had done so for years, but for some reason the company could not sell his records," " RCA was only too glad to hand over some of its obligation to Monteux," 肩を持っちゃいない。このレベルの翻訳しかないってのが現状だということだね。 最初から翻訳の専門家に頼めばよかっただけでは?
なんでわざわざど素人に依頼したんだろう 想像だけど、素人に依頼したんじゃなくて、翻訳者自身がやりたくて企画し、翻訳権獲得し、学研に出版を持ち込んだんじゃないかな。だから他の翻訳者起用はなかった。もっと英文学に精通していながらそれほど奇特な人は他にいなかったんだろう。
カルショーは文筆家も志していて他にも著作があるけど日本には紹介されてない。読む方は彼の文学的表現はとりあえず措いておいて、デッカとの確執やアーティストとの録音の取り組み等の経過が判ればいいというつもりで、あの翻訳を読めばいいということだね。 >>907
>翻訳者自身がやりたくて企画し、翻訳権獲得し、
あの程度の語学力で翻訳権の手続きができるとは思えんw 訳者あとがきで、「今あえて日本語訳を試みたわけは、内容の面白さに訳者自身が惹きつけられ、日本にも紹介したかったからに他ならない」とあるから、翻訳者自身が企画したのだろう。だから翻訳も最初から本人が前提で、起用されたのではないね。
この人は同じカルショーのRing Resoundingも翻訳したが、これは先に黒田恭一が訳しているので、絶版とはいえこれを新たに改訳したからには、翻訳に相当の自信があるのだろうよ。 「レコードはまっすぐに」図書館で拾い読みした
これは昔ながらの翻訳調というやつだね
翻訳調に慣れていれば読みにくいことはないと思うが
ゆとり世代だと厳しいかもね >>903
訳してみたけど、山崎氏の訳で充分わかる。
It was useful to have access to conductors like Pierre Monteux and Fritz Reiner,
but it was always understood that they would only be available for repertoire unwatned by RCA itself.
(DECCAにとって)モントゥーやライナー級の指揮者を使えるのは有り難かったが、
RCAがやりたがらない曲目に限り彼らを借りられるという決まりだった。
The veteran Pierre Monteux belonged to RCA and had done so for years,
but for some reason the company could not sell his records,"
" RCA was only too glad to hand over some of its obligation to Monteux,
老巨匠モントゥーはRCA社所属でずいぶん長く仕事をしてきたが、
どういうわけかRCAは彼のレコードを売ることができなかった。
モントゥーへの録音義務を(DECCAに)一部肩代わりしてもらえるのはRCAにとって御の字だった。 「御の字だった」は「渡りに船だった」が良いかもしれない スレ違いだが、ちょうどカラヤン DECCA録音全集
https://tower.jp/item/4991508
が出た。上り坂を驀進していた時代のカラヤンとウィーン・フィル、そしてテバルディ、デル・モナコ、プライス、コレッリなどの歌手を得てのオペラも入って33枚組1万強という値段だ。
これらの録音のプロデューサーがカルショーで、この中の主要録音、ツァラ、アイーダ、オテロ、ジゼル、トスカ、カルメンの録音裏話があの本に書いてある。
中には「ここは気違い病院か」というような珍騒動もあって、この全集を聴いてこの本を読めば面白いだろう。 リハーサル無しで試し録りしたがるカラヤンの奇癖、面白い カルショーは多くの指揮者に接し、フルトヴェングラー、ビーチャム、カラヤン、セル、クナツパーブッシュ、ライナー、アンセルメ、ショルティなどの人物評を残しているが、彼らを指揮者として尊敬しながらも、その人間性について彼の好感度は必ずしも高くない。
そのなかで彼のモントゥーに対する尊敬と好感度は格別であったようだ。経歴としては殆ど二流オーケストラを転々としていただけの「彼のことは、伝説と呼ぶだけでもまだ足りないだろう。」 To call him a legend would be to understate the case:
「春の祭典、ダフニスを初演し、若い頃ブラームスの面前で演奏した」というその実績は、カルショーから見ると先に挙げた名門オーケストラに君臨した巨匠でも及ばない「伝説のさらに上」だったようだ。 で、君が指揮者だとしてカルショーに持ち上げられてその事自体が自慢できるものかね?
カルショーなんて指揮者から見たらゴミみたいなもんだろ
但しショルティは除く フルトヴェングラーやクナッパーツブッシュはそう考えていたようだ。カルショーの記述にも彼らからひどく軽んじられていたことが見られる。
モントゥーはフルトヴェングラーより10歳年上だから最初は同じだったろうが、アメリカに渡ったアーティストはレコード産業が巨大なビジネスで演奏家にとって非常に有力な資金源になることに気付いた。
ストコフスキー、ワルター、トスカニーニの世代だね。モントゥーはSFSOなんて資金難の二流オケの運営に苦労していたから、RCAは大きな金ヅルだったろう。彼らと同じくレコード会社の人間を粗略には扱わなかったろうよ。 カルショーがあの本でモントゥーに触れるのは録音以外に2回ある。
彼が接したアーティストの多くは会食費などすべて彼に払わせようとした。デッカから多くの接待費を供給されてると思っていたからだが、実際はそんなものは支給されず彼の生活費から工面していたので、結構彼の懐に痛かったらしい。
デッカの経営は結局個人商店の域を出ず、相当にブラックだったようだ。そんな中で「少数の、他人に払わせるのを嫌う」気前の良い人たちがいたとして、テバルディ、モントゥー、バーンスタイン、ブリテン、カーゾン、クレスパンを挙げている。
もう一つは彼がジョーン・サザランドの夫のリチャード・ボニングを指揮者として起用するべく、その経験不足を補う訓練を受けさせようとして、現役指揮者で若手の指導を引き受けてくれそうな数少ない人物として、思いついたのがモントゥーとセルだった。
モントゥーは彼の依頼を承諾したが、ボニングには誰かに師事してまで指揮者の研さんを積む意欲はなく、この話は壊れた。セルも引き受けてくれたと思うがセルの方がメチャ厳しいだろう、というのが彼の想像で、彼のモントゥーへの好意が窺える。 もともとモントゥは学校やってたくらいで、弟子も多いし
筆頭弟子はプレビン、マリナー、ジンマン モントゥーは戦前のパリ時代から後進の指導に力を入れ指揮者の学校を作った。アメリカに移ってからメーン州ハンコックで指揮者の学校を作った。モントゥーの死後もこの学校は同地で続いている。
マリナー、ジンマン、カンゼルらがこの学校に入った。プレヴィンはこの学校ではなくサンフランシスコで個人的にモントゥーから学んだ。
11歳でNBC交響楽団を指揮した神童マゼールを3年後フィラデルフィアで聴いたモントゥーは翌年15歳の彼をサンフランシスコで指揮させ学校に招いた。しかし彼は当地でひどい花粉症になり、クラスに1,2回出ただけで早々に去った。
マゼールがここでさらに学んで、指揮棒をシャクり上げたりお喋りを続けるクセを直してもらってたら、もっと多くのオーケストラに受け入れられたんじゃないかな。 あれだけ世界的なオケに多数客演したマゼールに、その言い草はないだろw
それにああいう天才型には、学校という場は合わないだろうな レコ芸5月号の名曲名盤でモントゥー/ロンドン響のブラームス2番が1位に選ばれている。
講評にもあるように古いものが見直されるのには何等かの理由があるのだろう。 LSOのダフクロの全曲盤は歴史的名盤だね
カルショウはいい仕事したな 最近ハマってる
この人はバックハウスと同じだ
音楽しか聴こえて来ない
でもバックハウスほどのリアリストっぽさはなくて、常に聴衆に微笑みかけてる
「この曲のここはこうだよね?こんな感じがいいと思わない?」みたいな
独特の軽やかなオシャレ感が全時代的でまたなんともいい 他の誰を措いてもブラームス全集を作るべきだった指揮者
プロデューサーは大馬鹿者 >>932
最晩年に、フィリップスで全集録音が予定されていたようだが、
間に合わなかった
ブラ全はモントゥーが躊躇していた面も少なからずある
なにしろ、作曲家の前でカルテットを演奏して褒められている
ブラームスを終生、尊敬してやまなかった >>929
いやいやどうして・・・
カニ箱とかWHRAのライヴとか聴くと
結構爆演もやっているよ “お”が付くようなデリカシーなど
クスリにしたくもない。 SFSOやBSO、RAIといったライブだと爆演になったね。当時のこれらのオケと、楽章間でも拍手しちゃう聴衆のレベルからして無理なかったかな。
在アメリカ時代はずっとこういう境遇だったんだ。西海岸で「地の果てに来たようだ」と述懐していたが、同じころ日本に来ていたローゼンシュトックやグルリットなんかも似たようなもんだろう。 PIERRE MONTEUX…なんで『モントゥー』であって、「モントゥークス」じゃないのか? レコ芸11月号『本誌執筆陣が薦める「座右の音楽書この1冊」』で、モントゥーの自伝をあげている人がいる。 自伝って書いてないよね。没後に夫人が書いた伝記かな。 >>764でまだ全くCD化されてないLP録音ソースはコンサートホールソサエティCHSの「ベートーベン:プロメテウスの創造物から序曲とアダージオ」だけだといったが、これもCD化されていたという情報がある。
ただしCHSや日本コロムビアじゃなくて、通販のディ・アゴスティーニがクラシック廉価版CDごた混ぜ集を出した時にCHSソースも含まれていて、その中に入っていたという。だから原マスターテープは失われたがデジタルリマスターはどこかに残っているんじゃないかという話だが、詳細は不明だ。
プロメテウスってあまり演奏される曲じゃないけど、モントゥーはSFSOやBSOなどのライブでいくつか録音を残しており、好んでいたレパートリーだったらしい。 たまたまこのスレに出会って立ち読みしたけど、モントーの録音のオーケストラ配置に
誰も触れてないのはどうしたことか?まあ当然と思うが何故か? ちゃんと読んでる?
>259
モントゥーしかり、クレンペラーしかり、クーベリックしかり、
錚々たる大指揮者が両翼配置やってた
>260
シノーポリなんか、ウィーンフィルでは両翼配置。
>262
スヴェトラも晩年は両翼やってたな・・・
ミュンシュもBSO時代のは結構両翼が多かったような
>263
新しいところではティーレマンが両翼配置をやっている。
>781
あれって60年代のLSOがまだ両翼配置Vnの時代だったのか
モントゥがそう配置させたのかどっちなんだろう。
>782
モントゥーはほとんど両翼じゃない? ちゃんと読んでる。「両翼」も一種だけじゃないってことだ。 バイオリン左揃えはストコフスキーがアメリカではやらせたんで、それ以前の人はやらなかった。モントゥーは彼のやり方(バイオリン左揃え、スコア改変、素手で指揮、派手な身振り)が全て大嫌いだったからね。彼の学校での生徒に対してもそれらは厳禁だった。
まあフィラデルフィアとサンフランシスコでは格が違うし、人気、知名度もモントゥーは遠く及ばなかったんで、アメリカではストコフスキー流が主になったんだね。 モントゥーのモーツァルト、ハフナー聴いた。躍動感、推進力、滑らかさが同居してる見事な演奏だった
モーツァルトの40番はモントゥーは音源残してないんだな。聴きたかった モントゥ―85歳の第九。バークシャー音楽祭
ボストン響とのステレオ・ライヴ録音!
https://tower.jp/item/6158961/ モントゥーはブラームスの面前で演奏したことを生涯の誇りにしていたと言われる モントゥー&ヴィーンフィルでブラ全を作らなかったDeccaはバカ >>965
モントゥーに振らせなかったウィーンは賢い モントゥー&ヴィーンフィルでブラ全を作らず、よりによってクーベリックを選んだDeccaはバカ 春の祭典を初演した歴史的指揮者
1953年にRCAが実験として行われたステレオ録音は
同社が行った現存する最古のステレオ録音として残されている
1963年にLSOと初来日した3ヶ月後に亡くなった
日本では他のスター指揮者より評価が低かったのが残念 RCAに1953年春の祭典のステレオ録音を遺したのかと思った>>974 ベートーベンとブラームスに関してRCAは20年間の契約期間にモントゥーに録音させたのはベト2、4、8、ブラ2だけだった。むしろそれ以外のベートーベンをLSO,VPOと残せたのは彼をRCAから借り受けたデッカの功績だよ。
彼もそれまで米国オケでこれらを録音するのは乗り気じゃなかったんだろう。彼は自分の最重要レパートリーは作曲家直伝のストラビンスキーやドビュッシー、ラベルではなく、ベートーベン、ブラームスだとしていた。
彼自身が本気でベト・ブラ全集を考えたのは、フィリップスに移籍して、それにふさわしいACOと自分が常任になったLSOを振れるようになってからじゃないかな。90代前半くらいまでに完成すればと思ってたのかな。遅すぎたけどな。 >>974
>1963年にLSOと初来日した3ヶ月後に亡くなった
↑
バーカ
亡くなったのは1963年にLSOと初来日した翌年1964年7月1日だ う、うそだいうそだい!!!!!!!!!!!!!!!
LSOと初来日した3ヶ月後に亡くなったんだい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! うえええええええええんんんんんんん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! >>973
よりによってということはない
クーベリック/シカゴの録音はその音質の良さもあいまって目の覚めるような鮮烈な演奏
それがあの女のせいでシカゴを離れざるを得なくなった
フリーになった若き俊英指揮者をほっとくはずもなく、DeccaもEMIも契約してレコードを作らせた
いまから思えばモントゥーにというのは分かるが、当時はクーベリックを売り出したかった事情があったと思う それで出来が良ければ文句は言わんが…
クーベリックの全集はすぐ捨てた VPO初のステレオ録音の田園を指揮したのがモントー
みんなイッセルシュテットが初めてだと勘違いしている DECCAはアルヘンタ/ウィーン・フィルでもブラームスの交響曲を録音しようとしてた
指揮者死去で実現しなかったが、自社の看板アーティスト優先て方針だったのかな そうなのか
アルヘンタもクーベリックも当時Deccaが売り出したい若手だっただろうから
モントゥーが後回しにされたのはしょうがない
それでもベートーヴェンは第九以外録音できたからまだマシと思える
ただクーベリックはDeccaでもEMIでも今一つパッとしなかった感はある
シカゴを追い出されたショックで低迷してたのかもしれない
バイエルンに行ってDGに録音するようになってまた力を発揮したイメージ Deccaはモントゥーのブラームス全集をステレオで録音するチャンスをドブに捨てた
歴史に残る馬鹿と言えよう Deccaはモントゥーのブラームス全集をステレオで録音するチャンスをドブに捨て
よりによってクーベリックとアンセルメの駄盤を残したが、これらは既に忘れ去られた
歴史に残る馬鹿と言えよう >>976
勝手な想像ご苦労さんだが
モントゥーはそもそも録音なんてものに重きを置いてなかった デッカがモントゥーを録音したのはRCAとの契約に従ったのであって、デッカ自身の企画じゃないんだ。 このスレッドは1000を超えました。
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