【93】ザロモン交響曲は魅力の宝庫【104】
ザロモン交響曲の名盤・珍盤・思い出の演奏など語りません?
>やり過ぎてて聴いてて怒りさえ湧く酷い演奏
これってアーノンクールとか、次元は異なるがカラヤンなどが
まさにそういった演奏をしてくれたわけだが
こういった一癖ある演奏って
慣れてしまえば、もっと言って好きになってしまうと
所謂、可もなく不可もない安全運転の演奏CDを
売り払っている自分に気づくだろう。 アーノンクールは太鼓連打冒頭以外は意外と普通の演奏だなとしか思わんかった アーノンクールで酷い演奏と思ったのはブルックナーだけだな… HAYDN, J.: Symphonies Nos. 82-87, "Paris Symphonies" (Concentus Musicus Wien, Harnoncourt)
http://ml.naxos.jp/album/886444649681
85番の第1楽章前半のリピートは、冒頭アダージョからリピートするんだな これは新鮮だった アーノンクールが過激だと噂に聞いて、とりあえず俺の大好きな53番帝国と69番ラウドンを聴いてみたら古楽スタンダード寄りでスッキリしていてなんというか爽やかさを感じる演奏でちょっと肩透かしをくらった思い出。
これはこれでとても良い演奏だったけど過激では無かったね。 82番「熊」はすべてリピートするとかなりしつこいフィナーレがいい感じ。
後世のベトのしつこさを先にやってしまった感じ。
パリ交の場合、通常1CDだと2曲しか入らない
パリ6曲で2CDに収まってるのは最後の繰り返しはしてないはず。
パリで3枚組はいまのところハルノンとノリントンだけだと思う。
で82番「熊」に戻すと、ノリントンは全体的にものすごいスピードでやってる
それでも長いのに対して
ハルノンは溜めたりこれでもかというほど好きにやってる。
自分なりにその曲をつかんでいるのとそうでない曲の場合
刷り込み具合による感じ方は多分に個人差がある。 >>581
ファイの演奏はすごく良い演奏もあれば、いくらなんでもやり過ぎてて聴いてて
怒りさえ湧く酷い演奏もあったから、一番優れた全集とは言い難いものになったと思うが…
581さんにかなり似た感想を持った。
ファイの102番が入ったCDを聴いて、なかなか実力があり、演奏ごとに型にはまらず
意欲的な表現を行える指揮者だと感じ、他の演奏も楽しみになった。
そのようなときに、ファイが倒れたと知り衝撃を受けたが、なんと、ファイのCDが三分の一くらいに
値下げされて売り出された。こんな時になんで値下げを、と思ったものの、
不謹慎ながら安くなったことを喜んで買いあさり、(このとき年末だったので)、この年末年始は、
ファイの回復を念願しながらファイ三昧ですごそうと期待も膨らませた。
そう思って聴いていったところ………期待が大きかっただけに落胆もすごかった。
(581さんのように怒りが湧いたかどうか……、それに近かったかも知れない^^)
あまりに不自然な、それも、こなれていない不自然さが多い(自分は変わった演奏一般が嫌いなわけではない。
極端な表情付けでも、クナの94番などは、番外として聴き応えがあり楽しんでいる)。
表面上制限された形式の中で、かえって、多彩・多様で、深い、時に激しい、
あるいはロマン派にも負けないような内容を表現するハイドンの格調を
まったく壊しているとしか思えないものが多くあった。
演奏にひたれない、味わいのないものに多く行き当たった。
覚えているところでは、44番の不自然な緩急など、この曲をまったく味わえなくしている。
その他も含めて、ほとんど、鑑賞のローテーションに入れられなかった。
現時点では、一番優れた全集になるにはほど遠いと思える。
とはいえ、ファイは実力や、様々な演奏を行なえる巾なり柔軟さや意欲があり、
ハイドンへの熱意がある。復帰すれば、20年後、30年後にすばらしい円熟を聴かせてくれるに違いない。
なんとしても再起して欲しいと念願している。 アーノンクールのハイドンの魅力は、極端な「溜め」と、時折出てくるびっくりするほど遅いテンポ 不自然な緩急や溜めなんて聴く側の慣れもあると思う
確かにファイは発展途上な指揮者だったとは思うが
アルノン、ブリュッヘン、ホグウッド、ソロモンス
どれも全集が叶わなかった今
現行のハイドン交全のなかでは
もっとも聴きごたえがあり問題提起している。
往年のドラティや保守的な演奏群のナクソス、
そしてフィッシャーのなかのどれかを優れた全集として
選ぶことのほうが俺には抵抗があるなあ。 >なんというか爽やかさを感じる演奏で
俺には他のピリオドよりは大仰に感じる。
メンバークレジットがなく弦の人数が何人か不明だが
おそらく大勢で録音の音作りも関係していると思うが
30「アレルヤ」を含めて良い演奏ではあると思う。 >>591
名前を挙げてもらえないD.R.デイヴィスw
まあ全く存在価値の無い糞みたいな全集だったしなw D.R.デイヴィスが晩年のバーンスタインとかブリュッヘンのように
ライヴでないと調子が乗らないタイプの指揮者かといえば
そういった次元ではなくて
単にソニークラシカルが全曲チクルスに便乗したか
スポンサーであったかの他力本願盤だからね。
コンサートをしてさらにスタジオ録音する徹底ぶりの
Haydn2032とは雲泥の差だよ。いや泥以下。 それにしても
ソロモンスやグッドマン&ハノーヴァーバンド
そしてホグウッドのザロモン編室内楽版の軍隊・ロンドンを
プロデュースしたマーティン・コンプトン氏は何処に… ピリオドオケでの完成しなかった全集録音はグッドマン/ハノーヴァーバンドが一番好きだったよ俺は トニーフォークナーによる録音がまたいいんだよね。
ハイドンの公共曲はこうでないと。
ブル・マラ同様の音作りでは良さが伝わらん
とても良い演奏でも録音でだいなしになってるものが多すぎる。 D.R.デイヴィス全集の演奏の「遅さ」について
オケが慣れていないため、第一楽章は遅くせざるをえないが、
慣れてきた後のほうの楽章では普通の速さに近づいてくる、
といったような意味の解説を読んだことがある。
これが事実なのか、単なる憶測なのか覚えていないが、
聞いた印象からすると納得がいく。
あの遅さは、何らかの表現意図からのものとは到底思えず、
もたついているとしか見えない(後期の曲では際立っている)。
事実とすれば、こんなものを全集として売り出すのはひどい話だ。
ハイドンの交響曲に、これから少し資金や時間をかけてじっくり取り組みたいと
全集を求める人はいると思うが、
そうした人が、D.R.デイヴィスの全集を買う可能性を考えると憂鬱になる。
ハイドン交響曲に途中からうんざりして離れてしまう余地が充分ありそうだ。
にもかかわらず、かつて、この全集を礼賛しているコメントをいくつか見た。
そのひとつは、たしかベームのチャイコを取り上げて(違っていたらごめん)、
あの遅い演奏も慣れれば聞ける、同じように遅い演奏と批判されている
D.R.デイヴィスの演奏も慣れていけば聞ける、などと書いていた。
何で無理やり慣れなければならないのか、と、
なりふり構わない屁理屈の擁護にあきれたのだが。
いずれにしても、初心者が買わないよう願うほかはない。 ベームのチャイコは名演だよ。
逆にマーラーやチャイコのような曲は遅くやる方がたいへんな
緊張と持久力・スタミナを要する。
ウイーンとハンガリーの奏者を集めたフィッシャー盤なんかも
一部の曲でバイオリンの縦線がズレているね。
ハイドンの弦は腕利きの奏者を極力少人数でやったほうがいい。
というかハイドンは当時のクライアント(オケ)に向けて
作曲してたわけで
20世紀タイプの管弦楽団に対して作曲したわけではない。
ハイドンは作曲対象がない作曲をすごく嫌ったという記述を
ウェブスター(ホグウッド盤)は強調している。 モツやベトが現在もクラシック曲として人気あるのは
前者の旋律美、後者の革新性にあると思うのだが
ハイドンのメカニカルな発明(ハイドンは発明家であるとはブリュッヘンの弁)を
リアライズしていくのはこれからなんだと思う。 誰でもできる確実稼げるガイダンス
念のためにのせておきます
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TUSXK Haydn2032のスタートから
18'000 CDs and LPs 売り上げたそうだ。
やはりこれからなんだよハイドン演奏は HAYDN 2032もうVol. 6 ですね
これで#79-81が早期に揃うことになる。
ホグウッドと関係のあったバーゼル室内管でというのも
意味深じゃありませんか
バーゼル室内管は中期・後期の曲で起用かなと勝手に思っていたが
ピリオド楽器使用だが弦の人数や作曲年代はさほど重要視されない。
Echo Klassik、Gramophone Awards、Diapason d’Orと
各誌の評価も上々のようですな。 アントニーニさんか
途中で企画がおじゃんにならなければいいけど 年2回のコンサート&録音の20年計画も4年が経ちました…
途中レーベルの経営不振でおじゃんになりかけたフィッシャーの全集も
スタートは80年代、
チクルスライブを録りためただけのラッセルデービスのでも10年かかっている
アーノンクールとソニーもモツの初期交響曲集なんか録音してる暇があったら
パリとロンドンの間の5曲は録音しといて欲しかったよ
というよりは、パリからロンドンまでをワンセットに考えてほしい。
V字とかオックスフォードという有名曲があるのになぜか
このスレのようにパリ、ロンドンとくくって録音するとどうもいけない。
アントニニのように作曲時期でなくテーマ別で割り振るというのは
本当に新しい試み。 バルトークの「ルーマニア民俗舞曲」をこのチクルスに
プラスしてくるあたり、通り一遍の全集とはわけが違うし、
このくらい深読みしないと客も離れてしまうことだろう。 アーノンクールも一貫したレーベルでモーツァルトの交響曲全集残せばよかったのにね クイケンも
パリから92までがヴァージン・ヴェリタス(現ワーナー/エラート)、
ロンドンセットはdhm(現ソニー)とレーベルをまたいでの録音でしたが
プロデューサーはどちらもニコラス・パーカー氏でした。 なんだかんだで88〜92番の録音もわりと多いしやっぱり不遇なのはパリセット直前だった えらいこっちゃあ
outhere musicがナクソス傘下になったらしく
これまでマーキュリーという国内会社がやっていた
割高だったが
昔ながらの懇切丁寧な日本語解説と帯を付けた
国内流通仕様がvol.5でストップしてる
うーむ、ナクソスもナクソスジャパン配給になってからは
帯がせこくなってしまって、今は帯すらついてるのか知らんが
これからどうなるかな
Alphaやリチェルカール・レーベルの新譜が
軒並みアー写ジャケになったのは
やはり経営が変わったせいかな
困った困った。くだらない顔ジャケだとフィジカルで買う意味がない。
見よ、50〜70年代のクラシックレコードカバーのすばらしきデザインを LPのジャケットはそれなりの大きさだったから見栄えもしたけど
CDは小さすぎてデザインに凝ってもあまりアピールしないんだよな… だからといって、おざなりでいいということはない。
CDも90年代まではすばらしいジャケが多かったもの。
DTPでやるようになってからまったくダメだね。 ま、デザインに凝ってみても好みがあるから
アー写ジャケが無難というところだろうね。
ECMみたいにジャケにもプロデューサーの好みが出て
それに客がついてくればいいだけのこと。
が、実際HAYDN 2032の凝りまくったカバーデザインにはひきまくってる俺… すごくおもしろい在宅ワーク儲かる方法
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ZQG 暑さ吹き飛ばすようなファイの演奏に耳が慣れたら
アントニーニはかなりおとなしい演奏。
グッドマンどころかホグウッドくらいの安全運転だった なるほどファイ嫌いにはアントニーニはオススメということだな かのヴィヴァルディ録音から
彼らのハイドンなんて疑わしい
といった声も出たアントニーニ&イルジャルだが
弦の人数を増やしたバーゼル室内管による80、81などは
まるでホグウッド全集の補てんを意識したような演奏だ。
いっぽうファイのハイドンも聴くほどに
なかなか筋の通った演奏だと感じ入る。
モダン仕様ナチュラルラッパの音がちょっとキツめに
張り出してくるのが残念だが
これまで録音の多かったザロモンセットも
Vn両翼配置の録音は少なかっただけに貴重なものとなった。
総評として単なるこけおどしな演奏ではないと言い切りたい。
いずれにしても、「初めて全曲合わせてみたけどどーよ?」と言いたげな
だらだらしまりのないラッセルデーヴィスの付け焼刃全集など
録音史上の黒歴史であるとしかいいようがない。
他の録音、演奏で一刻も早く「汚名返上」してほしい。 D.R.デイヴィスはブルックナーはわりとまともだったし近代〜現代音楽で結構良い録音あるし
不慣れそうなハイドンの全集に何故手を出したたのか謎なぐらい ライブコンサートだとその場の雰囲気や臨場感でカバーできるところも
全集録音で残すとなれば周到な準備が必要。
ハイドンの古典派交響曲なんて簡単に演奏できると甘く見積もった
レーベル側・プロデューサーの誤算といっていいだろう。 結局はモダンオーケストラの演奏に落ち着く
変なことやってないから D.R.デイヴィスもファイもモダンオケだが
随分と違うものよ アーノンクールの古典派交響曲(モーツァルト)の録音はじめ
はコンセルトヘボーという名門オケだったが
近年ヨーロッパではモダン楽器・ピリオド楽器両刀使いの
オケが出てきた。
音楽、曲へ対するアプローチというよりは
コンサートや企画により
適宜、使い分けされるような時代になってきたという。 マリナー/アカデミー室内は、忘れられてしまったか…
まあ名前付だけだけど アーノンクールはたしかに一貫性に欠けると言われても仕方がない
パリ交響曲は、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスというピリオドオケ、
ザロモン交響曲は、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団(のちに、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団と改称)
というモダンオケ 蛇足だが、コンセルトヘボウはマーラーが指揮したこともある名門オケ まあ名門オケではあるが当時は落ち目だったため救世主として現れたのがアーノンクール
名門モダンオケでもここまでピリオド奏法に徹することができるんだなあと話題を呼んだ アーノンクール最晩年ランランとのモーツァルトの後でウィーンフィルのコンマス
までがピリオド絶賛するくらいだからね
アーノンクール自身、90年代にベルリンフィルとブラームス全集やブルックナー交響曲集
をピリオドで録音した際、カラヤンのオケを自分が振り彼の得意だった曲を録音するとは
思ってみなかったと笑いながら語っていたのが印象に残っている
彼のぶれない徹底したカリスマ性は好き嫌いはあれ超一流だったってことだな 実際レコーディングではホグウッド&シュレーダーAAMのモツ交全曲が
先に世界的ヒットになってたからね
コンツェントゥスでモツ交響曲をやっても後出しになって
インパクトに欠ける
「四季」や「水上」ほどの話題にはならないと見込んだのでしょう
そこで名門オケでやってみるべと。今じゃどこのモダンオケでもやるような
スタイルに
>>626
ボザール(philips)のトリオboxを何度も出すくらいなら
マリナーのネームシンホニーシリーズ(philips)の方も
もう一回くらい再販してもいいと思うけどね
全部でなく10枚か5枚くらいの小出しにして
売り切ったら第2弾で。みたいな。
マリナーは一連のネームシンホニー録音の後にネームなしの102かなにか
1枚デジタル録音してるこれも(philips) >>632
中学の時、ハイドンの交響曲はマリナーで啓蒙されたから思い入れ深いわ。 LPは1枚づつ(2曲づつ)リリースされたシリーズ録音だったけど
CDでパリセットがDUOシリーズで出てたっけ。
ネームシリーズの後もなんとはなしに出してたんだな
ドラティやフィッシャーよりよほどいいのに
これも全曲録音には至らなかった 確かその29ネームシンフォニーBOXのうち2曲は
レパード指揮ECOの録音が含まれてたので
ならばサーコリン&ヘボーのまとまった録音もまぜたら
ちょっとしたフィリップス・ハイドン・シンフォニーアンソロジーが
できちゃうやんね >>635
横にそれるが、レパードは1日48時間にして楽譜の校訂作業を行っていたらしい そんな寝不足だったのにご健在のようだね つごい
>>636
ザロ交なんもなし
目新しいものではショーヴァンのパリ交(バラ出し)、
ベイエのコンチェルト
コンソメ・カルテットはなぜかメンデルスゾンとカップリング。 おっとファイ不在全集の続編が出るみたいだね63 38 37 9 ファイの「驚愕」めちゃくちゃええやん
と思ったら全曲シリーズの第一弾だったんやね
なんで大怪我なんかしてんねん orz さげおめことよろ人いない・・・
ファイのハイドン演奏は
それまでイムジチの「四季」やパイヤールの「カノン」のような
バロック演奏が主流だった世界に
アーノンクールの「四季」やMAKの演奏(旧録音:1980)が
なぐり込んできたような感覚かな メルツェンドルファーの全集、いい演奏の曲も少なくないが
20番台のいくつかや最後の103・104など
木管が不自然に前に出ているのが何曲かある。
録音ミスか?指揮者の解釈か? 普通に考えられるのは
何曲か録音してちょっと木管が
うるさすぎじゃね?
ということでマイクを離したのでは 全曲通じてそれが意図的なバランスだとしたら
稀に見る革新的な全集になったろうが
そんなわけもなく... ザロモンセットはVn対向配置でないとstereo録音の意味がなくmono同然。 今さら全集が見つかるなんてね
他にも全集録音してる指揮者いるんじゃない 聴いた感じしごくフツーなベルギーの古楽器オケとバート・ヴァン・ラインの#101
https://www.youtube.com/watch?v=ktyCiVA4vfM
フーガリベラから80、81のCD発売されるようなので記念の柿古! いや〜ファンレイン恐るべし!
かつて鬼門とさえ囁かれた#80・81、ピアノ協#11に
歴史的な名演の登場というしかあるまい。
ファイのようなアグレッシブさは皆無だがこれまで培われたピリオド演奏の
良いところが自然な形で実を結んでる感じ。
各楽器の分離は誇張されないが名手ポンセールの(ゲスト?)参加も花を添えてる 知られざる80・81に人気曲ピアノ協#11をはさむところがにくい
いずれも1784年の作らしいが ほう、これか
発売日 :2019年10月17日
レーベル :Fuga Libera
品番 :FUG755
【ベルギー新世代の共演によるハイドン!】
1981年ブリュッセルに生まれ、ジュネーブ国際音楽コンクールで特別賞を受賞し、現在はベルリン芸術大学で後進の指導にもあたるフォルテピアノ奏者ブロンデール。
指揮のファン・レインもベルギーの出身で、合唱や管弦楽の指揮で頭角を現してきた若き逸材。
ル・コンセール・ダンヴェルも2012年にアントウェルペンで結成された若き古楽器合奏団。
ベルギーの古楽新世代が、1784年のハイドン作品を集め、ドラマティックな快演を聴かせます。
【曲目】
ハイドン(1732-1809)
1-4.交響曲第80番 ニ短調 Hob.I:80(1784)
5-7.ピアノ協奏曲 ニ長調 Hob.XVIII:11(1784)
カデンツァ:ルーカス・ブロンデール
8-11.交響曲 第81番 ト長調 Hob.I:81(1784)
【演奏】
ルーカス・ブロンデール (フォルテピアノ)
使用楽器:アントン・ヴァルター1795年製にもとづくクリス・マーネ製
バルト・ファン・レイン (指揮)
ル・コンセール・ダンヴェル (アントウェルペン合奏団/古楽器使用)
【録音】
2016年8月27-28日
聖マルガレーテ教会、ブリュール、ドイツ >>654-655
尼や塔では見つかるのに犬のサイトで見つからないのは何故だ HMVオンライン?
ユーチューブのリンク映像までついてるし
すぐ見つかるだろ #78 #79も続けてリリースしてほしいな
ここら辺の番号は宮廷音楽としての交響曲から
パリ〜ザロモンといったエンタメ系の交響曲になる過渡期であるため
レコードも少なく、いくぶん表情がぎこちなく硬かった。
合唱指揮をメインにやってきた人らしいが
ファン・レインなかなかの逸材になりそうじゃないか 古いのだがヘルビッヒ・ドレスデンフィルのを良く聴いてます デイヴィスの全集の致命的な欠点ってオーケストラのテンションの異常な低さだろうな
まるでN響が演奏してるみたいなテンションの低さ
ヨーロッパにもこんな官僚的な演奏をするオーケストラがあるんですね 演奏後に入ってる義理でやってるみたいな拍手がまた演奏の寒さを増加させてる 勢いもなければハイドン特有の軽妙さとかウィットも表現できていない
上の方でディスられてるけど全然ビーチャムのハイドンの方がましでしょ
D.R.デイヴィス盤は本当ほめるのが困難 ラッセルとコリンがいて、デイヴィスはややこしい
スペルが違うようだぬ アンドルー・デイヴィスを忘れるな…
マリナーの弟子でぬるいヴォーンウィリアムズ演奏をする人。 したって全曲演奏会をまるどりしただけでしょ?
古くてもセッション録音のほうが形になってるわさ 以前はラジオ放送用のライブ音源をCD-Rにして売っていた
所謂裏青盤というものがあったが
あれは指揮者やオケの特定のファンがありがたがるもので
申し訳ないが彼らはハイドンの全集CDとして売るほどハイドンに入れ込んでる指揮者でも
オケでもないからな。 シュトゥットガルト放送響なら嬉しいのだがシュトゥットガルト室内管だからな。
団員もノリントンらの演奏に嫉妬してわざとツマラン演奏をしててもおかしくない。 デニスラッセルデイヴィスのも発売直後はスレで褒めてた人いた気がしたけどどこ行ったんだろ 277 名無しの笛の踊り 2009/10/06(火) 14:57:05 ID:FoWBg4kj
D.R.デーヴィス、いいよ。
今日届いて、102番と104番を聴いただけだけど…
どんな過激なのを聴かされるか内心ドキドキしてたけど、これなら安心して聴けそう。
モダン楽器・ピリオド解釈・チェンバロ入りだけど、テンポ設定は伝統的なタイプのもの(アーノンクールのほうが過激なことやってる)。
102番の4楽章も勢いにまかせることなく、きちんと一音一音をはっきりと聴かせてくれるので、曲の素晴らしさが引き立ってる。
ボックス内の収録順は作曲された年代・テーマ別になってる。
異稿は収録されていない。
漏れ的には、ドラティとこれがあれば当座十分だな。
385 名無しの笛の踊り 2009/10/10(土) 21:44:21 ID:JoYrTd98
D.R.デイヴィスの演奏は全体的にテンポがゆっくりめだね
編成の大きいドラティの方が軽快に感じられる曲も多い
一昔前のまだ古楽器の影響があまり強くない頃の室内オケハイドンに近いかな
ドラティやフィッシャーは良演・駄演の差が結構あったけどD.R.デイヴィスのは全体が平均点的な演奏で一つの全集としてまとまってると思う
388 名無しの笛の踊り 2009/10/10(土) 22:48:10 ID:TcBFw3e/
>>385
でもユルフンなんでしょ?
389 名無しの笛の踊り 2009/10/10(土) 23:21:26 ID:aejbg9Dr
>>388
ユルフンと言われればそれまでだけど、全集としての「解釈の統一性」があるので、何曲かまとめて聴くと気にならなくなる。
と同時に、このコンビならではの優れたハイドン演奏だと納得させられる。
各楽章のテンポ設定が「速い楽章は遅め、アンダンテやメヌエットは若干速め」というスタイルなので、速い楽章を引き合いに「ユルフン」と感じてしまうところがあるけど、何曲か聴いて、解釈の傾向に納得すれば、
「言われるほどユルフンではなく、適度に引き締まっている」と感じる。
関係ないけど、昔カール・ベームのLSOとのチャイコをユルフンだと貶したことがあったのに、改めて聴いてみて「これはこれで良い」と感じるようになったことを思い出した。 429 名無しの笛の踊り 2009/10/12(月) 03:45:11 ID:1KjWV5fW
R.デイヴィスの全集、木管と弦のバランスがすごくいいように思う。
金管はちょっと物足りないと思う箇所も多いけど。特にファゴットなんか、他の演奏では気付きにくかった動きがはっきり聞こえたりする。
686 :名無しの笛の踊り 2009/11/17(火) 07:57:21 ID:X4ZrLOwz
不良品騒ぎも一段落したようなので、改めて評価するが、R.デイヴィスの演奏、俺はかなり気に入っているよ。
他の全集や、全集ではないにしてもある程度まとまった曲数を録音している他の指揮者、たとえばマリナーやラトルなどに比べて。
まず録音が鮮明なのと少人数の編成であるために、
個々の楽器の動き(特に木管)がよくわかるし、
全体にテンポが遅めで、ハイドンの交響曲の構造的面白さをじっくりと味わわせてくれる。すでにかなりのハイドン通の人はおそらくフィッシャーやドラティのほうを好むのかもしれないが
これからハイドンの交響曲を本格的に聴きはじめたいという人にもし奨めるとしたら、おれはこのデイヴィスの全集を奨めたい。 977 名無しの笛の踊り 2009/12/28 16:57:11 ID:hPQe1lLe
カラヤンのことはともかく、このスレでよく話題になる三つの交響曲全集の中では
どれもなかなか良い演奏だとは思うけど、正直私はドラティとフィッシャーは
テンポが速すぎるのがどうもあまり気に入りません。フィッシャーの場合は、
それに加えて緩徐楽章のテンポは遅すぎる。R.デイヴィスのテンポ設定がいちばん
素直にハイドンの音楽の魅力が楽しめると思うのですが、どうももっと速いテンポが
好きな人のほうが多いようですね。ハイドンにしてもモーツァルトにしても
どうしてみんなそんなに速いテンポがいいのかなあ。 .
ドラティもフィッシャー(といっても実は有名なイヴァンではなく兄アダン)も
モダンが重要視するところの作曲家(エステルハージ家)と縁も所縁もある
ハンガリーの出身だ。
いま規模の大きめなバロック声楽曲の録音で頭角を現す
ブタベストのピリオド楽団:ヴァシェジ(指揮)オルフェオ楽団が
エステルハージ家の音楽 第一弾「朝昼晩」を出しました。
個人的にはちょっと弦の人数が多いのが気になるところ。第2弾に期待。 その書き込みでむしろ聴いてみようという気になったデイヴィス姐さん未聴箱
他スレで発売後間もなく欠陥の報告してくれた神のおかげで
不良の交換だけは済ませたが >>670-672
もう10年以上経ってたんだな… 時間が経つのは速いなあ…
その間に全集になったような新録音なく
昔の掘り出し音源の全集一箱しか出てないってことかぁ ふはっ ハイドン全集に取り組んだ指揮者は不幸になるジンクスがあるからね。
ファイは転倒し廃人状態、ホグウッドは脳腫瘍、ゴバーマンは心臓発作、ソロモンズに至ってはレーベル倒産以降消息不明、グッドマンも理由は何だか知らんが引退しちまった。
アントニーニもコロナに巻き込まれて打ちきりとか最悪の事態にならなきゃ良いのだが。 >>678
飯森って人もハイドン全曲録音に取り組んでるのね。初めて知った。
大阪が拠点らしいから正直今の時期ライヴ録音は危ないかもしれない… 学者でアーノンクールのパリ交響曲集の解説を書いてた飯森豊水ってのはその人の親戚かなんかかね?
演奏の質以前に、正直売れてるのかは気になる所。 ホグウッド83
グッドマン60
ファイ56
ゴバーマン46
ソロモンズ44
飯森31
アントニーニ(笑)25
リリース済の曲数を並べてみたがアントニーニの録音ペースだけ遅すぎwww
次は「天地創造」を出すようだがのんびりし過ぎて確実に頓挫コースだなこりゃ。