ブルックナー交響曲第00番0番1番2番
あまり語られない、ブルックナーの初期の交響曲について語りましょう。 初期交響曲の決定盤ってなかなかないよな
昔の指揮者はあまり録音残してないし この前出た00番の録音、ヴェス/ブルックナー管のよかったわ
00番なんてロクに聴いたことなかったけど、スケルツォだけややブルックナーぽくて
後は緩いシューマンみたいな曲だな
曲も緩いし演奏も柔らかみがあって、ほんわかした感じが妙にツボに入った 初期ブルックナーにはいろんな先人の影響が見られて面白い
・レクイエム←モーツァルト
・ピアノ小品←メンデルスゾーン
・00番←シューマン
・1番←ヴァーグナー
その後これらの影響から脱し独自の作風を生み出したことも分かる こうしてみると、アーノンクールはブルックナーを「宇宙から飛んできた隕石のよう」と言ったけど
やっぱり先人の作品を参考にして徐々に作風を築き上げていったことが分かる
決して突然宇宙からやってきた天才というわけではなく
まあ確立された作風が誰とも違っててぶっ飛んでる、という意味で「宇宙からの隕石」ということなんだろうが 砂川しげひさは交響曲の1番から9番まで
作曲の技法的にはブルックナーは
そんなに進化していないという説を紹介していた
元々は誰が言ったのかは不明だけど 俺はまだ2番くらいしかしらないから、ブルックナーファンとはいえないな 交響曲の半数くらいしか聴こうとしない自称「ブルックナーファン」は多いから気にしなくていい >>390
世界観の広がりや深化みたいなものはあると思う。
ベートーヴェンやブラームスのように年齢とともに老年に向かって枯れていくようなものはないな。