>>503
最近そのCD入手したので聴いてみた。
オケ指揮者とも気合の入った熱演だが、ややそれがマイナスに空回りしている感がなくもない。
第3楽章のクライマックスで駆け上がるところなど、指揮者が自分で自分にブレーキを掛けられない状態みたいだし、
オケはしっかり鳴らしているのになぜかブルックナーらしい重厚感に不足しているというか、一言でいえば不慣れな感じ。
Rシュトラウスではあんなに素晴らしい演奏を聴かせてくれたコンビだが、その若さがこの曲にはそのまま通用はしないということか。
だが、全体として偶数楽章は成功していると思う。あくまでも俺個人の感想。