プレトークで>>474の人が書いているように関西フィルにとって今日が初めてのブル9だったみたいなことを話していた。
でもこれまでいろんなオケで10回生演奏で聴いてきたブル9よりも今日の関西フィルのブル9の方が素晴らしかった。
金管がやや強すぎる感はあったが、でも意欲的演奏でブルックナー的においは十分に漂わせていた。他のパートも
十分にブルックナーだった。こういう思いの伝わる演奏ならオケのキズがどうのとか、オケのバランスがどうのとか
そんなことはささいなことに思えてしまった。だから自分にとってはまさに超名演レベルな演奏で今日来て本当に
よかったという思いで一杯になった。この真逆の演奏が去年10月のブロムシュテットN響のブル9の初日だった。とにかく
中途半端でN響らしからぬ演奏でガッカリした。(その感想:https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/classical/1533909449/671
前半のコンチェルトのバイオリンソロもよかった。今後もその存在には注目だ。