前半のモーツァルトはN響絶好調で後半はどんなブルックナー9番の名演が

聴けるのかという期待が高まった。でもその期待は見事に裏切られた。

まとまりがない。表面的。奏者に迷いがある。この3つが互いに相乗効果で

オケの統一感や安定感など期待できる状態ではなくなった。そうなったら

ブルックナー9番の迷演しか存在しなくなってしまった。