クラ板で語る現代音楽 Part3 [転載禁止]©2ch.net
どうして建てたの?
前スレのネタ切れっぷりを見てなかったの? 1000までいきそうなら無条件で次スレを立てれば良い
クラ板のスレの9割はネタ切れなんで、特にスレ立てを思いとどまるような理由にはならない 10代の天才ドラマー川口千里
https://youtu.be/YoKTvWED8rs
この子、本人は現代音楽やってるつもりまったくないだろうけど
音の構成が現代音楽っぽいね おいパスカル・デュサパンの近作面白いじゃねえか
誰だよイマイチとか言ったのwwwwww そろそろフランス勢はポスト・スペクトル的な運動がないと厳しいな
ほとんど同じような作風だもん >>11
昨年度の武満賞の審査員だね
つい最近「現代の音楽」の時間でその模様とサーリアホの作品自身も紹介された シュニトケを聴こうと思う。オススメの作品を教えてくれ >>16
ここは詳しい俺に任せてくれ
最初は80年代前半のは交響曲2,3番、チェロ協奏曲1番、弦楽四重奏2,3番、コンチェルトグロッソ1−3番、ピアノと弦楽のための協奏曲
これで多様式が楽しいと思ったら、80年代後半の交響曲5番=コンチェルトグロッソ4番、
弦楽四重奏4番、二台のピアノのためのコンチェルト、チェロ交響曲2番
これでもっと暗黒世界に浸ろうとするまでにハマったら、一般にはクソ認定されてる90年代作品
交響曲6-9番、コンチェルトグロッソ5番、ピアノソナタ2,3番
特に遺作の交響曲9番の龍安寺の石庭を思わせる作風は、ショスタコのヴィオラソナタに並ぶと思う
それから70年代の初期作品、ピアノ5重奏、弦楽四重奏1番もそれなりに面白いから、お好みで。
VnコンチェルトとVaコンチェルトは俺には合わんかった おぉう、早速のこれまた丁寧で詳しいレスありがとう
まずは80年前半の作品からですね
参考にさせていただきます
これまで何故か全く馴染みがなかったけど、ワクワクしてきた 書き忘れ
交響曲1番も愉しい作品です。
またBisのレクイエム・交響曲4番のカップリングも買うと幸せになれるかもしれません。
×チェロ交響曲2番
○チェロ協奏曲2番
80年代後半、88年に、シュニトケは病で倒れましたが、そこからの作品の充実ぶりがすごい 藤倉大いいよね
Rare Gravity for Orchestra - Dai FUJIKURA
https://www.youtube.com/watch?v=8OgGL0ZV6Qw >>20
藤倉大はいいとおもうが、同じものをあちこち貼らないように 今の現音って何が主流なん
まだ新しい複雑性とかスペクトル楽派とかをいじってんの? >>22
>今の現音って何が主流なん
「主流」なんか無いよ。
>まだ新しい複雑性とかスペクトル楽派とかをいじってんの?
いじってない。 >>25
質問が悪かったか
じゃあ最先端の技法ってなに? >>28
じゃあドイツ、フランス、日本で
これでも広いってんならダルムシュタットでいいから 純粋な音楽家はいなくなってる気がしますね、インスタレーションでMAX/MSPのプログラミングで
音楽を画像でコントロールしたりその逆に映像を音楽化したり、カメラで観客の姿を取り込んで音にしたり
そういう人が日本のアーティストに多いんじゃないでしょうか
あとは日本の若手はフランス留学でスペクトル楽派を学んでそれに適当に雅楽や3和音を採り入れたり
でもとにかくコンサートホールで音楽だけを有難く拝聴する、というのは前衛って感じしませんね >>30
あーなるほど、そういうタイプですか
そこまで行くともうCDでは収まらないですね
ってか、コンサートホールでも無理なのか
うーん、純粋な音楽じゃなくなってるのか、なんだかなぁ…
後者は望月さんとかですかね
いや、あの人もう若手じゃないけど
レスありがとうございました >>26
>じゃあ最先端の技法ってなに?
何も無いよ。
そもそも、皆が認める「最先端」などという概念そのものが
成り立たなくなって久しいから。 なんか、>>26は、90年代前半の初期秋吉台みたいな
ムーブメントが、どこかで未だに続いてると思ってるのかな。
そんなの、10年位前からどこにも無いよ(´・ω・`) >>33
それでもなおわたしは未聴感にこだわる(湯浅譲二) 日本に関して言えば、ココ10年位で現代音楽の作曲状況は格段に酷くなった。
作品そのものより、それを取り巻くシーンの沈滞が酷い。
http://togetter.com/li/131033 とか読めば判るけど、
もう皆が認める「現代音楽シーン」みたいなものが、まるで成り立たなくなってる。
上記まとめは2011年の段階だけど、4年経って更に状況は悪化しているからな。 >>35
不景気だったからでは
音楽や美術は景気がよくないとだめな産業
クラシック音楽は欧州が植民地を拡大して景気が拡大していた時代
アルゼンチンタンゴはアルゼンチンが先進国だった時代の産物 現代美術は相当なポピュラリティを獲得してますよね。
やっぱり一目で作品を楽しませられる、という空間芸術の利点は大きい。 >>38
壊されない限り存在し続けるしな。
秋吉台は、と思ったが他の現代音楽セミナーもカルト宗教みたいなもんか。
教祖様の前で集団思考停止しちゃうとことか。プロメテオ聴きにいったとき怖かった。 >>39
>現代音楽セミナーもカルト宗教みたいなもんか
>教祖様の前で集団思考停止しちゃうとことか
その教祖様(細川俊夫)もアッサリ『転向』しちゃうしなw
西村朗との対談で、
「ドナウエッシンゲンやダルムシュタットの音楽祭へ行くと、本当に耐えられない」とか
「現代音楽祭は値段も安いけどガラガラ」とか、“お前は吉松隆か”と思っちゃったよw
ハシゴを外された細川チルドレンが困っちゃうじゃないか、今更こんな発言されては。 >>40
西村さんがびっくりしてたな
「あなたがそんなこと言うとは」とか >>38
現代美術は投資できるけど現代音楽はなぁ…
あれ完全に慈善事業っしょ >>37
>不景気だったからでは
>音楽や美術は景気がよくないとだめな産業
>クラシック音楽は欧州が植民地を拡大して景気が拡大していた時代
本来は「現状」に疑問を呈し、文化状況に混乱をもたらそうとし、
「現状を破壊するような不穏さ」が見え隠れするのが、現代音楽だった。
それは当然、60〜70年代の「反乱の思想」と強く結びついていた。
80年代に入ってからの現代音楽は、現在と比べればずっと好景気だったのを背景に、
「消費」の中で生き延びようとした。
セゾンの堤のバックアップで行われた武満徹の「今日の音楽」なんか、その典型だった。
80年代というのはそういう大量消費社会の中で、前衛な主張や態度が「おれらもまだまだ行けるぜ!」って主張してみたり、
一方で「あんなこと言ってるけど、現代音楽なんてもうダメなんじゃねえか?」とか言われて、グズグズ争っていた時代なんだよ。
82〜83年頃の音楽芸術読んだら、当時28〜30歳頃の「売り出し中の若手作曲家」だった細川俊夫と吉松隆が
論争していて結講面白いぞw >>37
>不景気だったからでは
付け加えると、単純に不景気だけでなく、
最近では世界的に「新自由主義」的な思想が蔓延していて、
人気のないもの、金を稼ぐ可能性のないもの、大衆の役に立たないものには
単に補助を減額するレベルじゃなくて、ゼロにするという政策が一般化しつつある。
こういう思想を持ってるのは、何も橋下徹だけじゃない。
少し前のオランダなんか酷いもんだよ。外貨を稼げるコンセルトヘボウなんかは減額せず、
無名の若手現代芸術家へのサポートは大幅に削減する政策を打ち出して実行したからな。 現代音楽より古楽器演奏のほうが世界を刷新したんじゃなかろうか 細川って過去そんなに尖ってたのか
音からは伝わってこないな 「いっこうに痒いところに届かない、絶えずストレスを与え続けられている感じ」
現代音楽 マーク・アンドレのオケ曲がリリースされてましたぞ〜 >>48
マーク・アンドレ(Marc Andre)とマーク=アンドレ・ダルバヴィ(Marc-Andre Dalbavie)のどっちなんだよw
まさか、マルカンドレ・アムラン(Marc-Andre Hamelin)じゃないよね、作曲もしてるけど。 俊夫ちゃんは大作曲家に倣って自然溢れる避暑地で瞑想いながら作曲してるのを得意げに宣伝していたが
最近は評論家やジャーナリストも真似しだしたな >>49
マーク・アンドレ(Marc Andre)でした。 ただ純粋に音楽的な観点からすれば80年代当たりの細川よりも
最近の作品の方が面白いと思う
すごく個人的な感想だけど メシアン以外に面白いオルガン曲作ってる作曲家はいる? >>53
柴田南雄がNHKホール開設記念に書いたオルガンのための「律」は好きですね。 >>53
あとティエリー・エスケシュとナジ・ハキム
この2人は聞きやすい 現音の市場規模ってクラシックの何分の1くらい?
クラシックはポップスの100分の1とか言われてるけど >>59
>現音の市場規模ってクラシックの何分の1くらい?
多分1/100位。クラシックのCDでも売れるのは数万枚売れるけど、
現音は売れても数百枚だから。
売れるPOPS(数百万枚)>売れるクラシック(数万枚)>売れる?現音(数百枚)
はそんなに間違ってないとおもう。 >>60
それは現代音楽の定義に大きく依存するのでは?
あなたのその推測する「ゲンオン」とはいかなる物なのかな? 価格が安けりゃ買うけどな。
ソミーの白箱みたいなの。
あの中の何枚かは、ウルチョラ7を連想した。 しかも売れるのは吉松とかペルトとかという・・・
どうして前衛としての現代音楽がビジネスとして未だに成り立ってるのか
不思議なほどです
スターがいないと思います。 ほとんどが教職と兼業でないの
純粋に作曲だけで食べてる人って何人いるんだろう クラフトワークなんかが出てきてからは、現代音楽と呼ばれるクラシック音楽は価値が半減しちゃったね 俗にいう「大きな物語」が終わっただけだから・・・(震え声) なんねんまえのポスモダ論持ち出してんのん(´・ω・`) 匣男の鎮魂曲聴きながら
「こんなん演奏してちやほやするより日本の近代作曲家の大規模作品やれよな
戸田邦雄なんかアニバーサリーだろーがよ伽羅とかやれよ」とおもたが
楽譜の整理といった手間がめんどいんだろなともおもたわ Google Play Musicって現音も結構充実してんな 歳取ると前衛を追い続けるのが辛くなってる
それと同時にシュトックハウゼンの後期が好きになってきた 何が今の音楽かも難しいよね。
手抜きみたいなのもあるし。 >>78
あれじゃ物足りない
音源垂れ流しじゃないとね >>79
でも、4月からの解説で歴史をなぞる番組のスタイルはとてもわかりやすくて勉強になるなと。
あれと前の晩の片山さんの番組セットで聴くと、こんなマニアックな番組ばかりでいいのかと不安になる。 もう来ない。注目されない尊敬されない業界にワザワザ飛び込むバカはいない。 売れる現音は千枚単位は優に行きますよ。
しかもちょっと聴きやすいものより、ゴリゴリの方が売れやすい。 現代音楽だと佐野エンブレムのような古臭さがあってよろしくない
エクスペリメンタルクラシックに改名してイメージ刷新しよう >>86
>現代音楽だと佐野エンブレムのような古臭さがあってよろしくない
それ以前に、今や「現代音楽」の定義そのものが拡散して、
大多数の人が単なる「現代の音楽」として扱っている。
もはや一般人の大半が「20世紀後半から現代に至るクラシック音楽の範疇で前衛的な音楽」
という認識では捉えていない。 >>81
>スターよ出てこい!!
一時、藤倉大を、情熱大陸に出演させたり坂本龍一とコラボさせたりして
プッシュする動きがあったけど、結局空振りで終わったからな。 やはりスターになれる素質があるとしたら木山光だろう
女性受けしそうなルックスもしてるし、なにより一聴したインパクトは
クセナキス初めて聞いた時にも通じる グラスの「美女と野獣」ピアノ版CD
・・・・ってCD一枚に収まるのかよ!?
とおもたら単なる抜粋のピアノリダクションだったww ヘイニネンって作曲家でフルートと現代音楽の相性の良さを感じたんだが、他にオススメがあったら色々教えて下さい ヴァレーズ 密度21.5
ブーレーズ ソナチネ
湯浅譲二 相即相入
福島和夫 冥
…このあたりは既聴? マーンコプフの「新しい天使の恐怖」とかベリオのセクエンツァがぱっと浮かんだ
ところでRoberto Fabbricianiというフルート奏者が作曲した「ハイパーバスフルート」って
超低音フルートのための曲を買ってしまったが、後悔した >>97
ヴァレーズは有名なのに未聴だったわ
現音フルートのヒュッヒュッ鳴らしてる感じが尺八を彷彿とさせるし日本人作曲家と相性良さそうだね、ありがとう >>98
ありがとう、凄い名前の作曲家だなゴクリ
ベリオも気に入ってるわ