モーリス・ラヴェル (Maurice Ravel) 11©2ch.net
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引き続きラヴェルについてまたーりと語りましょう。
前スレ
モーリス・ラヴェル (Maurice Ravel) 9
http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/classical/1352465196/ 今日はラ・ヴァルス初演日なのでラ・ヴァルスを聴こう 初演日をご記憶とは
1年がそれで埋まりそう
バッハの教会カンタータとかね グロテスクなセレナードってすごいよな
スペイン作曲家やバルトークがやってる事を十数年前にやりながら、ラヴェルのお馴染みのフレーズがしょっちゅう現れる ラヴァルスもグロテスクなワルツという発想がいい
上品な演奏が多いが、なるべく下品に演奏すべき曲 品格を欠いた演奏ならバーンシュタインの指揮でしょう。
あの人は「ト長調の協奏曲」も下品に振っている。
面白いが、好き不好きでしょう。 どんな曲も演奏家の品性が現れますね。
下品な演奏は下品な曲に聴こえる、
上品な演奏は上品に聴こえる、これは当然ですが。
下品な曲が上品に聞こえるのは余りないかもしれませんけど、
上品な曲を下品に演奏することは容易です。 バーンスタインの酷さはミラン・クンデラが指摘してる。バーンスタインだけの問題じゃなく、ロマン主義型の巨匠に共通するものだけど。
下品というのは言い得て妙。 >>797
すいません、ミラン・クンデラのその指摘は彼の著作で読めるものですか?
スレ違いで申し訳ありませんがご教示頂ください。 エネルギーを放出して聴き手を押し倒す素晴らしい指揮者じゃないの
過剰な生命力、高揚感、押し付けがましいとこはあるんだろうけどね >>801
ありがとうございました。
日本語訳は現在古本でしか入手できないようですが先ほど注文しました。
ストラヴィンスキーについても書かれているようなので楽しみです。 カルテットはガラスのように硬質な感じ「冷たい人ね…」て思っちゃった
若いので気どり過ぎたか ピアノトリオで良い演奏ありますか?
無難ではなくフランスらしい洒落た演奏で Spotifyで聴き比べしなされ
俺はそこまではしない「いやー良い曲だなー」で演奏家チェックしないラヴェルすげーで終わっちゃう アリス=彩良・オットの
ピアノ協奏曲をド下手と酷評したわたくしを叱りたい。 >>805
ルヴィエ、カントロフ、ミュレによる演奏は?
フランス演奏家による陣容
カップリングもドビュッシー、フォレのトリオ ピアノ曲全集、バヴゼかエルバシャで迷っている
ライブは二人とも聴いた
両者優劣付けがたい見事な演奏だった 「スペインの時」は気の利いた 楽しいオペラですけれど、彼はもっと
大規模なオペラをなぜ作曲しなかったでしょう? >>811
もともと寡作で大言壮語するような作風じゃないからね
ピアノ曲を除けばどの種類の楽曲も作品数は多くないがいずれも完成度が高い
ちなみにラヴェルはワーグナー嫌いだがプッチーニは評価してたらしい 「シェーンベルクに理解があることだけをもってしても、彼は評価されるべき作曲家だ」みたいな文脈だったっけ。 >>814
「月に惹かれたピエロ」の(イタリア)初演の際プッチーニはホールに楽譜を携えていたとか
それからラヴェルは「スペインの時」を作曲した頃に「沈める鐘」という壮大なオペラを企画していたが、父親の存命中に間に合いそうもないので中断、結局破棄したそうだ
久々にロザンタールのラヴェル本を引っ張り出してみた ドビュッシーのピアノ小品「page d'album」
ラヴェルファンならニヤリだね ヴ表記が無くなったら、
ラヴェルもラベルになってしまうの? 「道化師のギャロップ」とか言う歌があって、それは「道化師の朝の唄」
とは似ても似つかぬものだそうね。
Ravelのはスペイン情緒たっぷりの名曲ですが、あっちは何だか知らんわ。 「道化師の朝の歌」という日本語訳名は私は使いませんよ。Ravelが
スペイン語で題名を書いていますから、スペイン語標題を使います。
そういう曲調ですもんで。 >>823
カバレフスキーの道化師のギャロップ知らんのか誰でも知ってるだろ 道化師といえばレオンカヴァッロのオペラがあるな(聞いたことないから内容は知らん)
クープランのアルルカンは道化師って意味だったような ラヴェルのはスペインの宮廷道化師で王室専属
レオンカヴァッロのは旅回りの道化役者達で大衆相手
ニュアンスはかなり違う レオンカヴァッロの「道化師」は1時間15分程度の短いオペラですが
間延びしたところが無い見事な作品ですね。道化師は陰惨な
役ですけれどオペラ歌手にとっては難役でしょうね。 とりあえずラヴェルの曲とは全く何の関係も無い
単語の意味すら違う エルバシャをちょっと試聴したが十数年前に聴いたライブのほうが良い演奏だったな 「スペインの時」は登場人物の歌は朗誦と言われるけど、あれは
「旋律」じゃないのか? (詩人だけは歌っているが・・)
詩人以外の4人のセリフは「語り」ではないし、背景の音楽は十分に
旋律的でリズミックな活き活きとした音楽なのだが。 >>816
「沈鐘」ですね、
あれはオペラ化したら素晴らしい作品になったでしょう この世で一番美しい曲はRavelのピアコン第2楽章だと思う
初めて聞いたのは木管五重奏の演奏だったんだけど、この曲は今でも飽きない
ヤバすぎる モニクアースのピアノ全集が大好きな初心者です。
ピアノ曲をオーケストレーションしたアルバムでオススメありますか? ドビュッシー・スレがおかしなことになっているから、ここに書くが、
ドビュッシーの主要作品は、ほとんど40代の時に作曲されている
ことがわかった。
最初の独創的な曲、「弦四」と「牧神の午後への前奏曲」は30代だが、
その後の天才的な作品群は40代に発表されている。
「ペレアスとメリザンド」「海」「版画」「映像1巻」「映像2巻」
「子供の領分」「前奏曲集1巻」「映像3巻」(イベリア)
「聖セバスティアンの殉教」
以上は40歳代の成果。びっくりした。 >>847
ドビュッシーと比べると、代表作が作られたのは、20代〜30代に
わたっていて、かなり若い時から作風が完成されていた人だった。
26歳、「水の戯れ」
28歳、「シェラザード」(歌曲集)
29歳、「弦楽四重奏曲、へ長調」
30歳、「鏡」
31歳、「ソナチネ」
32歳、「序奏とアレグロ」
33歳、「スペイン狂詩曲」
34歳、「夜のガスパール」
35歳、「マ・メール・ロワ」
36歳、「スペインの時」
37歳、「ダフニスとクロエ」
38歳、「マラルメの詩による三つの歌」 だからペレメリで十年かけてるんだよ
ドビュッシーの30代はそれに費やされたのだ
君が知らないだけだ >「ペレアスと〜 」に10年かける、
20代の大半をたった1曲のオペラのために費やした、それだけ心血を注いた
作品だったということだね、
でも、この名作はフランスの国境を越えて世界中で演奏される幸運には
恵まれなかった。
もちろん、20世紀のフランスオペラの金字塔だろうけど、19世紀の
フランスオペラのような人気は獲得できなかった。 >>851
誤記を訂正;
20代の大半をたった一曲のオペラに
↓
30代の大半を・・・・・・・・・ 「ピアノトリオ」も30代じゃなかったか?
それで従軍してしまう。
ラヴェルは40代は
「クープランの墓」「ラ・ヴァルス」「ヴァイオリンソナタ」
「子供と魔法」
それと「展覧会の絵」の管弦楽化。
少ないな。 ラヴェルが作ったフーガを聞きたい
もちろんクープラン組曲のじゃないやつ ラヴェルの作曲できたのは50代の前半まで、
後半はアルツハイマーみたいな病気で、まったく楽譜が書けなくなった。
でも、前半の僅かな曲がすごい傑作揃いで、現在でもコンサートで
頻繁に演奏されている彼の代表作、
「ボレロ」、2曲のピアノ協奏曲、「マダガスカル土人の歌」 遺作のバイオリンソナタとかいう若書きの傑作、あれをこそ愛聴されたし >>858
ラヴェルはクズ作品がないから、どっちも傑作でしょうけど。
才能の開花が早かった時期の作品と、中年になって4年もかけて
作られた曲と。
二つのヴァイオリンソナタはそれぞれ、どういう特徴があるのか? てか、あれを知らないようではファンじゃないでしょ
アルツハイマーとかデタラメ書いてるし >>862
ラヴェルの病気については、今は詳細が分かっているようです。
お父さんと同じ脳障害だったようですから 遺伝でしょ?
結局、当時のフランスNO1の脳外科医が手術をして、それが
失敗だった。「名医」が天才を誤って殺してしまったんですよ。
戦前にある評論家が「ラヴェルは梅毒で死んだ」と書いていた。
ロクに調査もせずに、いい加減な言を書いた。
恐らく情報源は英国でしょうが、昔の英国の音楽評論家たちは、
たちの悪い毒舌、独論偏見で勝手なことを書きまくっていました。
それを、そっくりそのまま引き写して書いていたのが日本の
音楽表論家だった。 >お父さんと同じ脳障害だったようですから 遺伝でしょ?
いい加減なことを書いてるのはあんただよ あのような音使いに没入するのは脳によくないのか
脳にヤバイとこがあるからあのような音使いが出来るようになるのか
医学と心理学の両面から突き止めて頂きたい >>856
その音楽院時代のを聞きたいんだ
出版もされてないでしょ >>867
ttps://www.nicovideo.jp/watch/sm24648166 ラヴェルでいちばん好きなのは「亡き王女のためのパヴァーヌ」
これほど気品に満ちた曲はない タイトルは韻を踏んだ言葉遊びなのだそうだがそれもまた呪文めいた御伽噺のエッセンス
ラベルの音楽は現実感を脱色した透明性に魅力がある >>863
戦前だったら脳神経の病気の明確な診断は難しかったと想像する
例えばCTやMRIのような画像診断でさえなかったのだから。 >>871
"タイトルは韻を踏んだ言葉遊びなのだそうだがそれもまた呪文めいた御伽噺のエッセンス
ラベルの音楽は現実感を脱色した透明性に魅力がある"
真面目に読んでみると何を言いたいのサッパリかわからない
伝わる人には電撃のように伝わるのだろうか 誤:何を言いたいのサッパリかわからない
正:何を言いたいのかサッパリわからない >>875
871さんのレスは論理が通ってないから、わからないのが
普通の人
ラヴェルに精通している音楽ファンでも理解できないだろう
多分、非常にあの曲が好きだ、ということを言いたいのだろう 人の邪魔したかっただけのチョンなのさ
無知無学のヒガミに過ぎんさ >>868
ありがton
4声出揃ってから常に3声以上鳴りっぱなしで対位法的な機知がいまいち。
ストレッタ前に半終止でフェルマータ停止しないから、第3提示部からの流れがわかりにくいね。
わざとそうしているんだろうけど。
5曲くらいなかったかな。出版されない理由はなんだろうか。 「人と作品 ラヴェル」
行間がギチギチに詰まって読めたもんじゃない
音友が経費節約したかったのかもしれんが
あのレイアウトじゃ売れんだろう >>883
ロンの本のほうがラベルのことはいろいろと分かると思うぞ なんであんな文字組にしたんだろう
貧乏くさくてやりきれない ラヴェルのような精神性がない音楽を朝比奈隆は決して取り上げなかった。
同い年のカラヤンとは真反対だ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています