ドホナーニは、録音がクリ管とウィーンフィルなんで、
ドイツを代表する指揮者とは言いにくいな。
やっぱり、長年ドイツの代表的オケで、ドイツ音楽を
中心レパにしてってのは、暗黙の前提なんじゃないかな。

ティーレマンはさすがに若すぎるし、エッシェンバッハは
キャリアも思想もコスモポリタン。
ヘンゲルブロック、ヴァイルはまず古楽が前面に来るし、
本格的なドイツ音楽をレパの中心にしているわけではない。
その意味では、マズアはドイツらしい指揮者だった。