>>317
私は若い頃からクラシックを聴いていて、
同世代の人達はクラファンなんてほとんどいなくて、友達とも話しが合わなかった事があります。
幼いころ両親から酷い暴力行為を受け、人間不信になり、一時高校を休学していました。
そんなときクラシックに目覚め、コンセルトヘボウの奥ゆかしさ、優しさに涙しました。
温厚なハイティンクの演奏は正に心の糧でした。ヨッフムの渋さも感動の対象でした。
大学に入りクラシック音楽サークルを立ち上げ、主に他の大学と合同でコーラスをやっていました。やや普通の生活だったかも知れません。
クラシック好きの友達も出来て、コンセルトヘボウなど種々のコンサートにも何度もいきました。
しかし、就職してもまだ心にトラウマが残っており、仕事には人一倍専念したつもりですが、忙しくてクラシックからも一時遠ざかりました。
ハイティンクはとても心の清らかな演奏をする人ですので、心の支えにはなりました。
妻は大学のサークルの後輩で、早くから付き合いがあり、一緒にコンサートに行ったりしました。彼女は幼い頃に母を亡くし、男系家族の中で女の仕事を押しつけられ、苦しんていましたが、以外に心根の優しい人で、
冗談を言い交わす様な親密な仲になり、何十年も楽しく過ごす事が出来ています。
クラシックはもとより、旅好きのも私と共通していますので、仕事が閑職になってゆくにつれて、海外のオーケストラを聴きに旅する事が一番の趣味になって、
音楽国に限らず、アジア圏でもクラシックを聴く日程を組む位です。
新婚旅行はウィーンとザルツブルクに行き、ウィーンフィルを始め、種々のコンサートやオペラを楽しみました。
でも心の奥底には人間不信があるのでしょうね。暴力を受けたトラウマはその後も残り続け、仕事と縁を切ったのも比較的早かったのもその為だったんじゃないかと思います。
コンセルトヘボウは優しい、ハイティンクは奥ゆかしい。そんな自分が今もいます。
アムステルダム行脚も心休まる貴重な時間です。
適応障害なのかもしれませんね。いやもっと思い精神の障害なのかも…
喜寿位老けた考えに陥っているかも知れませんが、今の生活はとても充実しています。
友達を一人病気で亡くした事を除いては…