魔術的だったり、専制的だったりする
指揮者の下で多くの場合オーケストラの音色が形成される

セルとクリーヴランド、ライナーとシカゴ、ムラヴィンスキーとレニングラード、
二キッシュやフルトヴェングラーとベルリン、そしてメンゲルベルクとコンセルトヘボウのようにね。

これらは専制的とよく評されるし、専制に見えるが、こういう指揮者の下で志の高いオケメンバーが恐れながらも実は嬉々として指揮者に着いて行っている訳で、楽員の側が「奴隷的」というような支配のされ方ではないんだよね。
専制的だから奴隷的に追随していたと考えるのは、考えが浅薄。おそらくそう評する人自身の音楽体験が乏しい。