合奏形態の好みはいろいろだ。

フルオーケストラが好きな人もいれば、室内楽的な小アンサンブルを好む人もいる。
独奏が好きな人でも、メロディ楽器の独奏にはピアノがつきものだ。
ギターは音量的にアンサンブルに加わるのが難しいが、電気的に音量を上げるポピュラーの世界では、むしろアンサンブルの主役だ。

弦楽四重奏とギター四重奏を比べると、リズムの表現が容易で音色を変えられるギターの方が、表現の幅は大きいともいえる。
新堀の定番である、アルト1、2、プライム、バス、ギタロンという編成であれば、音域にも不足はないし響きも美しい。
音量の変化は、弦楽の方が大きい。

それぞれの合奏形態に特色と歴史があるわけだが、自分の好みの形態を絶対視するのはいかがなものかと思う。