>>916

>逆になんで外山さんはずっと指揮しないままなんだろう

昔、東京都響の 日曜日での、東京芸術劇場で
・ショスタコーヴィチ ”レニングラード”指揮していたんだ。
期待している人もいたけど、日曜日だから軽い気持ちで聴きに来ている人もいる。
自分も軽い気持ち。

曲が進んでいくうちに、だんだん弛緩し始めてきたんだ。
第3楽章の音楽が盛り上がっているところで、最前列の30代半ば過ぎの背の高いすらっとした男性の客が座席を立って、
抗議するかの如く指揮者の後ろを通過していった。

曲はそのまま第4楽章に入っても”立派な合奏に終始”して、終わっていった。拍手はあるけど、誰一人して”ブラヴォー”する人いなかった。
だって、本当に”見事な合奏力”に終始していて本気につまらなかったんだ。

あの曲を、あれほどまでにつまらないものにさせたことにしたのには、かえって脱帽する。

自分は、あの時期 CDで CHANDOSレーベルの ネーメ・ヤルヴィ指揮のもの。 EMIからの マリス・ヤンソンス/レニングラード・フィル
の2種類に毒されていたから。 前者は、いまだに年1回程度はCDで聞く。後者は、<レニングラードフィル>と云っていた時代。