脱力はただ力を抜けば良いことにあらず
必要な分だけ過不足なく力を入れることが究極であり
両手の押弦發弦の全てを同時に加減するから奥義となる
顔が強張るのは譜面を追うのと同時にそれらの必要な力それぞれを探りながら調整しようと常に試みてる表れでもあるように感じた
この(人に聞かせられる)レベルに達するには自分の演奏という現実を自分で見て聞いて受け止めた上で、上手いと思う人の演奏と何が違うのか綿密に研究しなければ達することはまず無理だろう
動画サイトに挙げる前から自分の演奏を録音または録画し自分で見返す習慣がもともとあったのではないだらうかと、その演奏レベルの高さから察する
しからば、どの箇所のどの指がどの様に力んでいるのかを細かく指摘できてはじめて意味あるものとなると考えるところ
ただ顔が強張ってるから力抜けよ、ではこの人の演奏意欲をイタズラに下げる行為でしかない
そんなん俺が一番わかっとるけど、それが難しいんじゃ、ボケ!という内心の動きが十分に予想できるだろう