指揮者・作曲家としての山本直純
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まともな曲を振ると意外にも名演だったりする。
耳がメチャクチャ良かったんだろうな。
戦前の録音聞いて奏者まで当てたと言うし。 >>154
勿論、競技で
演技に合わせた曲を作って演奏する必要から、
当時の若手作曲家達が起用された 直純氏って音楽の事なら何でも分かってしまう人であったわけだけど、
そのせいなのか、客観的と言ったら聞こえのいい表現だが、
いつも何処か一歩引いてるというか冷めてる感じがあったよなぁ
凄過ぎる事で却ってその先の高みが見えてしまって自己評価が低くなってた感じ
我が道を突き進んだ小澤征爾や岩城宏之らの方が指揮者として評価されたのは、
直純氏より能力は劣っていたとしても、自己評価が高かったからかもしれない
つまり自分の音楽に対する説得力の強さとアピールがあった 山本直純はキダタローと並び称される名曲くださいコマーシャル作曲家であると同時に、
日本人指揮者として最高の指揮法を編み出した。 再放送
12月31日(火) 12:00〜14:00 BS朝日 ザ・ドキュメンタリー 「山本直純〜音楽の底辺を広げた男〜」 高度な作曲技法に精通しながら、
あえてシンプルなメロディーにこだわったのが凄い
正月に「男はつらいよ」を観に行ってから、
主題歌が頭の中でエンドレスで鳴っている あくまでシンプルでありながら、その実、脳内では「瞬間的に」(←ここが重要!)物凄い計算をしている。
類型的なペンタトニックのピョンコ・リズム(寮歌調)で始まりながらド演歌にならないように、秘かにさすらいのウェスタン風のワサビを添加。
更に渥美清の広い音域をフルに使った16度のレンジ。多分、一緒に飲んで話している間に、使える音域を聴き取ってしまったのだろう。
それらを彩る副属七の連続(ドミナント・モーション)の細やかさ(←この点は玉木宏樹の手が入っているが…)。
そんな芸当を短時間のうちにやり遂げてしまうのが恐ろしい所だ。 あくまでシンプルでありながら、その実、脳内では「瞬間的に」(←ここが重要!)物凄い計算をしている。
類型的なペンタトニックのピョンコ・リズム(寮歌調)で始まりながらド演歌にならないように、秘かにさすらいのウェスタン風のワサビを添加。
更に渥美清の広い音域をフルに使った16度のレンジ。多分、一緒に飲んで話している間に、使える音域を聴き取ってしまったのだろう。
それらを彩る副属七の連続(ドミナント・モーション)の細やかさ(←この点は玉木宏樹の手が入っているが…)。
そんな芸当を短時間のうちにやり遂げてしまうのが恐ろしい所だ。 >>162
大学生の頃、廃品回収(ちり交)のバイトをして軽トラで回っている時、「寅さん」の歌なしバージョンを流して回っていた。その時点では「寅さん」のテーマソングだとは知らなかったので、うっとり「いい曲だな」と思っていた。
後年それが直純さんの「寅さん」の曲だと知って愕然とした。名作曲家だよな。美しいよ。 https://www.youtube.com/watch?v=6JMIQOmxBKA
この曲もいい
ジャニーズ・アイドルの新曲として書き下ろした訳ではなく、
映画の主題歌として作ったもの
トリオの部分のメロディーがジンと来る プレミアムドラマ「贋作、男はつらいよ」でも直純さんの音楽使ってるのが嬉しかった。
特に挿入曲で綺麗でクラシックの演奏会で取り上げてもいいのあるでしょ。
直純さんって天才なんだな。 >>157
著書の中で、「置屋育ちのでくの坊が女の魅力を知らないようなもの」と、
音楽家の家庭に育ったことで音楽に対する欲望や情熱が足りないことを語っている
甘美なメロディーやカラフルなサウンドも、鋭い耳と豊富な知識を持つ氏には、
ただの音の組み合わせにしか感じられないのだろう これほどの曲を一番組のOPってだけで片付けていいワケない
実際、コメントに"音源として、しっかり遺すべき偉業"的なモノも…
https://youtu.be/Qk9McXNpSDw この人は、こういう仕事(作曲者としては当然だけどCM自体にも出てた)
もこなす気風のよさが好印象だったな
https://youtu.be/xViRnw9rELI >>170
ドソドソ、ドミレ〜、レソレソ、レファミ〜・・・(以上、移動ド唱法)
子供が歌うための素朴な歌だが、見事に西洋音楽の(例えばドイツ民謡の)旋律線や和声(TとX)が貫徹されている。
日本旋法によるわらべ歌には無い「ゼクエンツ」(模続)もほとんど教科書的に用いられている。
生まれながらに自然に、西洋クラシックの音感がDNAベースで染み込んでいたのだろう。
だが、それらを法被(はっぴ)と纏(まとい)と共にやってしまう所が、何とも痛快ではある。 >>168
確かにどんなに複雑で美しい旋律でも、
最終的には「音の組み合わせ」という捉え方で
あったのは氏の著書から読み取れるね
ただ、何となくなんだが、本人の能力や技術ではなく、
感情面として「何処かいつも後ろめたい」的な感じを
直純氏の雰囲気から受けるんだよね
いつも陽気に見せてる姿も、常に何処かに「負」を感じる、
色で例えると“少しくすんでいる”みたいな 一度聞いた曲を譜面を見ずにピアノで弾けるというショスコ並みの能力の持ち主で
作曲家としても指揮者としてもありあまる才能の持ち主だったが
なぜか歌を歌わせると見事に音程をはずしてしまったらしい 寅さんの音楽と床屋でヒゲを剃られたエピソードしか知らない 直純さんの曲はキダタローとは本質的に違うクラシックの技法を駆使したもので、浪速のモーツァルトならぬ「世界の直純」と言われても過言ではない。 氏の名前を広く知らしめたNHKの「音楽の花開く」を放送か配信してくれないかな
50年以上前の番組だから、どの程度残っているか分からないが >>176
俺もそれ観てみたいんだよな
団塊ジュニアだからギリ記憶があるのが「オーケストラがやって来た」だし
(どっちかと言うと題名のない音楽会の方が氏を観た印象が強いくらい)
確か赤ジャケの元祖となった番組だったけ? >>176
横浜の放送ライブラリーならあるかと思って検索したがなかった
あそこはなかなか興味深い音楽番組があるんだけどね
「私の履歴書、安川加壽子」とか、見入ってしまった ドラマの企画会議に音楽担当として出席しているとき、
議論が抽象的(観念的)な方向になって来ると、いつの間にか姿が見えなくなる。
会議が終って、議長が「あ、そろそろ直純さん、いいんじゃないの?」と言うと、
下っ端社員が会社から最も近いパチンコ屋に探しに行く。
軍艦マーチの轟音の中、当てた玉も放置したまま夢中で鉛筆の走り書きした譜面が散乱。
それを後からつなげると、見事にドラマの場面に合致した作品が出来上がっているという次第。
・・・これ当事者から聞いた本当の話。 「音楽の花ひらく」
ここの8分頃にほんの少しだけあるけど、フルバージョンは本当にないのかなあ
https://www.youtube.com/watch?v=FFMXg5fRSCI 今、新型コロナウイルス騒動で国内ほぼパニック状態だけど、
こんな時、直純さんだったらどんな事をするだろうか >>181
自粛関係なく、いつもの寿司屋へ呑みに行く >>181
演奏会が中止になって仕事のなくなった音楽家を救済する為の組織を立ち上げ、
各党に陳情して回っていそう 寝ていても
飲んでいても
社会活動していても
世界が元に戻った時には、すぐに使える譜面が大量に出来ている。 新型コロナウイルスによる各方面への甚大な影響の為、来週からの『オーケストラがやって来た』の収録、放送は無期限中止とさせていただきます。
ご了承下さいませ。 >>184
おー、新日フィル騒動の時みたいにかw
でもホントにそうするだろうなと思う
>>185
もしくは壮大な大作を書くとか
(交響曲とか交響詩とか) 童謡もすごいと思う
もっと山本直純さん作曲の童謡を子供に聴かせるべき >>188
こぶたぬきつねこ、や、いちねんせいになったら、は立派に現役ですよね バンカラ風を気取っていたが
ほんとは外門から玄関まで
車でいかないといけないような
豪邸に住んでいた
シャイなお坊ちゃま >>190
山本直純の出自からして、それって本当なの? カネがあったかどうかは別として・・・
高校まで自由学園、礼拝堂でオルガンのアルバイト
縁日で駄菓子を買って帰ると親が「汚いからやめなさい」と言って、代わりに洋菓子を作ってくれた
・・・とう環境だったことだけは確か。 私が在籍していた大学オケの指揮者は元芸大で、直純さんやや岩城さんの指揮勝負の時に弾いてたらしい
弁当で釣られたと言ってた
弁当は出なかったという説もあるが、その先生は弁当もらったと言ってる
あと、あの二人はつるんでいろいろなイタズラしてたらしい
警察官の前で突然逃げ出してわざと追いかけられたりしたとか
先生はたまたま一緒にいたから職務質問されたとか
あの二人についてとても懐かしそうに語っていた
先生ももうご高齢なので今のうちにもっと思い出話し聞いておこうかな 恐怖の町
マグマ大使
新オバケのQ太郎
どれもベースラインがカッコいいのは偶然か 小学生の時に歌った合唱組曲「遠足」からの「城跡」は忘れられない 久石譲あたりが寅さんで4曲の組曲を作ってくれないかなあ >>173
それでいて、藝大時代、渡邉暁雄の指揮副科の履修試験で、
ピアノで弾かれた不協和音の下から三つ目の音を歌えとか
その五度上を歌えとか言われた時は、きちんと聴き取り正確な音程で歌ったという
他にもTuttiでオケが鳴っている中、ヴァイオリンの方を向いて指揮をしながら、
「コンバスの○○さん、もっとビブラートつけてよ」と指示したとか、
ブーレーズ並みの驚異的な耳を持っていたという伝説は多い >>201
昔、南山大学のオケで振ってもらった人も山本先生は耳がすごく良いと言ってたな
凄い緊張したって言ってた >>179
大阪だか京都で仕事を終えた後、帰りの新幹線の車内で「男はつらいよ」の
新作の台本を広げて作曲を始め、東京に着く頃には全てできていたと、
作曲の弟子だったトロンボーン奏者の故・榊原栄氏が証言している ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています