特殊奏法
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特殊奏法について語りまひょ
ちな、わいはあんまし特殊奏法満載の現代音楽の良さがよくわからんのです んー、まあ特殊奏法を楽しみたいならばジャズのほうが豊富だよね
そもそも、ウッドベース自体がコントラバスの単なる特殊奏法だからなあ スプーンでギターの弦をなぞるのはまだ微かに音が聞こえるが
ハンカチを弦の上で振ることには意味はないと思う 特殊奏法しかないラッヘンマンの音楽とか、子供の頃のCD時代はどうやってんのか分からず気になっていたが、YouTubeだとそれが見えるから良い時代になったな、と 生命現象が(あるいは人間が)本質的に単純機械と違う点は、人間に属する物質はたえず入れ代わっているということである。
私なら私というものを、私を構成する物質で定義するわけにはいかない。私を構成する物質はたえず変わっているのである。私とは、現象の進行している舞台にすぎない。
現象に関与する物質はたえず変わっているのである。このような系を開放系(open system)、他方、物質の入れ代わりのない系を閉鎖系(closed system)と呼ぶ。
単純機械はもちろん閉鎖系であるから、生命現象は開放系であることがその本質であるとすれば、それを単純機械の組み合わせと見るのは原理的に正しくない。
開放系の他の例をあげると、炎とか、雲とか、渦とか、そんなものが典型的な開放系である。
風か山にあたって上空へ吹き上がると大気圧の低い所へ出るので膨張して温度が下がる。すると風の空気の中に含まれていた水分が凝固して水滴になる。それが雲であるが、風が山を越して再びの下界の圧力の高い所へ降りてくると、圧縮されるので温度が上がり、それまで水滴であった水分が再び蒸発して水蒸気に変わり、雲は消えてしまう。
風はあとからあとから吹いてくるから、山の上にはいつも雲があるが、雲の内容はたえず変わっているのである。こんなのが開放系である。
炎や渦や雲にはなんとなく生きものめいたところがあるけれども、それは、それらが開放系であるといういちばん特徴的な点で生命現象と似ているからであろう。
閉鎖系というのは開放系における物質の交代が無限に小さくなった極限であるから、閉鎖系よりも開放系のほうが広い概念である。
実は、厳密なことをいうと、閉鎖系というのは理想化された極限概念であって、現実の世界には完全な閉鎖系は存在しない。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています