ヴィラ=ロボス恐るべし

ギターメカニックが極限まで至って
ようやく前奏曲第2番・4番を作曲者が意図したような曲想に近づいた

練習曲1・2・7・10・12に至ってはこれを理想的に弾くために基礎技術それ自体を革命するしかなかった

単純なバスを腕の全重量を掛けて深く且つ歌うこと
それをP指で行うのとは全く別に他の3指を深いタッチで且つ分離して自由自在にアルペジオする
それ自体が完璧でないと2番の中間部4番の中間部は弾けなかった
また一糸乱れず弦に吸い込まれるように且つ一音一音独立して深い音で極限までのスケールを
弾けないと2番の冒頭のスケールは弾けなかった 

弾きたい曲が要求するメカに教えられて日々精進することがこんなに大変だとは
プロの人には脱帽