「復興五輪」がいよいよ開幕した。
オリンピック開会式の最後、聖火が聖火台に灯された。
会場に聖火ランナーが到着すると、そこに流れたのは
ラヴェルの「ボレロ」だった。

情熱的に盛り上がる中、大坂なおみ選手が聖火台に点火。
同時に会場全体がオレンジ色の光りに包まれ、花火が夜空を彩った。
こうして歴史的な東京の夜は、ボレロと花火で彩られ、
「復興」を目指すオリンピックが始まった。

読売新聞