>>82
>>83
>>84
おそレスすまん。ローマコインは時代が下がるとぺらぺらになる、というのは
正しくない。金貨はアウレウスがソリドスに変わったころに薄くなるが
銀貨はデナリウスがアルゲンティウスに変わっても重量、サイズとも少し小さくな
るが薄くはならない。銅貨はインフレでポストゥムス帝後はセステルティウス
アスなどがなくなりディオクレティアヌス帝からはフォリスに変わるが
フォリスでもサイズ、厚さとも500円玉と同じでぺらぺらではない。
ビザンチン貨幣と勘違いしてはいないか? 文様がロムルスとレムスとの
ことだが、共和制時代のデナリウスを模したものと思うが重さは約3.8
グラムが正規重量なのでこれを大幅に(10%以上)下回ればまず偽物と
考えてよい。
>>ギリコファンの皆様へ
シラクサのデカドラクマをめぐる洋物ミステリーがあるので一読されては
いかが? 「汝、盗むなかれ」上下巻 ローレンス・サンダース著
話題のコインは「デマレシオン」で作中の価格がUS$35万
どっかのギリコのHPに乗っていてHP主がA氏から教えられたといっているが
そのA氏に教えたのがこの私。コインをめぐる小説を血眼になって探す
日々です。