生活クラブが福祉クラブの母体で、いまでも福祉クラブは生活クラブ・グルー
の一員。 その福祉クラブの組合へのサービスの実践を担っているのがワーカ
ーズ・コレクティブ(WCo)。 WCoの建前は全員が平等に運営に参加する。
わたしはそのWCoの一員。
生活くらぶと福祉クラブは協同組合で、WCoとちがって一種のヒエラルキー。
だから、あきさんがWCoでなく、生活クラブ本体の方だとしたら、わたしの
WCoと比較するのはちょっと難しいだけど、どんな組織であろうが、あるべ
き姿は民主的であり、そこのみんなが共通の目的をもち、社会に責任を果た
さなければならいと思う。
あきさんは、“組織って立場によって、見かたが変わるから、難しい”って
言うけど、ヒエラルキーの上も下も、社会に対して、そして自分たちの組合員
に対して果たす責任は同じはず。会社でいえば、社長は社長の機能を働かし
し、現場の一人ひとりの社員もその機能働かし、其々の責任を果たす。しかし、
目的は同じであるはず。 
上とか下とかの立場は、その組合が社会や員に対して負っている責任を果た
すという点では共通。だから、本当に、誠実に責任を果たそうとすれば、上
だから、問題を先送りしたり、分析しなかったり、部下に押し付けたり、放置
したり、解決策をみつけようとしなくも良いということは絶対にゆるされない
はず。 よくあるケースは、下の人が上に解決を働きかけても、一緒に考えよ
うとしない。上が下の問題提起や質問をはぐらかす。
わたしのところの汚点は、平等な働き方を標榜しているWCoなのに、副理事
長という立場の人間がこのケース。そうなる原因は、本人が、深い思考が
出来ない、情勢を分析できない、自分を客観的に見られない・・・。 

その結果、脅かし、嫌がらせ、寄生虫的取り巻きの増殖に頑張って保身に・・・。
生活クラブが長年かけて蓄積し、福祉クラブも引き継ぎ大切してきた精神
的財産が擦り切れてくる。