2月7日(木)に開幕したデリーモーターショーを訪れていたホンダの八号(社長)は、
決別したマクラーレン、新たに提携したトロロッソとの関係について
いまだに「サプライヤー」であるとしたものの、次のように続けた。

「我々としては、F1から撤退するか、
あるいは自分たちのチームを持つかのいずれかになるだろう」

直接的表現は用いられていないものの、この発言からすれば、
ホンダにとっては将来もエンジンサプライヤーとして
F1にとどまるという選択肢はないということだ。

ホンダによる買収候補チームとしては、トロロッソが最有力視されており、
うわさではほぼ道筋がまとまった段階だとも言われている。
だがその一方で、レッドブルやウィリアムズとの交渉も進められているとの噂もある。

だが、八剛は特定のチーム名を上げることはせず、次のように答えるのみだった。

「我々は詳細な評価を行っているところだし、まだ交渉中だ」

さらに「勝ったときには誰もエンジンには注目しないが、
負けたときには批判をされてしまうんだ」
と現在の状況に不満を述べたと伝えられている。