ある富士通社員自殺の真相  妻証言「夫は富士通によるパワハラで自殺に追い込まれたんです」
http://mynewsjapan.com/reports/2399

2017年10月、富士通の知的財産を管理する部署で働いていた同社の
社員Aさん(当時50歳)が飛び降り自殺した。
大学院卒業後、地元にある富士通の100%子会社(16年に富士通と合併)でSEとして働いていたAさんは、
16年6月に富士通本体にある、上記の畑違いの部署に異動。
だが遺族である妻B子さんの証言および医師の診療記録によれば、
Aさんは配属早々に上司から人格否定的発言をされていたほか、
ろくな新人教育も受けられないなかでミスを叱責され気分次第で怒鳴られるなど、
パワハラの疑いがある扱いをされ、苦悩しきっていた。
一方で富士通が存命中のAさんの訴えに対してとった措置は、「席替え」だけ。
死後にB子さんが事情説明を求めると、Aさんの無能ぶりをあげつらうかのような「説明書」を提出するなど、
責任逃れに終始している。自殺直前には「俺は会社のせいで再起不能になった」と
語っていたというAさんの死の真相に迫る。
【Digest】
◇大学病院の精神科病棟を抜け出し、自殺
◇「クセのある人」=「声が少し大きい人」?
◇新人教育もないまま叱責、人格否定発言も?
◇有休取得がきっかけで態度はさらに悪化
◇対策はやはり「席替え」だけ
◇「本を読みたい」と話した2時間後に