調性音楽(つまり、長調と短調)の文脈においては、bVII はやや “変化球” だろうな。
しかし I7, II7, ..., bII, VI7-5, ... などは極めて普通の調性音楽のパレット中にあるもので、誰でもいくらでも使える、まさに common practice だ。転調もしかり。
加えて調性音楽自体が100年以上前に化石化してうち捨てられたものなので、その中に留まるいかなる理由もない。学習の初歩の段階からね。