日本の代表的ギタリストに上記3人の名前がよく出てくるのにはたぶん幾つか理由があって
・日本では欧米のロックギタリストがやたら持て囃された時代があったものの、日本にはキャラの立ったオリジナリティ溢れるギタリストが他にあまり居なくて、相対的に上記3人が目立ち易い
・バンドの音楽力学の中で、専業ギタリストは意外と地味な存在で、バンドの音楽性を決定付ける位置には無いので、
ソロアルバムを出したり自分がリーダーのバンドを作ってブレイクさせたりボーカル兼業にならないと評価されにくい
とかじゃないかな。
鈴木茂氏の場合、日本語歌詞の松本隆、ポップスの帝王大瀧詠一、ダンディな才人ベーシストの細野晴臣に囲まれて、
そん中でブルーススプリングフィールド?とかあっち系のテイストを出すスパイスとして重用されたらしいのだけど
移ろい易い音楽の流行の変遷の中で、オリジナリティを確立して鈴木茂節とでも呼ぶべき存在感が認められたっぽい