人の音感は体験できないので必ずしも正しいとは限らないのだけど、まずは
調を固定した状況でドレミファソラシの7音に限定して音当てクイズをやるべきだと
思う。学校教育がそうなってるじゃん。いきなり12音でてこないじゃん。あれ意味が
あるんだと思う。
C,F,Gの和音連続でならして(これで調が確定する)、そのあとCDEFGABの7音だけで
作った短いメロを鳴らす。それを当てるみたいなのが有効だと思う。

ほんでドレミを体得したら、次のステップで「あーこれはシの半音下の音だ」とか
認識できるようになるんだ。コードを感じる技能はまた別だけど、この時点で
I IV V なんかの頻出コードは塊で把握できるようになってる。もっと難しいやつは
訓練が必要。塊で把握できるというのは判断が早いっていうこと。単音の把握でも
コードはわかるけど、判断遅いから曲聴きながらとかだと追いつかなくて詰む。

ちなみに、コードが7thなのか9thや11thも鳴ってるのかとかは俺は今でも判断遅い。
あと転回形の区別とかつかない場合も多いように思う。転回形にまどわされて何の
コードかわからないことすらあるな。聴き直せば大抵わかるけど。
あと歪んだギター音を正確にとるとか俺無理。あれも別の技能だと思う。

うだうだ書いてしまったけど、相対音感は万能ではなくて、「調性ありき」なんだよ
調性感が薄い状態で2音間のインターバルを把握するのには向いてない。
そこを鍛えるのは有意義だけど、「大人でも体得できると言われる相対音感」とは
違う技能かもしれないです。