>>292
ラミレス3世ならナイロン弦に特化して音量を求め大型化しているのでガットは関係ないです。
1aは指板が平らもしくは軽いRではなく、低音弦側を設計として傾斜させていて、その分12F上の弦高は高くなりますが、それが仕様です。
強いタッチでもビリつかないということを優先しているのです。
それを知らずにネックが捻じれているから不良だとかいう人もいますが、間違いです。
1aなら駒を細工するのは辞めた方が良いです。
使い倒すつもりなら良いですが手放す時に評価が下がります。
ネックの順ぞりが原因で弦高が高くなった時の標準的な調整方法はフレットの打ち直しと同時に必要なら指板を削ります。
ナット側が下がると当然弦高も下がるからです。
駒を削るのは表面板が変形してしまった場合ですが、それでも使い続けたい楽器なら駒を作り直した方が良いです。
ラミレスのことを良く分かっている製作家に点検と相談すると良いと思います。
順ぞり傾向にあるならフレットの交換だけである程度改善される可能性もあります。