テトラコルドの概念の拡張例として、小泉文夫による日本の旋法の理論がある。
この理論においては、完全四度の枠内に挿入される音の数は、通常の2音ではなく1音とされる。

例えば、 沖縄音階 「ドミファソシド」 は、
擬似テトラコルド 「ドミファ」 と 「ソシド」 を
積み重ねたものとして理解することができる、などと説明される。