月並みだけど…「まずたくさん聴く」次いで「やってみる」じゃないですかね。

アフリカは1)黒人の地域と2)アラブ系などの地域に大別される。2)は割愛。
1)に関しては、広い分布のわりに、どこもわりと似ていると言われる。
おそらくリズムのあり方、ペンタトニック基調の遍在などを言っていると思われる。
ユーラシア(日本、インドネシア、イギリス、アイルランドは含めてよいと思われ)と比べると、音楽文化は複雑ではなく、わりと単純に分類できるという。
だから、おおざっぱには「黒人の音楽は似ている」と言ってよいと思われ(俺個人の知見でも)。
アメリカ諸国に連行・売買された黒人はアフリカ大陸西部に多く、ジョン・リー・フッカーはナイジェリアによくいる顔だという。
遺伝形質の科学分析は、現状とても完成してるとは言えないだろうから、軽々に扱ってはいけないと思う。

4/4拍子はCommon senseともいうのだそうで、欧米式のリズム「観」でも最も基本的なものと考えられているらしい。
だから、拍子の考え方がヨーロッパ的なもんとしても、人として最も取りやすい/感じやすいリズムではあるのだろう。
アメリカ合衆国の黒人音楽に4拍子がきわめて多いのは、偶然ではなく、最もやりやすいからと考えるほうが当たってると思う。
だから、黒人の音楽を「リズムを学ぶ上で最もオーソドックスなもの」と考えても大過ないと思う(白人のよりいいんじゃあ…と挑発的にも書いてみる)。