ハカランダとインドローズはタッピングしてみると明らかに音が違うんだよね
ハカランダは金属的な音だけど嫌みがない、インドローズは音がモワッとして
柔らかい音がする
ハカランダでも響きが悪いのもあるが、それでもインドローズより硬い音がする
ギターをオーダーするとき、某工房でハカランダの指板材とインドローズの指板材を
十数枚づつタッピングした結果、感じたこと
インドローズのモワっとした響きが、巻き弦の音をファットにして、濁った音の
原因になる
指板は弦に一番近いところに存在しているから、ギター音に与える影響も大きいよ
音への影響は指板以外の他の要素が沢山ある…っていう奴いるけど、言ってることは
正しい
でも、その一つ一つの要素が積み重なって、最終的な音が決定するから、
本当に良い音(まあ、人によって違うが)、少なくともバーストに近い音を出そうと
思えば、ハカランダは重要な要素の一つになることは間違いない
見た目だけ追いかけるなら、黒っぽいインドローズで十分
マホも同じで、今のマホは植林して栄養剤で無理やり成長させて短期で伐採する
ため、材のどの部分を使うにもよるけど、基本的に目が粗く密度が低く軽い
昔のマホは、原生で成長したものを使ってたから、しっかりと年月をかけ成長して
いるから密度が高い
だから、音だけで言うと、ヒスコレはどこまで行ってもバーストには近づけない
まあ、見た目はかなり近づいているけどね
特に昨今のグリーンレモンは本物と良く似ていると思うけど、弾いてみると
違うなぁ…って感じる