オペラの現代的演出について(新バイロイト等)
ここでは現代オペラについてだけ扱う気はない
古典的なオペラであろうと、その演出が現代的なものについて語りたい。
ワーグナーのオペラの、新バイロイト様式などがそうだ。
戦後の演出も、現代音楽と同じく、試行錯誤の歴史で、前衛の時代だった
しかし、客が元々古典的作品を好む人たちだったので、観客の批評はまちまちで
しかもこれらの意見だけが客観的とはいえないと思う。
まあそういうことを語るスレじゃいや 「聖金曜日の音楽」到達まで40分30秒、かなり遅い。余り重くない。
音はイタリア人らしく明るい、でも興奮するとテンポが上がる傾向がある。
ここでの良い指揮者のポイントは最初のフェルマータ。
ホルスト・シュタイがティンパニにテヌート付けると物凄くドイツ風になる。
チェリビダッケの「聖金曜日の音楽」のプローべは極遅かったものだった。でも当時物凄く感動したものだった!
ミュンへンでこれほど感動したこと他になかったね。
最後のソプラノの合唱のHohe・Asは不安定、ヴィブラートが付きすぎで気持ち悪い!
合唱指揮者は何やってんだ!
最後の二小節を繋ぐトランペットのソロは長いほどドイツ風になるが十分ではなくて少しだけ。
81分48秒。80分超えたので一応合格点。
できの良いのから順に3幕、一幕、二幕、計:4時間24分24秒。
曲が全部終わる前から拍手、決まりきったブラヴォーのバカな政治家とポップ歌手のタダ券連中の集まり!
俺たちは10年も待っているんだ!何とかしろ!!!!!! 来年初台でやる指輪の2作はどういう演出なのか知ってる人いる? >>37
ネクロツァールは鉄腕アトムに出て来たロボット魚雷の巨大化した奴が死神の鎌持って登場
まあ原爆に手足が生えて首だけ歌手ってか。
ネクロツァールはひとまわり小さいひな形共とともに行進、最後に世界の終わりを宣言する前に急性アル中で死亡。
かくして世界は死から救われた・・・とォモタら馬鹿な餓鬼がネクロツァールの胴体をいじくると カチ☆
・・・・閃 光 と と も に 大 量 の キ ノ コ 雲 の 映 像 が・・・・
終局 くだらない!
歌手も、指揮者も、演出家も、インテンダントも全部変えてしまえ! 前衛でもなんでもないが
芥川也寸志のオペラ「ヒロシマのオルフェ」の終幕
「死なないでぇええええっ!」と死の少女が絶叫したあと開始されるケロイド手術の後ろに
大江の「ヒロシマノート」そのままに、手術が失敗して死んだ患者を追って首吊り自殺した看護婦のシルエットが・・・・
・・・・ブラり・・・・・ぶらり・・・・・・ぶらり・・・・・ぶらり・・・・・・ぶらり・・・・・・・・・・・・・・ ニーケが落ちた。
手入れマンと共に暗黒時代の始まり。
バイロイトの黄昏。 ワーグナー家は娘たちしかいないだろうが。
ニーケにこの腐れバイロイトを徹底改革して欲しかった! やっぱりバイロイトでシュトックハウゼンに「光」全曲をやるべきだと思う。
R・シュトラウスも可でではあるが! >>60
どうも記事などみるとワーグナー家の人々はあの劇場に呪われているとしか思えない。
演出にせよ学者にせよ相続とか利権が絡んでるだろーなーみたいな匂いが'(汗)
オペラ演出家でリブレット作成にまで関わってくる人って
セラーズにグプファーに加藤直と中村敬一しか思い浮かばない。
他にも沢山いるのだろうけど。 >>62
ブーレーズはオペラ座よりバイロイトを爆破すべきだったな。 アンドレアス・ホモキどーよ。
自分は彼の舞台を密かに「ミッフィーちゃん演出」と呼んでいるw さてと、明日からの「オネーギン」
古い演出だけどさ。 夢で観た演出曝してみるか
グルックの「オルフェオとエウリディーチェ」
オルフェオは中原中也の帽子とインパネス
最初夕暮れの火葬場から始まって始発の駅舎で終わる
経済が苦しくなると舞台は抽象とか前衛に走るとか言われてた。
まあ東ドイツとかイギリスとか例は多いな。 バイロイトは一度ボブ・ウィルソンに「指輪」を任せてみたらどうだ?
昔インタビューでシェローの事散々こきおろしていたからな。 昔、とあるオペラ上演で
舞台前景に鉄骨で囲まれた空間に酒棚・カウンター・ピアノが置かれた装置が迫り出して来た時
オペラ初心者らしいおばさんが
「何の場面?わからないよ!」と呟いていた
人によっては具象舞台が必要な場合もあるもんだなとおもた
今のオペラ演出は最低! ヴォータンがスーツを着てるなんて場違いもいいとこ、
どうしてこうもレベルが低くなったんだろう? では>>71はヴォータンが何着てれば納得するんだ?
背広は現代オペラ演出のスタンダードになっちまいやがったからなあ。
今年バイロイトのパルシファルでは騎士団にクリンゾルまで羽生えてたな >>72
騎士達の羽の色が初期の萩尾望都のカラーみたいだったな。 東京室内歌劇場の「グランマカブル」の舞台はどうだったかね?
自分は7日にみたけど・・・・何故か段々しらけて行く感じだった。何がいけないのだろう? 「天守物語」
昔、ク・ナウカの宮城が富姫亀姫のレズレスレズーー
ーーっと腐女子ぶりを強調した演出をしていた。
ちなみに亀姫様は竹の子族(死語)スタイルだったw。 野田秀樹・・・「愛堕姫」観る限り島田雅彦王子みたいに"オペラ"の型に嵌められてしまった様な・・。
日本作曲家のオペラかムジークテアター系から始めた方が良かったのではないだろーかorz
グラン・マカブルとかサテュリコンとか最近の不思議の国のアリスとか弄りがいがあると思うが。
ENOでこれから上演するグランマカブル演出は正に「ミーハー」書いてたころの野田演劇みたいだぞ。 >>82
>ENOでこれから上演するグランマカブル演出は正に「ミーハー」書いてたころの野田演劇みたいだぞ
そうか?どちらかというと大人計画の松尾スズキじゃないのか。 >>81
和風演出は既に元禄時代に読み替えたのが出てるしなぁ・・ 数年前かな?
日本の小オペラ団体が
舞台奥に3段階段置いただけの照明の変わらない舞台で
歌手の身体表現だけで新作歌劇を上演した。
結果
嘘みたいに面白かった。 >>71
予算が無いからです。舞台が抽象化するのも同じ理由 ピーターブルックと狂言の流れを持つ笈田勝弘(ヨシ・オイダ)はどーかね。 >>88
笈田氏といえば本来お喋りな人だが
昔雑誌企画で「おフランスのあたらしすぅいおしばいについて」座談会した時
日本の某大学表象美学学芸員とおフランスの表象美学の演劇評論家が毒々しい
対話になったとき物凄く嫌な顔をしてそれきり黙っちゃった事がある。 >>88
能舞台のような「カーリュリヴァー」も
日本の小劇場演劇みたいな「月の世界」もおもしろかったYO
飯塚励生はショーペンハウアーのムジークテアターからずっと頭でっかちで自己満足な
舞台が続いているな・・・・・いったいどうすればいいんだ。 ヴィーラントはグローヴ座風演出を装置だけでも復活して上演してほしいな。
演出はイリーナ・ブルックあたりで。 指輪でエッダさながらにローゲが胸を突かれる演出ってあったっけ? 鈴木忠志演出の椿姫
・・・・・・・・・・・今回も妄想から始まるサド病院劇なんだろか。 >>98
> 鈴木忠志
高校生の時見た「劇的なるものをめぐってU」は面白かったな
ビデオで見たロバート・ウィルスンの「聾者の視線」も
あの頃(〜80年代)の前衛演劇の演出家連中が
今ではオペラの演出をしていると知った時には驚いた
タデウシュ・カントルや寺山修司が生きてたら
どんなオペラ演出をしたんだろ
チラ裏スマン タデウシュ・カントルや寺山修司が生きてたら
カントルは逝かなければいつかオペラ演出するチャンスがあったかもだな・・・
寺山は・・・・・ちょっと想像つかない、特に19世紀ものは。
学校の机が舞台一杯に並んでたりして。 90年代にある極東島国の小オペラがタブーを破った。
彼らは過剰なハコもの施設を逆手にとり
反響版など通常オペラ公演に使わない施設を使用方法以外の位置に配置して舞台装置として
あとは演技で総て演出してしまったのだ。 最近演出の傾向
少ない経費であげるため
・資材は単一商品を大量購入して安く済ます
・装飾は超最低限
・音楽に合わせとにかく歌手も装置も動かす
・性・暴力的要素で刺激を
>>102
えっ、福井敬目当てにチケット買ったら、白井晃だったのか…
なまじガキの頃にアングラ(死語)、小劇場に嵌ってたから
オペラはオーソドックスなベタ演出で観たいのに
まあ、良く確かめなかった自分が悪いんだが
>>104
白井晃は演劇もオペラもオードソックスな方だと思うが。振り付け家との連携で音楽との相性もよさそうだし。
ただ、伊テクストが読み込めるかどうかは未知数。 コンヴィチュニーのサロメ演出の様子を読むと
どうもこの演出家はヨーロッパの文化に内在する暴力性に違和感を感じている人なのだな、とおもた。 >>98
ビデオ収録されて来年2/14に放送予定。
観にいかなくてよかったww ピーター・ブルックの懐刀だったヨシ笈田のオペラ演出は能舞台を意識したものが多い。 >>102>>104
抽象舞台だったが演劇としても面白かった。
東京室内歌劇場の公演
基本的に演出の人はあくまでオペラ演出の範疇を出ない人なのだな。 ハイナー・ミュラーがトリスタン演出したときパクリ続出だったのに非難が出なかったのは何故・・・ バイロイトでのノインフェルス演出「ローエングリン」について
未だにドイツを支配する日本
http://akiba.geocities.jp/pxzuwp/0204/43/287.html
今年の8月21日は、バイロイト音楽祭で締めくくった。
今年は、徳川一族にとって特別だった。
西暦・旧暦とも、記念すべき日だった。 「グランドオペラ」の新オペラ名鑑
演出家のベストにヘルマン夫妻がいないのは何故だ。
日本で演出作品が観られないのがネックなのだろうけど。 日本でも村上春樹や谷崎潤一郎を舞台化したサイモン・マクバーニーてオペラも演出できたのか。 某オペラを新感線のいのうえひでのりに演出して欲しいと思っていたが
NHKのドキュメント見てあきらめた。
オペラ歌手はあの演技指導についていくだけの力量がないorz グラハム・ヴィックはザルツブルグの魔笛から狂っちゃったみたい >>120
2月にペーター・ゲスナーが演出するし利賀村系の演出家がオペラ演出に進出する傾向 別にどんな演出でもいいけどさー、クライバーみたいに血肉魂震え出す快演の上にやってほしいよ これからドイツで思い切り不謹慎な地震&原発爆発演出が流行りそうな気がする はやらんよ。そんな福井利器の思いつきは。
まあねえ、電話にでんってことは
よっぽどヤバイんでしょう
要するに終わり ・舞台一杯海水と瓦礫
・目に見える放射能の煙(w) 電力不足となると照明が命のロバート・ウィルソン演出は東京じゃ上演できんわな NHKBSで放送したミーリッツ演出のオランダ人はクップファーとほぼ同じ方向性だったな。
音楽も救済の動機の無い版だったし。 細川俊夫作品は
「とりあえず現代舞踏と現代美術置いときゃいいや」
な感じがあるw バレンシアのオペラ座ではパドリッサがハイテク駆使して大活躍だが
袖も奥も無い舞台シドニーオペラハウスに匹敵する環境の悪さじゃ映像駆使するしかないよな;orz そういえば昔、「ユキチカしてそうな芸能人」ってのがあったな 日本にもオペラハウスが欲しいねん!
おと〜ちゃん! オペラハウスよりも既存のホールで上質な上演を行える能力向上をの方が健全だな。
イギリスなんか公民館みたいなとこでも面白い公演があるし。 現代オペラの初演というと何故ヨアヒム・フライアーが引っ張りだされてくるのか・・・・? >>95
バイロイトはネタが尽きつつあるからヴィーラントの舞台デザインを復活させてみたらどうなん? サイトウキネンの金森演出はどうよ。ググっててみるとあまり芳しくないが・・・ 来年のサントリー・サマーは「オレステア」だが
いかにも「海外の潮流」な匂いに引く エヴァンゲリオンが流行ったとき、もしかしたら市川昆タイポグラフィをやる舞台があるだろなとおもっていたが
日本ではオペラ演出で一件あっただけだった。