現代音楽としてのストラヴィンスキー [転載禁止]©2ch.net
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Agonとか大好きなのですが、あまり語られることのない
後期ストラヴィンスキーについて語りませんか。 ハルサイは後期じゃない
いつまで三大バレエで止まってんだ 春の祭典なんてポピュラーだろ
RPGのラスボスの時の音楽みたいじゃないか じゃあここはレクイエム・カンティクルスということで >>1
おお、乙ー
現音板にストラヴィンスキーのスレが立ったことはとても意義あることだ 少々強引な分け方だけど、ストラヴィンスキーの作風はその生涯で大きく3つに分けられる。
初期:バーバリズム
火の鳥、ペトルーシュカ、春の祭典、結婚
中期:新古典主義
プルチネッラ、ミューズを率いるアポロ、詩篇交響曲、交響曲ハ調
後期:十二音技法
アゴン、七重奏曲、変奏曲「オルダス・ハックスリーの追悼に」、レクイエム・カンティクルス
一般にストラヴィンスキーといえばとにかく「三大バレエ」に代表される初期作品ばかりが有名で、
あとはコアなクラシックファンが中期作品を一部知っていたり、たまに演奏されるくらい、
そして後期の作品に至っては、その存在すら知らない者がほとんどだろう。
まず実演に接する機会がほとんどないし、市販されている音源も片手で数えるほどしかないという不遇ぶり。
後期の作品群は主に十二音技法を用いて作曲されており、
初期作品のような強烈なインパクトも、中期作品の心地よい聴きやすさもないため、取っ付きにくいのは確かなのだが、
ねちっこい感情を排した純粋な音の積み重ねによる芸術は、ガラス細工を見るような楽しみがある。
(この点がシェーンベルクやベルクの十二音音楽とは違うところ)
ストラヴィンスキーが音を自由自在に操れる天才であることを一番良く認識できるのが後期作品だと思う。 ストラヴィンスキーの音楽観を知る手がかりになるであろう音源として、
グザヴィエ・ロト指揮の「春の祭典」を紹介しておきたい。
Stravinsky's - The Rite of Spring (BBC Proms 2013 - François-Xavier Roth conductors)
https://www.youtube.com/watch?v=rq1q6u3mLSM
「ついに登場!ピリオド楽器のハルサイ」というのを売りにしてはいるものの、
本質はピリオド楽器を用いたことそのものにあるのではなく、
むしろストラヴィンスキーが志向したであろうサウンドに徹底的に近づけたこと。
情緒的なものをとことん排し、鬼気迫る表現で圧倒するなどといった小細工を弄することなく、
楽譜に書かれた音を正しく、あくまで明晰に再現するだけで、
こんなに楽しく、エキサイティングな音楽になるんだということを証明してくれた演奏。
スコアを見ながら聴くとよくわかるが、細部の複雑な音や、ポリリズムまでもが、
大編成のオーケストラに埋もれることなく、ちゃんと全部聴こえてくる。
この楽譜に書かれた音のみを明晰に再現するというのが、ストラヴィンスキーの望んでいた演奏であり、
それを考えるとなぜ彼が中期・後期とあのような作風になっていったかも納得がいく。
いや、作風という言い方は良くない。彼の音楽の本質は生涯を通じて変わっていないのである。
ぜひロトとシエクルには、中期・後期のストラヴィンスキー作品も演奏・録音してもらいたい。 >>1
アゴン、俺も好きだよ
あんなかっこいい曲もそう無いと思う
ギーレン盤、時々ロスバウト盤(Accordの方)を聴くよ
>>9
ロト/シエクルの春の祭典は素晴らしいよね
10年、いや30年に一度レベルの演奏なんじゃないかなって思います
後期の作品もやって欲しいね
何となく存在する気がする(?)プルチネッラの壁を越えて欲しい 後期ストラヴィンスキー作品を誰か体系的に録音してくれたら嬉しいけど、いないんだよな
ギーレンももう高齢だし
ロトとシエクル、次は順当にラヴェル辺りやりそう
マ・メール・ロワなら嬉しいけど BBCの放送の一部らしいです。
1913年の春の祭典の初演当時の再現映像です。
ーーー
[伝説の初演】ストラヴィンスキー / 春の祭典 【バレエ】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm15580009
ーーー バレエ作品ではAGONが一番好きだけど
最近ORPHEUSも傑作だと思うようになった… ストラヴィンスキーって晩年はベートーヴェンの弦楽四重奏曲(後期)しか聴かなかったと何かで読んだよ 最近、AGON全曲のピアノ連弾のCDを見つけたんだけど買いでしょうか?
作者自身の編曲なら買うのだけど…
通常の演奏だと9種類聴いて、自分もギーレンがベストかなと思っています
連投ごめんなさい ↑は初出のLP持ってて、良い演奏だと思うけど、ヴェーベルンの第4曲に編集ミス
らしきところがあったのが残念。CDでは直ってるのかな? アゴンはNAXOSから出てるクラフトの演奏が一番好きです(小声) AGONはよく抽象的バレエって言われるけど、本当に痺れる
A=Alpha, G=Gamma O=Omega N=n
だとクラフトが言っていたそうですね
>>20
クラフトは勢いがあって良い演奏だと思うよ
ギーレンも繊細な演奏で大好き
ロスバウトは録音さえ良ければ最高だけど…
>>19
ピアノ盤のことは知らなかったです、thx ロトとシエクルには後期作品はともかく「結婚」を録音してほしい
独創的な傑作なのにあまり一般的には知られていないみたいだしきっと注目されると思う >>22
いいねー
でも声楽パート(特に合唱)が大変そう >>22
結婚と狐はそろそろ新録音が欲しいよね。面白すぎる曲。 日本に来たこともあるけれども、
ドビュシーのような日本の琴や尺八の
ような旋律の音楽は作ってないよね? 三大バレエの後のストラヴィンスキーは民俗(民族)音楽に否定的だった。
彼はその点でバルトークも受け入れなかった。
だから純邦楽に触れても自作に取り入れることはしなかった。 バルトークは結構ストラヴィンスキーのことを評価してたんだけどねえ。 TITLE: "Riot at the Rite", BBC (2005).
全1時間30分の英国BBC放送のテレビ番組。
https://www.youtube.com/watch?v=JcZ7lfdhVQw
BBC Movie about Stravinsky's masterpiece
'The Rite of Spring' (Le Sacre du printemps) (1913). 小学校の学芸会でやったなあ、春の祭典。
バレイじゃなかったけれどさ。 ストラヴィンスキーほど透明感のある作曲家もあまりいないよね 自分はストラヴィンスキー聴くと不思議と元気が出る
どの曲でも 二期会のトリスタン聴いてきた
疲れた
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音楽的な悟りの境地に達してるのは間違いないと思う ぶっ飛び過ぎてて逆に影響力はあまり無かった気がするけど、どうだろう 冨田勲がラベルとかストラビンスキーなどが大好きだった。 >>42
完成度が高すぎて、その代わり発展性が無い
それがストラヴィンスキーなのかも Duo Concertantとかなかなか好きです
ヴァイオリンとピアノのための室内楽集は何枚か出てるけど、とても渋い
ムストネンのとか名盤だと思う
火の鳥の作曲者アレンジ版も良いよね >>42
現代音楽方面への影響は意外に小さいのかも知れないね
むしろプーランクやガーシュインにストラヴィンスキーのDNAを感じるよ ストラヴィンスキーに限らないが、コアな音楽性は他人が真似できるもんじゃない
ってことだろ
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64N アゴン、七重奏曲あたりって、リズムがすごいよ
バネがあるっていうか トレニのヘレヴェッヘ盤の日本語解説はトンデモ誤訳だらけだから注意 5回聴いたら 分かってきたw
確かに渋い
ストラヴィンスキー大好きです ☆ 日本人の婚姻数と出生数を増やしましょう。☆
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財源的に可能です。頒布も含め、よろしくお願い致します。 ストラヴィンスキーは、自作を勝手な解釈で演奏されることを好みませんでした。
そのためピアノソナタは、自動ピアノのロールに記録したものを標準とし、
三大バレー作品も自分で指揮したものを遺しています。
しかしながら、それを顧みる演奏家は、そんなにいません。 毎朝通勤時間にストラヴィンスキーを聴いてたら、仕事が速くなりました ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています