【不世出】ジョルジュ・ドン【神の道化】
ドンを知ったのは今年の2月。 バレエマンガのSWANにアダージェットという作品が出きて もしや実際に踊られているかも?と軽い気持ちでようつべで調べたのがきっかけでした。 それは衝撃でした。 こんなにきれいな踊りは初めて見た・・・こっけいな動きさえもきれいで・・・男なのに・・・ なにこれ!?この人だれ!? とドンの事を調べまくり。 それからハマっています。 もっと早くドンと出会っていたら、生の舞台を見られたかも知れないと思うとかなり悔やまれます。 でも20数年前の自分がドンの踊りをみて心が動いたかどうか。 今の自分だから彼の踊りや生き方にこんなにも心を揺さぶられるのではないか、とも思います。 でもやっぱり生の舞台を見たかった・・・ >538 確かに…直接舞台で観ると、見る側も興奮状態だし、 多少の音ズレは気にならないっていのはわかりますね…。 ギエムは、無調で不協和音を多様したような音楽でも 定番クラシックでも的確に音を捉えて踊ってるから、 ボレロみたいな単調なリズムを外すなんて事ないんだろうなぁ。 ギエムのボレロは、4映像ほど観たけど 踊りが多少変化しててもクオリティー・音感・表現力…にブレがない… どの公演を観てもほぼ同じ印象とも言えますが…。 その点、ドンは自分丸出しで踊るから公演毎に結構ブレがあって面白いですね。 「ヘリオガバルス」…。 女股に男頭いれて歩くとか…うぅ〜ん。。。 タニヤ・バリとドンorカサドが踊ってたら 「好き♪」とか言っちゃいそうだけど…苦笑 >539 ギエム本人が心身共に強靭で鋼のような人なのかも。 ボレロって踊りはその人の本質を浮き彫りにする力があるような気がします。 ドン≒阿修羅の化身か…面白い。 >540 死後でも、youtubeのお陰で ドンの踊りに出会えて良かった〜と考える事もできますよ。 私は、ドンの踊る「アダージェット」って マイム部分がやりすぎな感じがして実はあまり好きじゃなかったんですけど (ジル・ロマンの方がいいじゃん!と思っていた…) 先日、「ジョルジュ・ドン日本最後のボレロ」1990年収録、 亡くなる2年位前の映像を観たんですが、これはもう超絶良かった。 (画質も◎、難を言えば変にアップ画像を織り交ぜてるから 肝心な腕の動きが画面から切れててガッカリした部分があったけど…) それから、「アクア・アルタ」もドンの踊り方が一番好きだなぁ。 ドンのアクアアルタ、といっているのは最後の「恋する兵士」のことかな。 アクアアルタはもともと長編の作品で、映像がありますよ。76年。 マギー・マランが当時のベジャールの学校の生徒で出演している。 ヘリオガバルももともと長編作品で、ギエムの「ルナ」もヘリオガバルの内の1ナンバー。 ベジャールはこういうの多いよね。 「永遠のジョルジュ・ドン」のアダージェットが大好きです。 「ジョルジュ・ドン 日本最後のボレロ」と同じツアーの収録ですが 会場の音が入っているので臨場感があるというか。 常に全身が写っているところも良いのです。 何度見ても後半部分になると胸が締め付けられて痛くて切なくて涙が出てきます… 「モーリスべジャールと二十世紀バレエ団の芸術」の踊りよりも 本当に本当に指先まで丁寧な動きでしなやかで柔らかな動きが凄いです。 見始めた頃は、ようやく掴んだ大切な物を何故手放してしまうのだろう?と思っていました。 が、手放す為に探していたのかもしれないなんて思うようにもなりました。 ドンの髪ってブロンドに見えたり栗毛に見えたりします。 地毛はどっちなのでしょうか? ドンの地毛は茶色。ジュリアン・ファブローも地毛は茶色。 >>546 ありがとうございました! ブロンドは染めているんですね。納得。 BBL「ドンへのオマージュ」 @ダンマガ11月号(発売中) >>548 情報ありがとうございます。 注文しちゃいましたー とあるところに、ドンはこれ以上ないというくらい惨めで寂しい死に方をした、と書かれてありました。 だとしたら悲しすぎます。。(´;ω;`) ダンマガ増刊のベジャール追悼号は持ってるか? 亡くなる前のドンについては佐々忠さんの著書にもちょっと言及があるな。 見ていて悲しかったという感じで。 >>551 追悼号は持っていないのです。 ドンの死後女性週刊誌に書き立てられたたしいですね。。 内容は想像できます。。(´;ω;`) 日本での最後の公演のニジンスキーの映像をネットで見て、 ドンが裸になった時にぎょっとしたんですよ、痩せていて。 変わってしまった自分の姿を曝け出したドンの気持ちはどんなだったんだろうと。。 でも、ドンは自分自身を隠そうとはしなかった。 ありのままの自分を見せていた。 医者とのやりとりのシーンはいつも泣けてしまいます。 ニジンスキーBSで放送しないかなぁ。。 ニジンスキー、リアルで観てたんだけど 台詞に「神よ!!」と叫ぶ所があって、 それがニジンスキーとドンをすごくシンクロさせてた 彼の胸中はいかんばかりであったか、と 訃報を聞いて思った まさかあの後すぐ亡くなるなんて思ってもみなかったよ…(´;ω;`) >543 「恋する兵士」って邦題で、「アクア・アルタ」が原題だと思ってました… 周りで観てる人が踊っている一人に集まってくる様と、 ヴェニスの町に満潮で水が溢れるアクア・アルタのイメージを重ねて そういうタイトルなのかと… というのも…この時代の邦題って無闇やたらと 「愛」「恋」多用してて… 「愛と哀しみのボレロ」だって原題は 「Les Uns et les Autres(私達と他人?)」なのに…... ちょっとそういう、この当時の邦題に対する嫌悪感が微妙にあったので、 「アクア・アルタ」って書いたんですけど、間違ってたみたいでスミマセン! 「アクア・アルタ」の長編の方は販売や収蔵されてるところがないんで、 若き日のマギー・マランは観れそうにないです… 「ヘリオガバル」は長編なのかぁ…全部観てみたい! 誰が踊ってたのかにもよりますが… というのも、「春の祭典」でタニヤ・バリ×カサド以外のバージョンを いくつか観たんですが、どれも全然良くなくて… 「ボレロ」もドンが踊ってはじめて不朽の名作になったけれど、 表現者として不適切なダンサーが踊ると…ドボン… ヘリオガバルもそういうパターンでお蔵入りなのかな? >544 「永遠のジョルジュ・ドン」はまだ観てないんです… 前から観たいなぁとは思っているのですが… で、「アダージェット」最後の掴んだものを手放す場面についての解釈ですが、 私的には、手に入れたと思われるあらゆる事物を人間は 永続的に自分のものにしておくことは出来ない…己の人生でさえも… 執着し醜態を晒すことも出来ますが、 あえて自分から手放し見送る… 美学…かと。 このへんの解釈は人それぞれだと思いますが…。 いろいろな解釈が出来るのが言葉のないバレエの良さですね。 >>554 「恋する兵士」は曲のタイトルですね。 ドンが踊っているのはマッシモ・ラニエリが歌っています。 >550〜553 ドンの死についての話ですが、 各々の考え方次第ですかねぇ… 個人的には… 死は、ただの死で人生の完結を意味するだけの出来事かと… 死ぬ側はかなり苦しかったり痛かったりで、 見送る側はとても悲しい…ですけどね。 10歳で死のうが、100歳で死のうが、 短すぎるとか長すぎるという事はなく、 人間はそれぞれの人生の時間の中でそれにふさわしい花を咲かせる… みたいな事を言ったのは吉田兼好?だったかなぁ… なんかそんな感じだと思うんです。 ドンの人生は45年で幕を閉じましたけど、 それがジョルジュ・ドンの人生…で、それ以上も以下もない。 個人的には、その当時は死の病だったエイズになった事で、 ドンの人生が再び輝き始めたような印象を受けます。 エイズとかガンみたいな死ぬまでの時間がある程度残される病って 結構、有意義な死に方が出来るものなのかも…。 おかげで「若いダンサーへの手紙」など、 自分の死を意識した作品を多々残せたのだろうと思うし。 45歳で突然事故死してたら残ってないと思うなぁ… 私は有意義な素敵な人生を送れた幸せな人だと思ってますよ。 >554 「愛と哀しみのボレロ」原題の「les uns et les autres」は、 「『ある人たち』と『もう一方の人たち』」みたいなニュアンスが近いです。 >544 DVD「永遠のジョルジュ・ドン」、観ました☆ この中の「アダージェット」についてですが、 「ジョルジュ・ドン日本最後のボレロ」と同じ1990年収録ですが、 収録日は違うみたいです。 個人的な感想ですが、後者の方が良いかな…。 「永遠のジョルジュ・ドン」のDVDはとにかく音がよくないです…。 それから、アップの映像での表情とかやっぱりグッとくる。 衰えを感じる姿、踊り…「アダージェット」の世界観そのものです! ほんと、見事に表現されているというより、そのものって感じです… >556 曲のタイトルも踊りのタイトルも「恋する兵士」って事でFAですかね? >558 フランス語のニュアンスが解るって羨ましい…。 勉強になりました。 最近、簡単に観られるドンの映像は観尽してしまったので、 本を読み始めています。 現在「モーリス・ベジャール自伝〜他者の人生の中での一瞬…」読んでます。 ベジャールがこの本を書いていた時期、ドンとの仲がよくなかったみたいで、 ドンとのマイナスよりの思い出が多々書かれていて面白いですね。 youtube に、カメオ出演した クロード・ルルーシュ監督「夏の月夜は御用心」の映像ありました。 http://www.youtube.com/watch?v=HszGKnRy8zY 「愛と哀しみのボレロ」のダンスシーンのメイクと同じような化粧してて◎。 このメイクはドンに似合う。衣装は…微妙…。 ドンの私服とかレッスン着って時代もあるけどいつも微妙… と思うのは私だけかな… うわぁ〜素敵!とか…凄く似合ってる☆とか… 思った事がない…苦 >560 558です。 ドンは亡くなる数年前、ロンドンのロイヤルパフォーマンスガラで「ボレロ」を踊ってるはずですが 私はガラ翌日の昼ころに、ロイヤルオペラハウス近くの路上で、ドンにばったり出くわしました。 全身水色の濃淡でまとめて薄い水色のサングラスをかけていました。 女連れでした。 なぜわかったのかというと、私が前日のガラをたまたま見ていたのと、妹がドンのファンで、上野で出待ちして写真撮ったときにつきあってたからです。 なんとか声をかけようとしましたが、膝がガクガクして、英語もでてこなかったので断念。 彼はオペラハウスの楽屋口に消えていきました。 真夏になると、水色の濃淡を着たくなるのはその思い出のせいかもしれません。 暗めの金髪に水色のダンガリーみたいなラフなシャツがよく映えていました。 ドンの私服の話が出たので思わず書いてしまいました。 ROMに戻ります。 全身水色ってこんな感じでしょうか ttp://www.dailymotion.com/video/xfehxi_jorge-donn_news こんな感じでした。懐かしい。 大きな水色のキャリーオール(なんでも持ち運べる大きな肩掛けバッグ)をかけてました。 562のdaily motionの動画、訳しましょうか? 有名なダンサーのジョルジョ・ドンはヴィシーに移住し、ヴィシー・バレエ団を創立することを決めた。 ヴィシー街中の路上、南アメリカのギタリストのグループの近くで立ち止まるジョルジュドン。。 移住の理由について語るドン; 彼がマーラーの第五交響曲を踊るシーン; 将来、(ヴィシー・バレエ団の)中心となる"エスパス(空間)・ヴィシー"の建築模型 中庭に白いトラックスーツでジョギングするグループ、 エスパス・ヴィシーの監督であるアントワーヌ・ドゥ・ガランベールのインタビュー ジョルジュドンと二人の女性ダンサーがモダンバレエの一部を踊るシーン ↑動画の“i”(インフォメーション)を訳しました。 動画で(フランスのニュース番組です)、ドンは新設されるヴィシー・バレエの芸術監督に招聘され、 自分のカンパニー(たぶん途中で出てくるお揃いの白ジャージのメンバー)とともにヴィシーに移住 初演は「ポールとヴィルジニー」をやる予定と言っています。 気になるのは、ヴィシー・バレエの監督になるアントワーヌなんとかさんが、ググっても引っかかってこないことです。 名字にdeがつくので貴族の家柄のようですが、何なんでしょうね、このお方は? ドンのフランス語は聞き取りにくいです(話しかけないで良かった) >567 ありがとうございました! アナウンサーがヴィシーと言っていたので、ドンのバレエ団の話かなぁと思っていました。 1988年頃の映像ですかね。 音声翻訳ソフトが出て欲しいと切に願っています。 手に入れたら真っ先に訳したいのは>>522 の映像です。 これはスペイン語ですね。 スペイン語ですが、アルゼンチンのスペイン語なので、文法も発音もスペインのスペイン語とは違うようですね。 こちらはお手伝いできずにすみません。 国が違うと同じ言語でも違いがあるのですね。 そういえばドンのフランス語は南仏訛りだとどこかで読んだ記憶があります。 たぶんそうなのでしょうが、ドンの話し方はフランス語もスペイン語も音がこもっているので、 全体として聞き取りにくいと(私は)思います。 YouTubeに、フランソワーズ・モレシャンとドンが一緒に出演したNHK番組がありますが、 モレシャンは典型的なパリっ子のフランス語で明晰な子音の発音が特徴(パキパキした軽やかな音) それに比べると、ドンのフランス語は南米スペイン語っぽく、重い音が混ざります。 それと、彼はたぶん口下手なのでは? 実は私のフランス語師匠は南仏の出身で、自分としては南仏なまりの聞き取りには慣れているつもりでしたが 残念ながらドンは例外のようでした。 >561 ドンの私服・練習着について、なんだかなぁ…と思ったのは、 ヌレエフのドキュメント映像を観て、 私服とか時代を感じるものではあるけど悪くないのと、 ドンの後ろで稽古しているニコラス・エックの練習着が 凄くお洒落だったので、これは!!!と思った次第。 先日読んだ「スイス四季暦 秋冬」の中でも、 ドンは「着る物にも無頓着」という印象だったと著者が書いてました… でも、実物のドンはそんなにセンス悪い印象じゃなかったみたいで良かったです… >562 の映像は前に観た事ある!けど、何だかさっぱり分からず… >567さんのお陰で超〜スッキリです。 本当にありがとうございます☆ ついでに一つお願いがあります。 現在読んでいるベジャールの自伝の中で、ドンが入団当初、 仲間から「チコ」とあだ名をつけられていた…とあります。 この「チコ」ってどんな感じなんですか? これはもう、フランス近隣のフランス語圏の人… 下手したら1960年代を知っているフランス人にしか解らないレベルかな? とも思いますが… それにしても、アントワーヌ・ドゥ・ガランベール。あやしい… 558です。 これは簡単で、チコはスペイン語で「男の子」という意味です。 英語のboyですね。 スペイン語圏では、本名以外にこういう呼び名がつくことがよくあるらしく 呼び名のチコがそのまま登録名になったサッカー選手もいます。 >574 チコ=男の子(スペイン語)なんですね! 覚えました☆ ありがとうございます〜多謝! 明日のために花を買ってきました どんな花がいいだろうと考えやっぱりバラになりました ベジャールはAIDSでは死ななかったのに。 ドンは誰から感染したんだろうか。 昔は検査も容易ではなかったし、保菌者でも発症はせずに、 本人だけ無事で知らないうちにまき散らし、周りが発症はよくあったこと。 ヌレエフは感染を知ってから10年生きた。 ドンも死の10年前には知っていたのだろうか。 今と違って公表もできない病だったし、支えてくれた人もいたのだろうが。 ドンはその10年間をどうやって生きたのだろうか。 ドンの魂の安らかなることを祈る。 感染を知ってからはずっと死を見つめて生きたのだと思います。 発症が明日なのか、一年後か二年後か・・・ 病気を考えなかった日はなかったのでなないでしょうか。 最後のニジンスキーの舞台は彼の別れの挨拶だったのですね。 ドンが感染を知ったのは少なくとも85年、か、それより少し前 第4回の世界バレエフェスの最後に瀕死の白鳥を踊ったのも 自分が死の病にかかってしまったのを知った上でのことだったと そんなことは知らない観客には大ウケで、みんな笑ってたけど… そのときのドンの気持ちを考えると涙出る 今日は白薔薇1輪飾ったテレビの前でドンの映像あるだけ見る… Que descanse en paz....Donn 私も1日ドンの映像を見て過ごそうと思いましたが、目が疲れて半日でダウン。 『愛が私に語るもの』は美しい作品ですね。 ドンとジルが並んで手を取るシーンは胸がつまりました。 『永遠のジョルジュ・ドン」は東京バレエ団所蔵の映像を集めた物ですよね。 レダやマルローやデス・フォー・ライフを全部見れたらどんなに良いか・・ 東京バレエ団にはドンのお宝映像が沢山ありそうですね。 放出してくれないかなぁ。 あっちは今、11/30の夜9時頃だね… そして日本では12/1、世界エイズデー 今は抗ウイルス薬もあるし21年前とは情況が違うけど、でもまだまだ… ドンを含め、AIDSで無くなった全ての人々の安らかならんことを それからHIVキャリア、発症してしまった人々に少しでも明るい未来が開くことを 22回忌。 このタイミングで今年発行されたバレエ本のご紹介☆ 「二十世紀の10大バレエダンサー 村山久美子著」 前世紀に活躍したバレエダンサーを著者が10人選んで紹介してる本です。 選ばれたのは… ウリヤーナ・ロパートキナ ウラジミール・マラーホフ シルヴィ・ギエム ファルーフ・ルジマトフ ミハイル・バルシニコフ ジョルジュ・ドン ルドルフ・ヌレエフ マヤ・プリセツカヤ ガリーナ・ウラーノワ ワツラフ・ニジンスキー ドン、やったね♪ しかしこの人選…。ドン…かなり浮いてる… 本の内容ですが、ドン関連で特筆するようなことは書かれてないですが、 使われてる写真が初期の「ボレロ」でリズムが女性です。 表紙はロパートキナだけど、裏表紙はドン!! 晩年、ドンって忘れ去られる事を恐れてたと思うんですけど、 心配御無用だったということで…。 南無阿弥陀仏 >585 ドンがエイズ感染を知ったのは、1984年8月以前ですね。 ダンスマガジン創刊号(1984年8月10日発行)の20ページに 最近の過酷な状況云々の中に「かなりの重病」という言葉が出てきます。 “最近”とあるので、エイズ告知されたのは1984年…かも。 >>590 貴重な情報ありがとう 84年8月掲載なら、同年上半期に「かなりの重病」(=感染初期の急性症状?) →告知って感じだったのかなぁ あの頃はHIVが爆発的に広まった時期で(といってもそれが世間に認知されたのはもっと後) 気付いた時には感染してた他人に移してたっていう人がほとんどで、治療法も無かったし、 いつ来るかわからない発病→死を待たなきゃいけなくて… ドンが一時期荒んでたって話もあるけど、これもひとつの原因だったんでしょうね…(涙 無くなった当時は確か伏せられてたんだよね、病名。 実はエイズだったって話はいつ頃どっから出てきたの? フレディー・マーキュリーはエイズを公表したけど、(公表の翌日亡くなる) エイズが不治の病だった当時では、公表はなかなか難しいことだったと思う バレエ初心者です。 ttps://www.youtube.com/watch?v=fFFKzx-Xq8A このダンスの、07:54から08:00の手の動きは何かのマイムなのでしょうか? 意味がわかる方がいらしたら教えて下さい。 よろしくお願いします。 どちらかと言うと、ベジャールスレで聞いた方が良いのでは? >591 たぶん1984年頃に何らかの事情で検査を受けて知ったのだと思います。 感染直後の初期症状で気付いたのか、 自分と性交渉をもった相手がエイズに罹った事を知り 念のために検査して感染に気付いたのかわかりませんが… 先日、1992年当時のドンの新聞死亡記事を見たのですが(読売・朝日) 記事には特に死亡原因については書かれていませんでした。 エイズを患うと抵抗力がなくなり「カリニ肺炎」で死亡する事が多いので 「肺炎」が死亡原因になっているのかなと思っていたのですが… 興味深かったのが、坂東玉三郎が死亡記事に寄せた一文で、 「彼がこの世に別れを告げた瞬間から美しい体に戻って踊り始める。 そんなイメージがあります。」と書いていることです。 “美しい体に戻る”≒醜い体になっていたって事ですよねぇ… 少なくとも玉三郎はドンがエイズで死んだ事を知っていたって事かと。 ドンと玉三郎が特別親しかったという印象はないんですけどね… 生前のドンがエイズだという事を知っている人は多かったんじゃないかなぁ…。 あえて公表はしてなかったけど… エイズって不治の病だったって事もあるけど、男性間の性感染症のイメージ強いし これほど偏見にさらされる病気って言うのも他に類を見ないですよね。 天寿を全うできる病気となった今でも生きながら公表してる人なんていないような… …っていうか私は、ミドリ十字関連の人たちしか知らないなぁ… >591 (…つづき…) ドンが一時期荒れていたって話は、佐々木忠治「闘うバレエ」の中に出てきますね。 「若手に座を奪われたように錯覚したドンが秋葉原で無駄な買い物ばかりして、 ハイデも困っていた…」と。 ドンの場合、「ボレロ」でバレエ界の頂点に立った後、 ダンサーからの転身がうまくいかなかったり・エイズ感染・ バレエ団内で若手に主役を奪われる・ 年齢的な体力低下(=思うように踊れなくなる)って事が複合的に起こって 八方塞がり的な状況で、心身共に相当キツかったのではないかと推測してます… まあでも、そんな状況の中で踊った「アダージェット」は本当に素晴らしいし、 ダンサーのまま45歳で亡くなった事で、その存在の輝きが増しているように感じますね。 なので、個人的には… これほど“神に愛された”と思われるような人生を送れる人は そうそういないのではないかと思っていますが…。 没後20年以上経過しているにも関わらず、 極東の島国でドンについて熱く語る板があり、 思いの丈を語る人たちがいる…凄い事です。 アメリカの元プロバスケットボール選手で、マジック・ジョンソンとかご存知じゃないですか? 彼はHIV陽性反応が出て引退しましたが、実業家としても成功し、いまはお孫さんが3人もいるそうです。 >598 マジック・ジョンソンって聞いたことある! っと思って、今調べたんですが、 カミングアウトして現在も生きていらっしゃるんですねぇ… まあでもレアケースですよね… 2012末現在、世界のHIV陽性者数は3530万人、新規HIV感染者数は年間230万、 エイズによる死亡者数は年間160万人と報告しています。 日本ではエイズ感染者13913人、エイズ患者6371人だそうです。(平成24年3月現在) リン・チャールズがドンが亡くなった時 ベジャールと一緒に立ち会ったとか言ってた気がする リン・チャールズは知らないけど、 マリシアとベジャールは最期の時に病室にいたよ ちょっと話はズレるけど、マリシアの元旦那リチャード・クラガンも 去年AIDSでなくなったんだよね… フレディ・マーキュリーとドンが 一緒に映像に移ってるのを昔youtubeでみたけど 今探しても見つからなかったわ フレディはバレエ好きで牧神コスでライブやったこともあったね。 >>602 マリシア・ハイデとダブルボレロ踊ったリチャード・クラガン。 死んじゃったんだ、知らなかった、しかも彼までエイズだなんて。 20年の月日が間にあるとはいえパートナーが二人もエイズで。。。ショックだろうな。 ブエノスアイレスに「ホルヘ・ドン 舞踊&陶芸学校」なんての見つけたから記念カキコ >>608 Jorgeはスペイン語読みでホルヘ、ジョルジュはフランス語 日本ではジョルジュが定着しちゃったけど、生まれはアルゼンチンだから本来はホルヘだね はじめのころは「ジョルグ」なんて表記もあったね。 ギエムも最初のころは「シルヴィ・ギレン」。 ギレンといわれるとどーも、「ガルマ・ザビは死んだ。何故だ!」のイメージ。 ホルヘ・ドン舞踊学校はドンが生前から関わっていたものではなく、記念に名前を冠したものっぽいです * 陶芸学校はどうやら同じ建物内にある別学校(もしくは経営が同じで別コース)みたい こんな感じのところ↓ http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4750956.jpg.html すみませんが、もう少し詳しいことはのちほどまた… 間が空いちゃってすみません、続き いわゆる公式HPが見つからない、けどHP代わり?のブログ(少々古い/2006年作成)が以下 http://www.danzas2jorgedonn.blogspot.com/ [links]欄はリンクというよりこのブログの各ページらしく、[Jorge Donn]に写真と経歴あり(特に目新しい情報なし、皆さんご存知の経歴、と思う) ***↑のブログ+向こうののサイト等いくつか見てみた情報まとめ↓*** <ブエノスアイレス市立ホルヘ・ドン第2舞踊学校> 場所:ブエノスアイレス市ピラール地区中心部ベーレス・サルスフィエル(町)アレハンドロ・マガリーニョス・セルバンテス通り 1974年設立、当初はアルゼンチン民族舞踊の小さな夜間教室として始まり、のち公立の舞踊学校に 2004年にホルヘ・ドンの功績を讃え、市議会でその名を校名に冠すること、(学校の)エンブレムにもホルヘ・ドンの名前を入れることに決定 (*ブログ上部のマーク) 改名の記念イベントは教育・芸術長官、学校マネージャー、ホルヘの家族や友人たち、ゲストアーティストなどが参加して数ヵ所で盛大に行われた 現在は、クラシックとコンテンポラリ(合計7年-11歳以上から)、またはアルゼンチン民族舞踊とタンゴ(合計5年-13歳以上から)を習得することができる プロを目指すクラスとその準備クラス以外にアマチュアレッスンも提供(聴覚障害者向けプログラムもある模様) …と、ざっと集めた情報を私の超拙いスペイン語力で超意訳してみました…きっちり正確な翻訳ではないのでそのあたりご了承ください *情報によって校名に「第2」が付いてたり無かったりしてるけど、たぶん公立舞踊学校が複数ある中で「第2」にホルヘの名前が冠された(のかな)、という感じ *ブエノスアイレス市立といってもブエノ〜市は一般の市ではなく首都で特別区なので、日本でいうと「東京都立」的な、ほぼ国立といってもいいようなものだと思います 長々失礼しました…なんか縁のあるもの見つけてついうれしくなって >>614 わあ、ありがとう。すごいちゃんとした?学校なんだねー。 祖国では年月が経ってもやっぱり偉大なダンサーとしてとても大事にされてるんだなーって嬉しくなった。 連投ごめんなさい、書き忘れた。 >>613 のリンクが無効になってるんだけど、再度お願いできますか。 感動したわ、探してくれてありがとう。 やはり、ジョルジュ・ドンは私たちの時代のニジンスキーなのね。 age age age age age アゲ アゲ アゲ アゲ アゲ 新しい動画はっけーん スペイン語みたいですね ttps://www.youtube.com/watch?v=jkBm-kNQWEA >>623 ありがとう 最近好きになったので、見られて嬉しいです やったー! ついにドンのロミオ&ジュリエットのDVDを手に入れた! これから見るぞー http://youtu.be/blXVRagYWZ0 1984 PARCO CM に登場したドン 音楽:細野晴臣 永遠のジョルジュ・ドン のDVDのアダージェット 最後の狂ったようにくるくる回るシーン(ピルエットっていうの?) フレディ・マーキュリーの顔に見えてしまう 栗さんま芋スタミナ教京観光金北パークルーム羽田代々木チェックタイ八幡しょうゆトンコツ塩分子アパラーメン 栗さんま芋スタミナ教京観光金北パークルーム羽田代々木チェックタイ八幡しょうゆトンコツ塩分子アパラーメン 栗さんま芋スタミナ教京観光金北パークルーム羽田代々木チェックタイ八幡しょうゆトンコツ塩分子アパラーメン にんにくサブレパーク福岡南元町駐車近代新潟鉄筋工場NHK市議会旅館代議員関西下港ヤーフォー外国人テレビ窃盗団アイフォン代々木クラウドターゲット海外系ディレクター芸能なぜ中年問題ラーメン アリババポート国会再度拒否パクドラ北京求職ビザ観測非公開捜査ブルーンハンバーブぼったくり港空問題LGTBC新首相外国人避難所生活インドエアァマックさむらいデズネーリーマン雪アン成田八重湯下池不動産息子 22年前のちょうど今頃… (´;ω;`) Descanse en paz, mi cielo azul Jorge... なんだかドンが忘れ去られていくようで悲しい…(ノ_-。) 今日久し振りに何度目かの愛と哀しみのボレロ観たからチラ裏的記念カキコを兼ねて保守 read.cgi ver 07.5.4 2024/05/19 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる