元祖長文です。

823さんのご理解は表現しようとした内容とあってます。
足の人差し指と股関節を軸にするので足の小指側を下方向に動かせば回転します。
物理的なイメージができないと文章が理解できないですね。
つま先を先導させてアンドゥオールをかけてゆくほうが良い理由は一つの意識や動作で必要な事がすべて行われるからです。 股関節を回す事とつま先の形を考えるよりつま先の使い方を意識することですべてが賄われるほうがよりシンプルです。
もう一つの理由は見た目です。両方のやり方ができるのであればビデオにとって見比べてみるとよいです。つま先を先導させるほうが一つのラインがきれいに出ると思います。
例えば、ドウバンでデベロッペから4カウントで1番続けて4カウントでアラベスクと動くとします。
また、つま先の動く軌跡が一定の速度で動く必要があったとします。
つま先を先導する考え方で動くとやりやすいと思いますが、股関節付近に着目して動かすと途中で破綻してしまうと思います。
少なくとも私はつま先を先導させるアンドゥオールでやったほうがきれいに動けます。

ただ、この方法は足裏の使う感覚が十分でない場合はまず無理です。
出来る人は足裏を張る強さをコントロールすると内ももの張りもコントロールできるはず。
ポアントで豚の鼻の親指側だけを接地して片足で5番でキープできるような方は簡単に出来るはずです。

この動きは何でそうするべきかというと筋肉は縦方向に連なる筋肉と、一つの動きで協調しあう筋肉は同時に動くからです。
簡単な例として立って前屈すると伸ばされていないはずのふくらはぎが張って、人によっては痛いぐらいだったりします。
腿裏の筋肉とふくらはぎの筋肉が縦方向に隣り合うので起きる現象です。
アンドゥオールに関しては前の長文で書いた筋肉が連動するので同時に動かしたほうが効率がよいのです。

足裏の小指側のアーチを張る事を書きましたが、足首の形は実はどうでもよいです。
きれいに甲を出してもよいし、フレックスでもよい。形にかかわらず張ってれば同じ効果があります。
だから、一番で足裏を床にこすりつける時でもこの方法が有効に内ももの筋肉を張らせるのです。