荒れすさんだ学校を立て直すため、「歌声の響く学校にと、先生から生徒に送られた一曲の歌。
 14年前、埼玉県の秩父市立影森中学校で、退職を間近に控えた校長が
「卒業生を送る会で歌えるものを」と、一晩で詩を書き、翌朝には音楽の先生の机の上に。
授業のなかった一時間目のわずかな時間で曲がつくられたそうだ。
教職員はひそかに練習して、1991年3月の「卒業生を送る会」で
教職員の「出し物」として初めて披露。
反響は広がり、翌年にはCDが発売され、全国に。
秩父市は昨年、秩父から全国に大きな感動を発信した功績をたたえて、
二人に「ふるさと文化賞」を贈っている。

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