宇沢弘文
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おそらく世界最高の経済学者の一人。
いわゆるケインジアン経済学と異なる、本来のケインズの経済学を追求し、
シカゴ大学でフリードマンとは激しく対立した。
もう御老齢ではあるが、彼こそ日本だけでなく世界を救う知性の持ち主だろう。 でもそれ言い出したら、宇沢のあれ(特に日本に帰ってからの主張)も経済学とは言えないんじゃね?
あんなもんどこかの逝っちゃってる親父の戯言でしょ この世代のなかで宇沢がいろんな意味で目立ってたからノーベル賞に最も近かったって言われてるけど。
ほんとのところはどうだったんだろ?
森嶋、二階堂・・・ 誰が一番国際的に評価高かったんだろうねぇ ずっと英国にいた森嶋や近経を捨てなかった二階堂の方が評価されてると思うよ こんにちのマクロ動学モデルの生成期の理論の基礎は宇沢が大きく貢献しているし、
個人的には森嶋や二階堂より評価している。
少なくとも、スティグリッツやクルーグマンがもらっているのに、
宇沢にしろマッケンジーにしろ純粋理論家がもらってないのは、変だよ。
スウェーデン銀行賞と揶揄されてもしょうがない。 宇沢の「ケインズ一般理論を読む」はクソ
ケインズを全然理解していないバカ マルクス派経済学に少しでも言及するとスウェーデン銀行症受症は絶望的にならないか? というより、宇沢本人にしても受賞したいと思ってるのかなぁ?
受賞するとしたら>>53の業績でであって、間違っても鬚の仙人になってからの業績(っていうのかは置いていく)ではないだろうからさ 宇沢って本当に馬鹿だよ
「ケインズ一般理論を読む」を読むと、いかに馬鹿かよくわかる
山形浩生より馬鹿 どう馬鹿なのか書かないとさらにもっと馬鹿な投稿に終わっちゃうよw 田中秀臣 @hidetomitanaka
http://twitter.com/hidetomitanaka
宇沢弘文先生の『経済学の考え方』を久しぶりに読んで、宇沢先生の新古典派経済学批判が実に脈絡に欠けた空洞なのか再認識した。
宇沢先生は新古典派経済学の前提をいくつかあげているが、その前提と、宇沢先生が批判するベトナム戦争を悪化させたり、
公害を解決できない、などという問題は連関してない
田中秀臣 @hidetomitanaka
宇沢先生の『近代経済学の再検討』も同じだが、この種の社会情勢の変化や戦争の責任を、
新古典派経済学に背負わせたり、その限界を描くのに使うという宇沢流レトリックは、
印象論的に実にうまくできていて、多くの若い読者は騙されてしまったのだろう(80年代)。
田中秀臣 @hidetomitanaka 2時間
同じ宇沢流レトリック(印象論による誤誘導)は、ミルトン・フリードマンへの評価にも顕著に表れていた。
これについては何年か前にブログで何度かとりあげた。(宇沢先生しか知らない情報で)
フリードマンが「差別的」で「強欲的」で「独裁政権にシンパシーをもつ人物」であるという反道徳的印象論だ。
田中秀臣 @hidetomitanaka 2時間
この種のフリードマン悪玉論を、新古典派経済学やマネタリスト全体のイメージにすりかえて、宇沢先生の主張の劣化版を唱える人たちが、
いまも「フリードマン=リフレ派」「新古典派=リフレ派」などと誤誘導して、知識に乏しい一般の人たちを騙している。
見逃しがたい知的詐欺だと思う。 >>60
宇沢さんが生きている間にちゃんとした論争をお願いしますよ。 新古典派経済学の現実政策への適用こそがベトナム戦争やら公害やらを引き起こしたのは自明の理だがな。 ケインズ一般理論は伝説的な良書。
ケインズ・サーカスの神髄すなわち流動性選好説の本質が端的に解説されている。 書き間違えた。
『ケインズ一般理論を読む』は伝説的な良書。
ケインズ・サーカスの神髄すなわち流動性選好説の本質が端的に解説されている。 >>64
ケインズ経済学それ自体が、もう既に時代遅れなんだけどね
現代マクロ経済を解釈できずにいる
IS-LM理論は、マクロ経済を分かったようにも錯覚させる
まあそれでも「貨幣それ自体が 貨幣をうみだすことはない」というケインズの警鐘は
アベノミクスにも当てはまるとは思うけどね ええと、信用創造って(本源的)預金が(派生)預金を生み出す。
M=C+Dだから、貨幣は貨幣を生み出すって言えるよな。 >>66
そんなのは嘘っぱちだって、ケインズは言っていた
「貨幣それ自体が 貨幣をうみだすことはない」
日本の銀行も、不良債権問題で分かったはずのこと
富士銀行も三和銀行も東海銀行も、消えてしまったからなあ・・ >>66
だいたいその理論は、銀行貸し出しには土地担保が伴うということを捨象しているから
現実的には間違った理論でもある > 「貨幣それ自体が 貨幣をうみだすことはない」
ケインズが『・・・一般理論』の中でゲゼルを高く評価しているところと同時に批判しているところ。
それから同じく『・・・一般理論』の中で、
私が古典派経済学理論の中で唯一共感できるところがあるとしたら
それは労働価値説だ
というふうなニュアンスのことを述べている箇所があり、そこを思い出した。 >>65
IS-LMはケインズじゃないぞ。ヒックスだ。 >>65
また同時に、ケインズは一般理論で月とチーズ工場の話を出している。
これは、経済の停滞時に大規模な金融緩和を行う事は効果があるというより唯一の打開策だという事だ。
ただしこれは、限界輸入性向が低い制度となっていることが前提となっている。自由貿易ではない状態だ。
自由貿易下では大規模な金融緩和の効果は短く、それは所得が海外に漏出するため。 >自由貿易下では大規模な金融緩和の効果は短く、それは所得が海外に漏出するため。
それは同意するけど、全ての国が同時に大規模金融緩和すれば、お互いに海外に漏出するから効果が
あるとも言えるのでは。 >>73
所得が漏出するのは自由貿易制度のためであって金融緩和の為ではない
限界輸入性向は制度に依存する 日本の経済学者て何やってるの?
国民のためにちゃんと研究してるの?
外国の経済学を批判する経済学者はいるけど
象牙の塔にこもって何やってるの?
世間話で日本の経済学者はクズばかりだって言ってるよ。 >>75
象牙の塔があれば、業者がきて、金槌で塔を叩いて欠片をもっていきそう。坂田三吉のお墓のように。
大阪には坂田三吉の魂が脈々と受け継がれている。谷川浩司もその系譜
に連なってるよ >>67-69
それハイエクじゃないか?
少なくとも一般理論では月でもグリーンチーズでも同じと言ってるが ケインズが45度線の話しやIS-LMの話しだけだったら、なにくだらない
ことを書きながらえらくなってしまってるんだ?だよね >>80
それらはケインズの一般理論のうち短期に関する部分だけを抜粋して模式化したものだから
それだけだとセイの法則から抜けられない 竹中平蔵を蛇蝎のごとく嫌っているね。
シカゴ大学時代の剽窃問題で。 >>81
一般理論の動学化はハロッドとかロビンソンを待ってのこと
なんじゃないですか?一般理論に長期の分析なんてあるんですか? >>86
あるよ。数学的分析ではないけれど。
というより一般理論のなかで長期的期待が数学的分析になじまないことを2度書いている。 宇沢先生が『始まっている未来』(岩波書店 2009年)で書いていた
宇沢先生のペーパーやサミュエルソンのペーパーを勝手に翻訳して大学の紀要に
載せたという“F氏”とは誰の事でしょうか?(推測でも構いません。)
教えてください。よろしくお願いします。 >>90
そうか…(-_-;)
リーマンショックを振り返ったNHKスペシャルで、
宇沢先生が女性記者に向かって興奮して吠えてたのみて、
「元気やなあ、このじいさん…」
って思ってたけど、考えてみりゃ、
あれはもう四・五年前の話か… >>90
http://www.47news.jp/CN/201409/CN2014092601001371.html
経済学者の宇沢弘文氏死去 理論経済第一人者、環境でも活動
日本の理論経済学の第一人者で東大名誉教授の宇沢弘文(うざわ・ひろふみ)氏が
18日午前4時49分、肺炎のため東京都内の自宅で死去した。86歳。鳥取県出身。
葬儀・告別式は近親者で執り行った。喪主は妻浩子(ひろこ)さん。
経済成長のメカニズムに関する理論を確立し、「宇沢モデル」として世界的に知られた。
1983年文化功労者、97年に文化勲章。
行動する経済学者として有名で、環境問題でも積極的に活動した。
成長重視の日本社会を批判し、自動車公害の構造を分析した
「自動車の社会的費用」(74年)はロングセラーになった。
成田空港問題では対話路線に導く調停役を務めた。
2014/09/26 10:21 【共同通信】
http://img.47news.jp/PN/201409/PN2014092601001420.-.-.CI0003.jpg
哀悼の意を表します >>90
ほんとだ。9月18日か
弁当を日本酒にかけてお前食え、でかわりに食べた大学生という話、
懐かしい思い出話になった人もいるんだろうな。 宇沢先生の五月祭ポスター(天使に扮して一般理論を読んでいる)の画像、ないかなー。 >>99
腹のなかに言いたい事を抑えて、
宇沢先生の言ってた事、やっていた事が
自分の主張を支えるものであり、これまで
何度勇気づけられたかわかりません、
これからも辛いときは宇沢先生の励ましの
言葉を思い出し、がんばって構造改革を
やっていく所存ですといいそう ニュースで結構大きく扱われてたのが意外だった
経済学の世界では大ニュースだとは思うが世間一般でも知名度あったんだな >>101
おれも以外だった新聞の一面に載るとは思わなかった お亡くなりになってから新聞にのるまで10日くらいあったね 竹中平蔵は宇沢先生の足の爪の垢でも呑んで、自らの恥を懺悔すれば良いのだ。 宇沢先生が山小屋で何かを飲んで、宇沢先生が命を心配することも
あった原因を作った人もいる 数日前に宇沢弘文先生が亡くなったけれど、
数年前岩波の『世界』に内橋克人さんとの対談中、
竹中平蔵が設研時代に同僚の実証データを剽窃して論文を書いたことを暴露していた。
この時、宇沢先生が温情をかけずに竹中を葬っていたらと思わないでもない。 >>89 福岡正夫 福岡氏については、川又邦雄氏が面白いことを言っている。
サムエルソン門下の3馬鹿 ヘンダーソン クオント 福岡 。 川又氏曰く、福岡氏のたったの貢献 technical progressの訳語 技術進歩 >>113 宇沢先生が『始まっている未来』(岩波書店 2009年)で書いていた
宇沢先生のペーパーやサミュエルソンのペーパーを勝手に翻訳して大学の紀要に
載せたという“F氏”とは誰の事でしょうか?(推測でも構いません。)---このF氏
は福岡氏ね。と
福岡氏は宇沢先生が文化功労者に選ばれた時、「宇沢君が文化功労者なんだから
僕の文化勲章ももうすぐだな。」と悔しがっていた。 >>115
まさかなあ。福岡正夫さんは聖人君子だろ >>116 大熊一郎氏の方が悪評はなかったような。 晩年の宇沢さんは、経済学者であることをほとんど棄てた感じだね。
経済学にもううんざりしているという感じ。
自分の経済学者としての栄光には触れたがらない。 >>124
wikiみたらアローに呼んでもらったから経済に変更できたのか
数学続けてたらどうなってたんだろう? 宇沢先生ってただの変人のイメージが強い。
自分は小宮、根岸両先生の方が好きだった。 >>87
dictionary.goo.ne.jp › 国語辞書
ひょうせつ【剽窃】とは。意味や解説。[名](スル)他人の作品や論文を盗んで、自分のものとして発表すること。「他人の論文を― ... http://aya-uranai.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-e19a.html
↑
ココに出てくる「地母神」はまさに宇沢弘文の言う
ところの「社会的共通資本」のことだね。
社会的共通資本はPIGSを救う。伝統的に地母信仰が盛んだった
地域や文化圏(PIGS含む)は宇沢氏の言う社会的共通資本という
名の環境インフラを用いた社会システムと相性がいいかもしれない。
女性的な豊かさとも言える社会的共通資本と、男性的な豊かさとも言える
市場競争経済。その二つが上手に連携(マリアージュ)することでバランス
の取れた豊かさのシステム(経済文明)が構築できるかもしれない。 NHKのクローズアップ現代でやっていたけど、
宇沢ってただの馬鹿だね。
ただ、内橋みたいに、反経済の人間がいるから、
そういうやからが、神格化する。
宇沢がやっているのは、経済学じゃない。社会学だろ。 宇沢先生のお弟子さんは多いですね。大瀧先生もそうですね アメリカで公害問題など日本より先だってあったはずなのに
なぜ日本に帰って来て公害をみて、公害に関心をもって
そっちの方向にいってしまったんだろう? 夜中にテレビで宇沢特集みたいなのをやってたな
二部門成長モデルがマルクスの2巻を近代経済学の
立場から解釈したものと番組の声が言ってた。
日本に帰って来てから経済学やめたのかな?
成長論をやってきたことにたいして、日本に帰って来て
公害等の成長の歪みが大きくて自分が現実をみずに
アメリカ経済学をやってきたことにたいして反省を
したというようなことを言ってた。最適化というものを
否定していたよ。ベッカーをあげて。
人間の生活は経済学で書かれているようなものと違う
人間の経済学をやらないといけないと言ってた。 水俣病が起こったすぐあとには髭をはやしてなかったらしい。
宇沢も前期と後期にわけられるんだろうかな。ヒックスみたいだな 熊本大学の先生が、有名な宇沢先生がこられて
働いている人たちをみたときに、水俣病の原因はチッソの廃水が
原因ということをおっしゃっただったかな?で、
ちょっとみただけでそうおっしゃられたのでびっくりした、
さすが経済学者はちがうと言ってたなあ。
学園紛争があったころって青木正彦が学生運動をしている学生側で
活躍してたころじゃなかったっけ? >>134
二部門成長モデルがマルクスからの発想であることは
Macroeconomic Dynamics(2009),13,390-420でも述べているね。
>>136
青木昌彦先生は60年安保で活躍されたから、
宇沢先生が東大に戻られた頃とは時代が違うよ。 >>112
川又邦雄先生は辛辣なんですか?
ヘンダーソンやクォントは立派ではないですか 宇沢さんはシカゴ学派とは折が合わなくて
ケンブリッジ・サーカスの特にジョーン・ロビンソン氏と
親交をもって学術的にも共鳴するところが多かったんだろうね。
ジョーン・ロビンソン氏と宇沢さんの問題意識にはかなり共通点がある。 30年くらい前の宇沢先生は二回に一回は休講だったり授業開始時にケインズはクソッタレだとか毎回言ってて生徒からは拍手喝采だったよ >>141
宇沢先生がケインズのことを悪く言うとは思えないけど。 >>143
ケインズじゃなくて、フリードマンならわかるけど。 >>144
実は、激しく対 立していたとされるフリードマン氏とは「互 いを自宅に招く関係」
基本、言葉とか行動が強烈な人だから シカゴ学派と折りが合わない人がフリードマンと仲良しか なかでもシカゴ大で同僚だった故ミルトン・フリードマン氏には容赦ない。「危険な市場原理主義者で、米国経済学をゆがめた。真に受けて起きたのが08年のリーマン危機だ」
「経済学は人びとを幸福にできるか 宇沢弘文さん」
http://book.asahi.com/reviews/column/2013121100002.html M.フリードマンと宇沢弘文氏は意見は異なるが、その中は悪くはなかった。
家族ぐるみの付き合いをいている。日本に戻るのは極端な市場原理主義者
反ケインズ政治家の攻撃、米国経済学の劣化にいや気がさしたに過ぎない。
当時米国では、ケインズはマルクス、ダーウインと並ぶ危険人物とされた。
M フリードマンはマネタリストだが基本的にはケインズの影響を否定していない ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています