おすすめの経済学の本 18冊目 [無断転載禁止]©2ch.net
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シムズ「物価水準の財政理論(FTPL)」はゲゼルの減価マネーと共鳴すると思っていたが、
すでに同じような指摘をする日本人学者がいた。しかも実際的である。現代経済学における
数少ない希望ではないか?経済学は80年かけてケインズ一般理論#23(ゲゼルへの賞賛がある)へと還ってきた…
岩村充(1950~)FTPL関連:
http://www.f.waseda.jp/iwamuram/files.htm (http://www.nowcast.co.jp/news/2)
参考記事:
週刊エコノミスト2016年8月2日号
ヘリコプターマネーは既に現実 予期せぬ“出口”への備えが必要=岩村充
https://www.weekly-economist.com/2016/08/02/ヘリコプターマネーの正体-予期せぬ-出口-への備えが必要-2016年8月2日号/
https://www.amazon.co.jp/dp/B01IVFVOGY/ 30~33頁 国債永久債化プランの真意 岩村充
代表的著作、
新しい物価理論―物価水準の財政理論と金融政策の役割 (一橋大学経済研究叢書) – 2004/2/20
渡辺 努 (著), 岩村 充 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4000097288
ゲゼルの復活を準備する上記は重要文献だ。
(シムズ「物価水準の財政理論(FTPL)」に関する数少ない体系的解説を加えた邦語文献でもある)
残念ながら入手困難だが、以下の優れた書評(要約)で内容を把握できる。
http://necochan.com/2015/03/22/ほとんど理想的な貨幣システム/
http://necochan.com/2015/03/22/%E3%81%BB%E3%81%A8%E3%82%93%E3%81%A9%E7%90%86%E6%83%B3%E7%9A%84%E3%81%AA%E8%B2%A8%E5%B9%A3%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0/
ゲゼルの減価マネー関連:
岩村充 『中央銀行が終わる日―ビットコインと通貨の未来―』新潮社2016 #4:3
https://www.amazon.co.jp/dp/B01L1DYU96/
この『中央…』は体系的ではないのでやはり『新しい物価理論』の改訂新版が待たれる。 猪俣けんたろうはフクシマ出身…
彼は阪大経済学博士取れるかな? ニールウォレスが今月末に慶應で講演するらしい
どうせならロバートルーカスを呼んてほしい
宇沢弘文の遺影に手をあわせてほしい >>129
経済学的に考えると、遺影に手を合わせる行動は
ATPの無駄な消費になるので、すべきではないという結論となる >>131
現代社会に生きる知的階級の人間でありたいならば、文系であろうと高校レベルの数学と理科の主要な内容ぐらいは全部理解しておけ
アデノシン三リン酸のことでその中の化学結合(リン酸同士の結合部分)にエネルギーを蓄えており、
生命反応におけるエネルギーの共通通貨と言われたりする(細胞内で行われる化学反応の中で
エネルギーを必要とする反応=吸熱反応はATPを消費する=ATPに蓄えられた化学エネルギーを使うことで
反応が遂行されるケースが非常に多い、ということ) ルーカスは横綱
サージェントは大関
ウォレスは小結
駒沢の江口ま幕下 超重要
駒沢の江口も定期試験に必ず出す
駒沢の江口の修士の指導教官は栗林世
駒沢の江口の博士の指導教官は吉野直行
阪大の猪俣けんたろうもタジタジ 奥野先生の新しい教科書ってどんな感じ?当方田舎民で実物見れないんだ. 確かに経済、経済学やるなら高校卒業程度数学的知識を有した方がよい、というのは分かる。
ただ、今はミクロやマクロの授業聴いてりゃあ判るけど、あんまり数式を用いないんだよね。
グラフとモデルを説明して、現実の経済メカニズムに応用出来るか否か、みたいなスタイルが多い。
たまに数式フェチの教員が居て、ビッシリと数式を延々を書くものなら、少なくない学生から「わかんないよ」
だからねw それ、はしがき立ち読みしたら、これまで受験で数学が課されてる学校で教えてたけどFランに来たから教えるのに苦労したみたいなことが書かれててワロタ 奥野鈴村は名著だ
俺はホソヤユウキのようなエコノミストになるためにこれを読もう >>141
分かんないなら、粛々と不可にすりゃいい >>131
生物がグルコース(ブドウ糖)をエネルギーとして使う場合、細胞内の
解糖系→クエン酸回路(TCA回路)→電子伝達系という代謝・生化学反応で
最終的に「アデノシン三リン酸」(ATP)という物質になって、その高エネルギー結合に
貯め込まれたエネルギーを使って、運動とか、細胞や個体レベルの活動を行う
なので、何か行動したり、思考したりする場合、糖分を消費するわけだが
その糖分を使う場合、具体的な化合物としてはATPを消費することになるんで
将来、生物学と経済学が統合されたら、「この行動は何ATP消費、金銭に換算すると何円」
みたいに、エネルギー消費の単位としてATPを介在させて、金銭的価値として定量的に議論できる可能性もある 普通に環境なんちゃら学のたぐいなら生命圏生態系と文明システム経済システムも
関わり合いのあるダイナミックシステムとして統合されてたりするし フランソワ・ケネー - Wikipedia
…ケネーの考えは1628年にウィリアム・ハーヴェイによって再発見された血液の体系的
循環で形成されている。ケネーは解剖学の銅板を刻むことで勉学の資金を調達していた
ため、彼は内科医が何について話しているかを理解していた。…
…彼[ケネー]は商品の経済循環が肺循環を省いた血液循環と同様であると考えた。ラヴォア
ジエの酸素に関する実験は、少し後で始まった。ケネーは心臓が器官のために特別な重要性
を持っているのと同様に、農業が社会と経済の制度に特別な重要性を持っていると考えた。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/42/Quesnay_Tableau.jpg
経済表 Tableau economique, 1965
…
彼の『経済表』の中でケネーは、地主階級(貴族と僧職)は農業と工業のサービスを得るが、
土地を農民に賃貸することは別として何も生産することなく、職人は自分が生産したものと
同じだけのものを農業と他の職人に支払い、唯一農民だけが、生産費を補充し、地主階級と
職人達に供給した後で純利益を保有したことを示している。
…
中国の思想と概念がケネーに与えた影響を忘れるべきではない。生前彼はヨーロッパの孔子
として知られていた。レッセフェールの教義とその名 前さえもが中国の無為の概念に啓発
されたものかもしれない。 もっと生態学っぽいマクロ経済学にできないの? [無断転載禁止]
http://mint.2ch.net/test/read.cgi/economics/1470344869/
普通に経済学と生態学、エコノミクスとエコロジーはゲーム理論をミクロな基盤として統合できると思う。
新歴史制度学派な「制度」のESSナッシュ均衡との同一視と
生態学的地位いわゆるニッチもESSナッシュ均衡だし
まったく同じものと捉えてもいいような気がする。 三菱電機は年俸1億円以上の役員が23名もいます。
生涯賃金が高い就職先候補に 三菱電機も加えてください。 ドウリングと経出るはこのスレではかなり似たようなレベルとされていると認識しているんだが
書き方や説明等、どちらの方が初学者に優しいかな? 「周りの人が皆、理性を失って浮かれている時に冷静でいられるなら、すべてはあなたのものだ。」 >>159
> 情報熱力学と経済学の統合を目指すべき
情報熱力学そのものではないが、現象論としての熱力学に対する実在論(アトミズム)的な対応理論である統計力学でも
特に相転移の統計力学の概念や理論を経済学に適用したのが経済物理学だ
実際、経済物理学 Econophysics を最初に提案したスタンリーは相転移や臨界現象の物理の専門家だ
経済物理学は日本語の解説書(例によって高安あたり)や向うの専門書の翻訳なども出版されて
一時は流行りそうな勢いも見せたんだがその後はどうなったのかねえ >>164
> あれは経済ではないらしい。物理屋さんのお遊び。
ただ、経済学者が言うところの経済学では予測どころか定式化も困難なバブルの崩壊のような相場の大きな転換点を
統計力学における相転移の理論の転用で予測可能になるってのがあれの売りなんでしょ
まあ話というかアイデアとしては面白いよね
つまり市場参加者たちの欲望、つまり多数の人間の心に基づく主体的な活動で動いているはずの相場というものも
参加者が多数であればあるほど心のない単なる物理的な対象を扱う統計力学で捉えて予測できてしまうという発想は
つまり心を持って能動的に判断しているはずなのにそういう人間が多数集まるとそいつらがどう判断し行動するかは物理学的手法で扱い得るって着想がさ なんかよくいる経済学アンチに心理学とか人間心理の奥深さに変なロマン持ってるやつって居るよね。
そんな御大層なもんだと妄想できるのも一種の酷い自惚れだよね。
仏教なんかだと一番どうしようもない迷いと規定されてる類の。 なんかよく分からないけど(ここって経済学の本について話すとこだよね)160について教えてくれないか >>167
とは言うものの従来の経済学での大前提としていたのは経済主体が完全に合理的に行動するなんてのも
一種の宗教同然の根拠のない信仰に過ぎず現実の経済現象の実態とはかけ離れているという現実があるからこそ
行動経済学のように人間心理とそれに基づく行動を経済現象の理解・分析に取り込む必要が生じてるわけで
経済現象が人間という欲望と間違いの塊の行動の結果として織り成される以上は
やはり経済学は(経済学を建設した人々が目標とした)物理学のようには綺麗に定式化できないし
強引に定式化すれば現実とかけ離れてしまって役に立たない無意味同然な理論と堕してしまうんだよ まず心理学から学ばなきゃ
そして行動経済学と進める >>170
合理的がーっていうけど、バックグラウンドの選好については自由度が高いから、多分そこまで大層なことにはならないと思うよ。
行き着いた先に、特定の心理学の法則に従って動く個人と、特定の選好に従って同じように動く個人とを見分けることができるのかって不毛な問題も待ってるし。 心理学で市場における需要と供給の関係を説明できるの アダム・スミス国富論1:11:2
《食物にたいする欲求は、各人において、人間の胃のせまい能力によって制限されている…》
“The demand for food is limited by the capacity of a man's stomach." 学説史的には心理学より行動科学の系統なんだよ主流の経済学は。
このスレとかでもよく見る俗流の心理学はフロイトとかユングの寝言性欲臨床心理学のことでそういうファンタジーが大好きな業突く張りで我が肥大した尊大で不勉強な連中だろうからな。経済学に心理学が取り入れられてないとか必死で叫ぶ連中は。 >>177
経済学の代表的な理論、ゲーム理論におけるナッシュ均衡なんて、
心理学的側面はあるだろ。
価値がありすぎて(自分が手に入れるのは無理だと思うから)
結果、誰も手を出さないってのを数式にしたたけだろ?
ヤフオクとかでよくある光景だよね。 我の張った業突く張りより社会的「信用」制度の方がずっと尊い。 >>184
わからんww
調べても難解な数式出てきたな・・・。
でも、心理学とか分析医学は、歴史が長くなれば、人間の利では証明できない
行動を統計的に分析できるから有益なんじゃないの?
一般教養で経済学取ったけど、コレって完全に理系の分野じゃね?ってくらい
微積必須だったなぁ。 自我の起源の説明も基本ゲーム理論使う進化生物学が将来解明するだろうし心理学はあんまし存在意義などない。 >>179
その行動科学もたぶんに現代心理科学の範疇なんだよなあ 俺は経済学帝国主義者というよりゲーム理論帝国主義者なのでゲーム理論ベースの行動科学が主流になるのは喜ばしい限り。 あんまり知識や教養がないとゲーム理論の活躍する分野やその重要性がぴんと来ないかもしれないね。 主流派の限界効用説そのものが心理主義だとも言えるだろう。
そうではないのは、リカード・マルクスの労働価値説やスラッファ。 >>191
>>195
人文のどうでもいい分野が鼻くそ付けて回って自分のものだって宣言して回る心理を心理学ではどう分析するのかな?
夜郎自大ってやつかな? アダム・スミス国富論、1:10:1
《もうけの機会は、各人によって、おおかれすくなかれ過大評価されるのであり、損失の機会
は、たいていの人によって過小評価され、そして、一応の健康と活気をもつ人ならだれでも、
その値うち以上に評価することはめったにない…》 >>176 限界効用
>>198 行動経済学
FTPL(物価水準の財政理論):
《ある君主が、かれの税の一定部分は一定の種類の紙幣で支はらわれなければならないと
いう、法令をだすとすれば、かれはそうすることによって、この紙幣に一定の価値をあたえ
うるであろう。》アダム・スミス国富論2:2最終部 世界の大思想版
比較優位:
《もしある外国がわれわれにある商品を、われわれが自分でそれをつくることができるより
もやすく、供給しうるならば、われわれがある利点をもっているやりかたで使用された、わ
れわれ自身の勤労の、生産物のある部分をもって、彼らからそれを買う方がいい。》同4:2 >>164
経済学者でも伊藤隆敏先生や吉川洋先生が最近経済物理やってるよ 関東学院大学の細矢センセにノーベル賞あげたい
三菱経済研究所時代に彼の書いた効用関数測定にノーベル賞あげたい 経済学徒としてはアダムスミスの国富論は何度も読み返す聖典
そして心理学を学び行動経済学と進む 薄汚い仕組みを変えたかったら、正義感に縛られて動きを不自由にするな。
善も悪も全部取り込んでしなやかに動け。そうやって蓄えた力でいつか本物の悪を叩けばいい。
<そんなの屁理屈ですよ>
そうかもしれん。だが何もかも一気に変えることなどできやしないんだ。
目指す場所を見つけ傷付きながらでも進むしかない。 「私は持っているテクノロジーのすべて引き換えにしても、ソクラテスとの午後のひとときを選ぶね。」 例題で学ぶ入門・経済数学〈上〉 | エドワード・T. ドウリング 1990
https://www.amazon.co.jp/dp/4895013820/
旧版は格安だがISBNを調べて打ち込まないと出てこない 門外漢なんですが江口さんはどの江口さん?江口允崇さん? >>213
yes
江口が三菱経済研究所から出してる青い本読んでごらん 質問です。
「厚生経済学の基本定理」というのを理解したいのですが、まったくの素人(当方は非経済学部出身)から、神取ミクロを読むことでこれは理解できますか?
他に読むべき本などありましたらご教示ください。
なお、数学の素養は大学受験レベルです。どうぞ、よろしくお願いいたします。 >>215
数学的には問題ないと思うがいきなり神取さんのは早いと思う。
マンキューミクロか公務員の石川とかがいいと思うよ。
これらの本は見た目分厚いけど中身がやたら丁寧なので、それほど鬱陶しく感じない。 試験受けるわけでもないのに石川秀樹みたいなマニュアル本を読むのは面白くないし時間の無駄遣いだと思う
安藤ミクロ→神取ミクロをオススメする >>216
ありがとうございます。石川先生のは動画もあって良さそうですね。
速習石川⇒神取ミクロと進んでみたいと思います。 >>217
あら、安藤先生も見てみますね。ありがとうございます。 結局ミクロもマクロもマンキューが無難か
その次はミクロ経済学の力、ゲーム理論の力、データ分析の力に進むと アメリカ人の書いた教科書はくど過ぎて個人的には好きではない 翻訳記事:「ナショナルエコノミー」–人口は力か重荷か
http://spa-game.com/?m=201608 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています