「嘘の制約」っていうけどさ、それも重要じゃね?

たとえば、「人権」「社会契約説」だって嘘の制約。江戸時代、そんなものはなかったし、将軍と武士と農民・商人は同じで無いし、誰もそんなこと思いも付かなかった。
だけど現代では、そういうものがあると「嘘の制約」を本当と思っているから、社会が回っている。
もっといえば、「神」「仏」とか、宗教・道徳もそう。

「税が財源」というのもそうで、そう思っているからみんな仕方なしにせよ、納得して税金や社会保険料を払っている。
それを嘘といったら、社会・経済が回らなくなる危険性に無頓着だと思う。

「人をなぜ殺してはいけないのですか?」
神も仏も本当はいない、人間が勝手にそう決めただけ、というのは正しいけど、それを学者が言うのはいいけど、みんなそう思うとまずいでしょ、ということ。