自民党の利権政治家の人とか、MMTの人が出す公共投資のグラフって、
みんなインチキなんだよな。

っていうのは、日本が公共投資をガンガン増やして、しかもリーマンショックで
ほんとに国内の企業が瀕死になった。
トヨタの工場が止まり、車関連は鉄もアルミもゴムもプラスチックもカーナビの
半導体も液晶も瀕死になり、部品を運ぶ運輸も壊滅。
広告業も壊滅、それらの何千社の従業員が行く定食屋も床屋も百貨店も
潰れて、景気が最悪。
だから、対策で公共投資を、歴史的な規模で増やした。

で、たいていのグラフが、その日本の最大値をグラフの起点にするわけ。
だから下がったように見えるだけ。
でも、日本の借金は、公共投資を減らしても、世界最大で激増を続けてるわけで、
結局、とんでもない借金を今減税も増やして増やして増やしまくってる。

じゃ、どこにばらまかれたかっていうと、国民の財布に入ったのよ。
当時は人がすまない山奥に道路が作られい、作っても損するから意味がない
田舎の新幹線が政治家の選挙のために作りまくられ、結局、国民の財布には
入ってこなかった。
で、平成の後半になると、国民が貧乏になるのに無駄な公共事業が、政治家の
地方票を稼ぐためにばらまかれたのが、国民から猛批判を浴びまくった。

で、平成の後半になると、公共投資を天文学的なレベルで増やしても、景気が悪化するし、
経済もまったく成長しないから、そのお金が、個人の年金や医療費の社会保障に入った。
減った公共投資は20兆円減ったが、政府最終消費支出は27兆円増えた。

まあ、簡単にいうと選挙対策で土木業者に入ってた、天文楽器的なお金が、
年金や医療費の国民の財布に、直接張ったってこと。
だから、バラマキ派の人がかなざる出す、公共事業の推移のグラフって、印象操作の
グラフでしかないのよ。