>>699
> 国債がいくら増えたところで金利の上昇(国債価格の下落)の原因にはならない。
> 仮に取り付け騒ぎの様なことになったとしても日銀が国債を買い取る準備預金増で対応可能

それは現実社会をまったく理解してないわ。
今は、たまたま日銀が異次元緩和で、無尽蔵に日本国債は日本株を
買いまくってるんだから、金利が上がらないのがあたりまえ。
さらに、米中対立があって、その後にコロナの景気後退があるから、金利が
下がる原因がすべて揃ってる。

でも、住宅ローンの相談窓口に言ってみ。
すぐに言われるのが、異次元緩和は、永遠に続けられるわけがないから、住宅
ローンを組無時には、将来の支払増加を予想しとけよ、って必ず言われる。
しかも、銀行は将来必ず金利が上がると予想してるから、金利が上がると
利益が増える変動金利を必ず勧める。

企業の財務担当者も、異次元緩和が続くなんて思ってないから、異次元緩和で
超低金利で資金を調達できるときに、限界まで社債を発行して、今の
うちに調達しまくって、過去最大まで激増させている。
さらに不動産業界は、超低金利で天文学的な資金をとっくに調達してて、
不動産融資額は、都区内の土地の価格で、アメリカ前後の土地が買えたって
言われてるバブル期の融資金額をとっくに越えた。
そのくらい企業は全員、将来の金利上昇を予想してる。
まあ、コロナ騒ぎが一段落すると金利は戻る。

それにいくら増やしても金利が上がらないのは、日本の年金制度のせい。
日本では平成で老人が3倍以上に膨れ上がり、事実上、年金制度が維持できず
借金でも払っている状態。
で、老後に−3000万円は貯金してないと、ホームレスになるって言われてるから
国民は消費しないで、老後の貯金に積み立てる。
だから、個人資産が1840兆円になって、一家族平均で、3400万円の金融資産を
持ってるのに、それを使えかいから、市中の通貨が増えない。
だから国民の不安が、インフレを回避してるのと同じ。

それと、もうわすれてる人がいるが、日本国債は80年代以降に、すでに5回も
暴落(金利上昇)してるし、特に2003年の暴落は、用語辞典にすら、
日本国債の歴史的な大暴落って、解説されてて、全世界で、何千件も臨時
ニュースが流れるくらいの大事件だった。
これは一つの銀行が一回だけ日本国債を買わなかったことで、他の銀行も
追随して、売りが売りをよぶ大暴落になったが、日銀が止められるような
状況ではまったくなかったのは、だれでも知ってること。
で、当時は、財務省が、この暴落は、日銀にも止められないし、さらに続いたら
やばすぎるっってことで、当時使ってた通貨を使えなくして、新紙幣に切り替えたときに、
貯金を下ろす制限のシステムまで開発さいたことがバレて国会で大問題になった。
また、2012年も大物政治家が景気対策で借金を激増させるって発言しただけで
国債の急落が起こったっが、日銀なんか止められるわけがない。
5ちゃんの中の抽象論って、現実の過去に起こったことを全部無視しすぎ。