>>867
>政府支出そのものに金利を押し下げる効果があったから

ぜんぜんそんなことはない。
金利が上がらない理由は単純に日本の経済が成長できなくなり、物価が上がらなく
なり、しかも給料が平成の30年で、社会保障の負担が増えて手取りが
減っってるからだよ。

収入が減ってるんだから消費は増えない。
経済が成長できなから給料は上がらないし、国民はお金を使わず、貯金をする。
しかも、日本は働かない老人が3人に一人になって、4300万人を、
働いてる人が養わないといけないから、年金も医療も危機状態。
で、老後までに、貯金を2000万円や3000万円も持ってないと年金が不足するし
医療も介護の負担も増えるから、国民は老後のために1000兆円の貯金をしている。

で、その1000兆円が、老後のために使われないから、個人の金融資産が1840兆円も
あっても市中で流通しない。
だからインフレにはならない。

逆に政府の支出は日銀が世界最大に日本国債を買いまくって、国債の価格を吊り上げて
長期金利を下げてるから上がらないのよ。
で、日銀が鬼のように日本国債を買う前は、日本国債なんかしょっちゅう急落して
金利は上がってたし、政治家が借金を大幅に増やすぞ、って言っただけで金利は
上昇し国債は急落した。
なんせ、日本国債なんか1980年以後だけで5回も暴落(金利上昇)してるんだから。
で、小沢一郎っていう力がある政治家が、景気対策で借金を激増させるって言った
だけで、小沢ショックという国債の急落(金利上昇)事件が起こった。

>a.政府が100兆円支出する
>b.国債を100兆円発行して市中銀行に売る

これもひどすぎる大嘘。
国債のしくみをまるっきり理解していない。
こくいうプロセスを理解してるかい?

日本は働かない老人の国になり年金は足りないし、どんどん減る。介護の負担も激増。
      ↓
だから国民はお金をまったく使わないで、老後のための貯金を1000兆円も貯めた
      ↓
その1000兆円は企業への融資に使われ、余った分で日本国債や外債を銀行が買う
      ↓
その個人の貯金で銀行は日本国債を買う
つまり個人のお金で国債を買ってる
      ↓
でも低金利だから銀行は日本国債をどんどん減らしまくって変わりに日銀が買ってるだけ。
      ↓
でも財政投資をやっても経済が成長しないし給料も増えない
      ↓
国民の銀行金利はゼロで、物価が1パーセント上がってるから
国民の貯金の価値は毎年10兆円減り、10年で20兆円、30年で30兆円減る。