>>878
> 日銀当座預金(俺が準備預金言ってたもの)が政府支出によって増えるけど
> ここの影響はなんもなし?なぜ?

だから準備預金ってのは、銀行が貸し出しをする時の保険みたいな
もので、それはパーセントが決まってるから、増えない。
で、そんな基本的なことを知らないってことがありえんことだから。

政府支出で一時的にGDPは増えるが、昔の日本が経済成長してた時代は、
乗数効果があって、たとえば高度成長時代は、高速道路を作ると、
自動車販売が増え、トラックが増えて物流企業ができて、経済が成長
したが、平成の公共投資では、すでに乗数効果はなくなり、地方の新幹線も
経済効果がマイナス。
ダムも昔は、水力発電で電気代が下がりい経済効果があったが、いまの日本では
作る場所なんか全部できたから、新しい場所に作ると、下流のダムの発電量が
減って、経済効果もマイナスになった。

それと国債の基本的なしくみを理解してないけど、こういうプロセスなのよ。
こんなの高校生の経済で習うことだろうが。

平成で年金が崩壊状態で、どんどん支給年齢が引き上げられ、金額が下がった。
で、老後までに国民は2−3000万円貯金を持ってないと、年金では不足し、
老人でホームレスになる状況
      ↓
だから国民はお金があっても使えない。老後の貯金を何十年もかけて必死に増やした
      ↓
それが銀行に1000兆円積み建てられている
      ↓
銀行はそのお金で融資するが、余ったお金で国債を買う
      ↓
つまり公共事業の財源は国民の個人の貯金
それが減って、道路工事に使われるだけ 
つまり個人が自分お金で、日本全国に使われないダムや道路を作ってるのと同じ。
      ↓
でも公共投資をやっても経済は成長できない
      ↓
国債の金利もゼロで、でも物価は上がってるから、国民が老後のために貯金した
1000兆円は毎年10兆円消えて言ってて、老後の20年後には100兆円も
個人の資産が減る。結局、個人が負担、
     ↓
ゼロ金利の国債を銀行が買っても儲からない。
だから銀行は国債をガンガン日銀に売ってしまい、天文学的な規模で国債保有を減らした
     ↓
それを全部日銀が買った。
だからちょっとでも金利が上がると、日銀が簡単に債務超過するくらいのリスクを背負い込んだ。