0001名無しさん＠お腹いっぱい。
2023/03/04(土) 23:21:54.35ID:oCvDB3uZ〈主要な経済理論のグループ〉
・Modern Monetary Theory（現代貨幣理論）→異端派 ランダルレイ等
ポストケインジアンの一部や経済関係の実務家プロパー等が提唱。
リフレ派を会計的事実を基に批判するが、MMTの理論の一部を財政リフレ派がつまみ食いしたことで、最近では、何がMMTなのか神学論争の様を呈している。
・リフレ派→主流派 ベンバーナンキ等
ニューケインジアン左派等の主流派の経済学者が提唱。
主に経済を金融緩和によってリフレ状態に導こうとする。上げ潮派とも呼ばれる。統計的事実を基に財政再建派へのアンチテーゼとして登場するも、MMTや財政リフレ派等から批判されることとなる。
・財政リフレ派→非主流派 ジャネットイェレン等
ニューケインジアン極左等の非主流派の経済学者が提唱。
特に経済を財政出動によってリフレ状態に導こうとする。高圧経済とも呼ばれる。積極財政による救世的な経世済民を目指す。世間一般では、この派閥をMMT派と呼ばれることも多い。
・財政再建派→本流派 ローレンスサマーズ等
ニューケインジアン右派や新古典派、合理的期待形成学派等のかつての本流的な経済学者が提唱。
財政破綻の可能性を主張。日本では、リフレ派が経済ハト派と呼ばれるのに対して、財政再建派は経済タカ派と呼ばれ、経済理論の二大派閥を形成している。最近では、中小企業の淘汰や集団自決による生産性の向上を主張したり、極端な理論に走る面も目立つ。
